1. マイ・インターン
《ネタバレ》 ベンが完璧な存在で憧れるが、そもそもこんなに優秀で人間的にも素晴らしい人ならインターンなんかしてなくて大富豪になってるだろうというファンタジーは置いといて。若手美人社長が前半イライラしっぱなしだったのが、ベンに感化されて人間的に癒されていくところは観ていて気持ちがいい。ものすごく早口で喋って目まぐるしいテンポから、最後のほうは落ち着いてゆったりした展開はうまいと思う。夫との和解も個人的には違和感なく、気持ちよく観られた。 年齢を重ねて輝く人は素晴らしい。だけど現実は。。でも映画くらいファンタジーがあってもいいと思わせる作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2025-03-07 19:15:53) |
2. クリムゾン・タイド
とても緊張感ある重厚な作品。最初から最後まで女性が登場しないというのも珍しい。 何度も立場が入れ替わる脚本も見事。ひとつひとつのセリフにもセンスを感じるし、出来としては素晴らしい。 次はもう少しほっこりする映画を見ることにしよう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-02-26 15:43:44) |
3. クイズ・ショウ
クイズのやらせを扱った社会派作品。個人的にはもうちょっと気楽なエンタメを想像していたので、シリアスなシーンも多くてあまり面白くなかった。 ユーモアセンスのある会話も散りばめられているが、基本的にセリフばかりというか喋ってばかりいいる映画なので、字幕ではなく吹き替えでみたのは正解だった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2025-02-06 22:22:39) |
4. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
暗くダークでシリアスなシーンが続いて、とてもファンタジー映画とは思えない。 原作も読んだが遠い昔なので、登場人物がもはやよく分からず混乱する。 これも最終章に向けた試練と思って観るのが吉。 [地上波(吹替)] 3点(2025-02-04 13:01:26) |
5. アラジン(2019)
《ネタバレ》 もともと原作が王道で素晴らしいので、ストーリーはやはり安心して面白かった。 実写化ということで魔神の描写が心配だったが、ウィルスミスは成功していたと思う。 それにしてもCGの技術の高さにはいつもながら驚かされる。もはやどこからどこまでが現実か分からない。 ただ途中から魔神のおしゃべりが言いたい放題暴走したり、悪役が凶暴すぎたりしてやや散漫になったのはマイナス点。 [地上波(字幕)] 6点(2025-01-09 10:00:41) |
6. トップガン マーヴェリック
前作と変わらない点数。こういう臨場感のあるアクションを味わうのはやっぱり映画館に限るということなんだろう。テレビ鑑賞では映像に酔いしれるということにはなかなかならない。平均点も今までは8点オーバーだったが、今後家で鑑賞するレビュワーが増えるにつれて下がっていく一方だろう。 人間関係などの描かれ方も充分とは言えず、戦闘シーンがやたらと長く感じた。ご都合主義や強引さも目立つ。 それにしても前作から36年後。今や中高年となったトムクルーズの見せ方は、青春を過ぎてしまった人間には感じるものがあり、盛り上がる若者に比例して落ち着いた演出はなかなか良かった。 [地上波(吹替)] 6点(2024-11-21 18:15:44) |
7. 北北西に進路を取れ
これは優れたサスペンス映画。 農薬散布飛行機から攻撃されるシーンや、ラシュモア山での逃走劇などアクションシーンも見応えがあるが、主人公とヒロインの駆け引きが面白く、とくに前半の列車でのやりとりには時間を忘れて魅了された。 途中から登場人物も増えてストーリーがちょっとややこしくはなるが、さすがにヒッチコックの名作だけあってハラハラ何が起こるのか分からない展開なのは素晴らしい。6点に近い7点献上。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-10 17:58:29) |
8. ナイト&デイ
《ネタバレ》 あんまり銃乱射系のアクション映画は好きじゃないんだけど、これはコメディー要素も入ってて面白かった。 とくに前半。キャメロンディアスが何もわからないままトムクルーズに振り回されるシーンに引き込まれた。 ノリノリで敵をかいくぐっていく男と、訳が分からないまま眠らされて気がついたらどこかにいる女。 終盤その二人の立場が逆転するのも気が利いていた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-29 17:51:23) |
9. 捜索者
これが西部劇の最高傑作?といった映画だった。 モニュメントバレーの壮大で美しい景色は伝わってくるが、肝心の復讐劇が途中でドタバタ喜劇が入ってくるせいでダレる(しかも大抵面白くない)。主人公は終始偉そうだし、やたらとテンション高めの保安官とか、違和感ありすぎ。 主人公の心の葛藤や娘の悲劇など感情を揺さぶってくるドラマに感心するところもあるけど、やっぱり先住民憎しの姿勢が前面に伝わってくるのは昔のアメリカ映画ならでは。 この時代の背景とか知っているとまた評価は変わってくるかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-07-21 00:05:37) |
10. マネーボール
ビックリするほどつまらない。 全体的に不自然すぎるほど抑えた演技が、自分にまったく合わなかった。 主人公は感情的で独善的、まったく応援したい気分にならない。 なぜチームがいきなり強くなったかという説明も十分でない。 人間関係も誰と電話しているのかよくわからないシーンばかり。 最後まで観た自分を褒めてあげたい。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2024-07-18 18:29:12) |
11. ゲッタウェイ(1972)
高評価につられてみてみたが、余計なセリフを廃した独特な雰囲気で、最後まで魅了された。 ずっと張り詰めた緊張感のある映画は苦手で、もともと無闇に人がたくさん亡くなるのも好きじゃないのでこの点数になったが、最後までどうなるかまったく読めない展開ばかりで、サスペンスとして大成功している。 主人公の男と女の関係も場面場面で絶妙に変わったりするところも面白い。 ラストの展開もどうなるかまったく予測がつかないなか、良い終わり方をしていたと思う。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-17 18:03:37) |
12. いちご白書
他の人も書いてるけど、要領を得ない散漫なストーリーが目立ち、面白くなかった。 この時代ならではの世相をうまく切り取ったんだろうけど、大学紛争とかまったく思い入れも興味もないのでちょっと。 ただ紛争の生々しい雰囲気は作りものっぽくなく、リアルなのは見事。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-06-21 22:15:31) |
13. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
前作がまあまあだったのだけど、これはダメ。 ストーリーがめちゃくちゃとまでは言わないが、わかりづらいし面白くない。 迫力はあるので単なるアクションホラーとして大画面で観るのなら良いかも。 旧作シリーズの主人公が揃い踏みっていうのも、思い入れがないのでよく分からない。 帽子のシーンとか、インディージョーンズシリーズのオマージュが感じ取れた。 [地上波(吹替)] 3点(2024-06-08 21:15:04) |
14. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 これは良作。 落ちついた大人な作品で、バックミュージックも最小限のピアノで抑えられている。 四日間だけの不倫を描いた作品ながら、気品のある味わい深いストーリー。 主人公二人の演技と存在感も良い。 雨の日の突然の再開、バックミラーにかけるペンダントのシーンはとても素晴らしかった。 ちょっと残念だったのは、フランチェスカが何回かキレたり不安定になったりするところかな。アメリカらしいと言えるけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-06-05 19:16:26) |
15. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 前作よりはスッキリしていて断然いい。 島からの脱出劇も見応えがあったし、後半もダレずに見ることができた。 前作は脚本がダラダラ会話調子で、後半パニックホラーになるだけだったが、今回は一つ一つのエピソードがまとまっていたように思う。 ただ相変わらずの主役が生き延びる勧善懲悪は、もはやお家芸。ラストの展開は次回作につながる予想外な展開で、期待も持てた。 [地上波(吹替)] 5点(2024-05-25 20:50:09) |
16. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 パニック映画を超えてホラーに近いかんじ。 映画館で見たら、とてつもない迫力のアトラクションに乗っている気分になることだろう。 そういう刺激を求めている人には良いけど、テレビ画面でこの脚本じゃこの点数。 大勢の人が殺されるが、見目麗しい主人公たちが無事生き残るストーリーはもう見飽きた。 [地上波(吹替)] 3点(2024-05-25 16:29:05) |
17. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 ひどい。悪趣味も良いところ。 ブラックコメディーということで見たけど、ホラー映画だった。 二人の女性の醜い争いと、その間に立って右往左往する男が見たければどうぞ。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2024-05-14 18:01:50) |
18. ビッグ・フィッシュ
見たときに身体の調子が悪かったせいもあるが、面白くないし共感できなかった。 父親のエピソードがどれも嘘っぽくて惹かれない。 これがファンタジーといえばそれまでなんだろうけど、この監督とはどうも合わないようだ。 ただ、やや長尺ながら一気に観ることができたのは自分でも意外。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2024-05-01 21:19:21) |
19. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 すごく丁寧に作られている。 特に事故のシーンはボイスレコーダーもかなり現実に忠実に作られているらしいし、見ていて生々しい緊張感も伝わるのが、さすがアメリカの映画だなと感心した。 でも、機長を追及する委員会は実際にはなかったようだ。ここを事実のように取り上げているのが疑問だが、この作品のミソでもある。 主演のトムハンクスは老け役だが、さすがの貫禄。副操縦士の人も素晴らしかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-27 16:30:33) |
20. HACHI/約束の犬
《ネタバレ》 全体的に演出が極端に抑えられており、セリフや音楽も控えめで単調。 物静かな映画は嫌いじゃないはず。だけど、この映画はあまり合わなかった。 オリジナルで感動した分期待しすぎてしまったのかもしれない。 犬好きにはたまらない題材だけど、途中で出てくる日本人に感心したのと、ラストでちょっとグッとくるくらいで、正直物足りなかった。 秋田犬は名演技でした。撮影に苦労したんだろうな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-11-13 20:19:23) |