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1.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
「イラクには大量破壊兵器などなかった。」ほかの方もいわれているように、なにをいまさら、と盛り上がらない。それも、正義漢と小悪人の暗闘のドラマに、歴史を矮小化してしまった。もともとの茶番劇をもうひとつ茶番劇にしたような、二重の茶番劇でした。
[DVD(吹替)] 3点(2011-02-03 18:43:51)
2.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
ほかの方々も指摘されているように、アメリカ先住民(いわゆる「インディアン」)から土地を収奪する白人、それが先住民側に寝返る話は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、アメリカ軍が圧倒的な兵器で前近代的な国を攻撃する話は、ベトナム戦争を題材にした『地獄の黙示録』、森の生きものたちとの交流や自然の力に目覚めるところは『風の谷のナウシカ』、モビールスーツは『ガンダム』、......など、これらを足して割って、3Dにしました、という映画とみた。それでも、観る者をときに応援する気持ちにさせたり、ちょっと泣かせたりするところは、この監督の力量だ。ただ、最後に頼るものは結局、武器なんだな。
[DVD(吹替)] 7点(2010-12-10 11:25:27)
3.  カプリコン・1
うーーん、今観ると、話のそもそもの動機に不十分さを、後半のアクション劇の展開にムリヤリさを感じて、いまいち楽しめなかった。当時の都市伝説の映画化自体、しょせんキワモノだったのだとさとった。
[DVD(字幕)] 4点(2010-11-20 17:19:11)
4.  未知への飛行
キューバ危機(1962)の2年後の作だけあって、当時の一触即発の、ピリピリした、いつ核戦争が勃発してもおかしくない世界状況の雰囲気が、よく伝わってくる。この頃と比べると、今はずいぶんと世界破滅危機の不安を感じなくなったものだ。ソ連が崩壊して、冷戦がいちおう終了した、ということになっているからなのだろうが、はたしてフェイルセーフは万全になったものやら。それに、中国・北朝鮮は......。と思うと、ひょっとするとわれわれは、明日のことも知らず、のほほんと暮らしているだけなのかも......。そんな気に十分させる映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2010-11-18 05:16:50)
5.  ニック・オブ・タイム
「劇の時間が観ているリアルタイムと一緒」というふれこみで、TSUTAYAがおススメ「発掘良品」の棚に、「知る人ぞ知るこの2本」のうちの一本として並べていたので借りてきたところ、なんだ昔一度観たことのあるものだった。それくらい印象の薄い作品。いかんせん、根本的にプロットに無理がある。もし自分が暗殺側だったら、こんな面倒で、危険の多いやり方は絶対しない。観客にハラハラさせてやろうという、はじめの企画段階からの意図が見え見え。なるほどハラハラはさせるだろうが、薄っぺらな作品。
[DVD(字幕)] 3点(2010-11-12 03:48:24)
6.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 
 一言でいえば、「くっさい」映画(「くっさい」は関西弁で、「臭い」の強調形)。公開当時の日本の若者は、これに胸躍らせたのかもしれないが、今観ると、くさいだけ。これぞサブカルチャーとばかりに、WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)以外の移民の子弟たちが登場するのだけれど、ここでは中流以上のこぎれいな若者たちにしかみえない。しょせん、ニューヨーク版ロミオとジュリエットがやりたかっただけ。音楽のレナード・バーンスタインは、これで一世を風靡したわけだが、家族と自分のより良い生活のために、商業主義とわりきって仕事したのは見え見えで、これをいつまでも代表作扱いされては、バーンスタインもさぞかし不本意だったろう。ついでながら、黒澤明の『用心棒』や『椿三十郎』の、あの軽薄な佐藤勝の音楽は、これが元ネタだったんだ、とわかりました。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-10-30 12:19:30)(笑:1票)
7.  わが谷は緑なりき
ひさしぶりで観た。4、5回は観てると思うが、やっぱり素晴らしい。ジョン・フォードというと西武劇が有名だけれども、最高傑作はこれにまちがいない。ジョン・フォードの映画は、なんとも男っぽいが、笑いの要素もあって、どこか黒澤明と通じるところがたしかにある。それから、モーリン・オハラの凛とした美しさが素敵だった。
[地上波(字幕)] 10点(2010-10-19 15:10:10)
8.  Mishima: A Life In Four Chapters 《ネタバレ》 
 三島由起夫はなぜあのような自決を遂げたのか。実際の伝記からの、いわば疑似ドキュメンタリーとでもいうような再現シーン(写真グラフで見たことのあるような場面を、忠実に再現している)と、代表作の小説から、ヒントとなるような内面の告白をいくつか抜粋する形で映画化し、この二つの軸をないまぜにして描く。これは三島という人間とその文学への、オマージュとでもいうべき入門編となっている。外国の映画監督が日本を舞台にするときにままあるような、とんちんかんなズレが少しもないところが、まず出色だし、なにより主演の緒形拳の、三島がのりうつったか、と思えるような、まさに鬼気迫る迫真の演技がすばらしい。そのほか、『金閣寺』の「どもり」の主役、坂東八十助が絶品だったし、『鏡子の家』の沢田研二もはまっていたし、どうゆうわけか演技陣が皆しっかりしていたのは、はたしてこの監督の手腕だったのだろうか。小説シーンの、日本画風に背景をアレンジした石岡瑛子の美術も斬新だった。ところで、今回アメリカからネット通販で取り寄せて観たのだけれども、このように誠実な作りの映画を、どうして未亡人が日本公開を許さなかったのか、理解できない。亡き夫だって、他人の人生をモデルに小説を発表し、裁判沙汰にまでなっているわけだし、三島自ら映画を製作・主演しているわけだし、たかが肉親だというだけの些細で偶発的なことで、この世界的に知られた日本人の伝記映画を、この日本に暮らす者には容易に鑑賞させないというのは、はっきりいって暴挙というものだ。このことひとつだけでも、未亡人は三島を理解していなかったということがわかる。今からからでもいいから、子孫はこの非をかえりみて、進んで公開を許可すべきだと思うが、いかがか。
[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-12-01 01:47:49)
9.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
 レンタル店でオリジナルの1951年版(監督ロバート・ワイズ)もいっしょに出ていたので、オリジナル版を先に観る。こちらは、東西冷戦、原子力爆弾競争に世界が突入した時期で、それに発する人類滅亡の危惧とストレスが背後にあったとみえます。ところが、半世紀後のこのリメイク版では、当然問題もちがっていて、東西対立でなく、地球環境のためには人類が滅亡するのが一番、という環境問題にテーマがシフトしておりました。映画としては、たいした出来でもないと思いますが、ここの問題意識の変化が、いかにも現代という時代をあらわしているのでしょう。
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-24 00:52:59)(良:1票)
10.  ハンティング・パーティ
 これがジャーナリストの心意気だ、というお話を作ったつもりなのだろうが、それにしては話の描き方がボスニア側からの一方的な勧善懲悪のフィクションとなっていて、事実に公平であるべきジャーナリスト精神と、そこがまったく両立していない。おなじく描き方の一方的な戦意高揚映画と、あるいはランボーのような娯楽B級映画と、結局ちがわないのとちがうか? まじめな映画と思い込んではいけない。
[DVD(吹替)] 4点(2009-01-21 04:39:04)
11.  ウィッカーマン(2006)
 わけのわかりにくい映画。それもそのはずで、どうやらこれは、キリスト教徒から見た先住民ケルトの異教の世界を、恐怖をもって描いたものらしい。おぞましく邪悪な異教の世界。それでこの映画全体が、異教への恐怖に満ちた妄想をなしている。妄想でできた映画。キリスト教徒にしてみれば、こんな最高のホラーはないのかもしれないが、キリストもケルトもないわれわれには、「なんのこっちゃ」と、ただのわけのわからん映画でおわる。ただ、映像はきれいでした。 (と、当初辛口に4点をつけたのでしたが、不思議にもだんだんもう一度観たい気がしてまいりました。そこで7点献上に訂正させてもらいます。)
[DVD(吹替)] 7点(2008-12-23 05:16:54)
12.  北京の55日 《ネタバレ》 
そうか、1960年代前半には、アメリカは大金をかけて、こんなアメリカ中心の歴史スペクタルものを、さも当然のように制作していたのだな。デヴィッド・ニーヴン演じる英国公使が、愛する息子を反乱勢力に狙撃されて、中国進出を自省するシーンがちらと描かれているけれども、当時のアメリカはといえば、ベトナムにいよいよ本腰いれて介入しつつあったのだ。このあと60年代も末になると、大人たちの偽善ぶりに怒れる若者たちが、強く反抗しはじめる。この映画の主役、戦闘を指揮するアメリカ軍少佐を演じたチャールトン・ヘストンは、その後右派の武器業界全米ライフル協会の表看板となり、彼が応援にたって当選に貢献したというブッシュ政権は、イラク攻撃につっこんでいくことになる。そんな歴史のなりゆきを、今一度調べかえしながら観ると、この映画は皮肉にもそれを予感していたようにも見えてくる。ところで、描かれる1900年当時の新興国で、映画制作時の「敗戦国」であった日本の、なんと影の薄いこと。
[DVD(字幕)] 4点(2008-11-24 15:36:10)(良:1票)
13.  ノーカントリー
「アメリカの病根」?「アメリカがいかに病んでいるか」? それがどうした? 「アカデミー賞」? それもなんだ? そんな前口上にだまされてはいけない。退屈きわまるうえに、血なまぐさいだけ。大事な時間を2時間もつきあわされるには、ヒマと覚悟のいる映画。
[DVD(字幕)] 2点(2008-11-17 05:05:39)(良:1票)
14.  緯度0大作戦 《ネタバレ》 
 明らかに存分に金がかかっているにもかかわらず、なんとも子供だましのチャチな一本。ふだんの本多猪四郎+伊福部明のかもしだす誠実で暗い雰囲気と、アメリカ側の明るいファンタジー的な雰囲気とが、不釣り合いにかみ合っておらず、全体に未消化で、どうしようもない残念な駄作となってしまった。第一、話が古風なのやら現代風なのやら、一貫してない。ラストときては、『カリガリ博士』か! ジョセフ・コットンといえば、『第三の男』や『市民ケーン』の名優のはずだが、こんな経歴汚しの出演作もあったのだ。
[DVD(邦画)] 2点(2008-09-22 03:20:32)
15.  ロズウェル 《ネタバレ》 
『未知との遭遇』とか『ET』みたいなメルヘンでもなく、かといって攻撃性まみれの宇宙侵略戦争ものでもなく、実際あったとしたら、たぶんこんな話だっただろう、と思わせるに十分な、ドキュメンタリー・タッチのUFOもので、この点わたしは高く評価しますね。宇宙人そのものよりも、事実を世間から隠蔽しようとする軍や政府とのあつれきが緊迫感を生んでいる。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-10 01:48:34)
16.  グッド・シェパード 《ネタバレ》 
なんだか登場人物が錯綜して、よくわからなかったが、とにかくキューバ危機からケネディ暗殺にいたるちょっと前の頃に焦点を置いて、当時の諜報機関による謀略・暗殺なんでもありいの、いやあーな時代のいやあーな雰囲気を、いやあーなふうに忠実に描いて、いやあーな気分が残った。楽しい気分になりたい方には、オススメできない。
[DVD(吹替)] 6点(2008-09-04 03:49:48)
17.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
まあ、イヤな話で、主人公にも共感できず、しかも長ったらしい。幸せいっぱいな新婚たちの指に光るダイヤモンドの背後には、こんな悲惨な出来事が日々くりかえされているのだ、という告発は意義があるだろうが、それならドキュメンタリーで伝えたほうがよくないか。それにつけても、この主演女優があのかつての美少女ジェニファー・コネリーとは、最後まで気づかなかった。
[DVD(吹替)] 5点(2008-06-26 18:39:27)
18.  バベル 《ネタバレ》 
たがいのコミュニケーション不足、会話不足が不必要な悲劇を生む。そこが「バベル」というわけで、この不幸は国や人種を問わない、というわけだ。なるほど.....。しかし、話の歯がゆさが、わざとらしく、あまりに馬鹿らしい。問題の発端がみな、思慮のない短気な行動に設定されているからだ。
[DVD(吹替)] 4点(2008-05-26 03:49:12)
19.  アポカリプト
マヤ文明というのは、高度な天文学を有し、ゼロの概念も独自に得ていたという。ところがこれじゃあ、たんなる「野蛮人」だ。いまだに十九世紀的世界像から抜け出せないのだな、アングロサクソンは。見てて気分が悪くなる映画。 悪趣味の好きな人向き。
[DVD(吹替)] 3点(2008-04-29 02:44:42)
20.  トランスフォーマー
話がなんとも陳腐。元ネタの映画三四本を適当に混ぜて割りました、というだけの映画。金属片の寄せ集めがCGで生き物のように動きます。
[DVD(吹替)] 2点(2008-04-10 16:39:00)
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