1. ブロークン・フラワーズ
で結局なんなんだ!というのは野暮な類の作品なのだろう。それが分かるだけに、で結局なんなんだ!と思ってしまうことがこの作品がもう一歩であることを象徴してしまってもいる。 [映画館(字幕)] 5点(2006-05-30 00:32:58) |
2. ミリオンダラー・ベイビー
イーストウッドの前作「ミスティック・リバー」と同様に、本作も最終結論は観客に委ねられた。ことの是非を描かない映画は少なくないが、これまた前作と同様、そうそうたやすく結論が出せない代物に仕上がっている。女子ボクサーという設定こそ目新しいものの、前半、いや4分の3はまあありきたりなサクセスストーリーが進行し、ふーんこれがオスカーかー微妙ーと思っていると最後の30分でひっくり返る。あまりに濃すぎる超濃縮ドラマを突きつけ、そのまま唐突にエンドロール、直後は何も考えられず、しばらくたって解釈についてうだうだと頭を巡らす。後引くという点ではなかなか興味深い構成だが、それでもそうたやすく意見を述べさせてくれない負の重厚さが、私をイーストウッドから遠ざける。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-21 22:39:54) |
3. ヒート
夢の競演つーのは一緒に写ってなきゃなんの価値もない。つーかほぼ「競演」してないじゃーん。こういう形式をとることを決めたのは監督?プロデューサー?演者?大道具さん?いずれにせよパチーノとデニーロを擁してこの展開はなんともかんとももったいないというかなんというか。映画自体がまあまあおもしろいのでどうでもいいっちゃあどうでもいいが。そしてバルキルマーのなんとも人間臭い演技がよいね。 5点(2004-09-26 01:42:55) |
4. スカーフェイス
感情と行動が直結してしまう、なんとも不器用なモンタナ。そんな男の転落する様は、観ていて「あーあ」、みたいな呆れというか諦めも含んだ切ない気持ちになる。アルパチーノは当時40位だっけか。最近は余裕かましてどれも同じような演技だが、この頃の鬼気迫るがむしゃらな感じこそアルパチーノの真のかっこよさなのだといいたい。 7点(2004-08-29 09:56:24) |
5. コンフェッション(2002)
前にすわっとったカップルがペチャクチャうるさくてよう、更になんかずっとバリバリくってるしよう、全然集中出来んかったようまったくよう。そんなんだったらわざわざど真ん中にすわんじゃねえよこのアンポンタン!つーかホカポンタス!お前なんかホカポンタスじゃ!え?ああ映画ね。ちっとスタイリッシュに撮りすぎ。もっとオーソドックスに撮ったほうがよかった気が。まあジョージクルーニーも自分独自のカラーみたいのを出したかったのかもしれんが。 3点(2004-08-22 13:24:32) |
6. M:I-2
冒頭のロッククライミングからしていきなりアドレナリン全開バリバリ、ロンゲをなびかせ縦横無尽に駆けずりまわり、バイクをかっとばすトムクルーズはなんてスターらしいスターなのだろう。まあこれは絶対に大画面でみないと面白くない。 6点(2004-08-22 13:14:33) |
7. ホーム・アローン
小学校のとき観て、腹がよじれる程笑った記憶がある。いまみたらどうなのだろう。まあみないけどね。 5点(2004-08-22 13:08:17) |
8. プライベート・ライアン
てまえみそにもほどがあるぞ 1点(2004-08-22 13:04:16) |
9. バック・トゥ・ザ・フューチャー
ドクの語り口に象徴される、速いテンポのストーリー展開が非常によろしんじゃないでしょうか。 7点(2004-08-22 13:00:35) |
10. カリートの道
ショーンペンが如何に優れた役者であるかが分かる作品。 7点(2004-08-16 14:20:09) |
11. メメント
逆回転ならではということでかなんだか知らんが、物語の軸とはまったく関係ないプロットを何個か入れてるのがこの上なく蛇足。もっといってしまえば、逆回転が利いてくるのは結局最後だけ。まあなかなかハンパじゃない利き方であるのは確かであるにしても、この手法自体にはものの10分もすれば飽きる。そこからオチまで、なんとなく期待しながら観続けるには、2時間はちと長い。 5点(2004-08-16 14:16:09) |
12. シザーハンズ
エドワードがあのジョニーデップであることを知ったのは観てから随分あとのことでした。 5点(2004-08-16 13:25:55) |
13. レオン(1994)
なにがキライってポートマン嬢がマドンナやらなんやらのモノマネするとこがキライ。 3点(2004-08-16 11:48:24) |
14. スパイダーマン2
正体バラしすぎー 6点(2004-08-16 10:36:41) |
15. ロード・トゥ・パーディション
トムハンクスは殺し屋にみえねー 4点(2004-08-08 22:38:49)(良:1票) |
16. タイタス
監督デビュー作としてはあまりにも会心の一撃。シェイクスピアの中でもタイタス・アンドロニカスに目をつけ、サーアンソニーを迎え入れ、更にありきたりになってきた感のある古典劇の現代へのリミックスをケレン味たっぷりにやってのける。全てがうまくいくとはこういうことをいうのだね 9点(2004-07-24 17:35:18) |
17. エレファント・マン
開始30分のタイミングでメリックの姿を出してくる所がなんともはやかんともはや。ありきたりなストーリーもリンチが普通につくるわきゃあない。といっても一見普通な感じはする。そんな中随所に監督の世間への倒錯した視線を感じる。 9点(2004-07-24 17:04:36) |
18. レクイエム・フォー・ドリーム
自業自得ながらあまりにも哀れな3人の顛末が、スタイリッシュを貫いた演出によってより絶望的になる。ダーレンアロノフスキー監督、ブラピ主演のやつ、復活希望! 9点(2004-07-24 16:42:56) |
19. ゴスフォード・パーク
なんかねえ、よくわかんなかったよ。 2点(2004-07-24 16:23:54) |
20. ギルバート・グレイプ
評価がべらぼうに高いようだが、あんまり好きじゃない。何が好きじゃないってギルバートが好きじゃない。家族の面倒みるのは当然じゃ、別にえらかあない。家族を捨てて自分のしたいことをするのも悪いことじゃあない。一度きりの人生、したいようにするのは当然。それを、これみよがしにドラマチックにやっちゃって、非常に目障り。唯一の救いはジュリエットルイスの他の作品ではまずみることのできない爽やかさ。しかしそれもギルバートにかっさらわれ、フラストレーションは高まるばかり。 3点(2004-07-24 16:06:47)(良:1票) |