1. トータル・フィアーズ
《ネタバレ》 大国のTOPとその周辺の発言が、非常に安易で納得できない。大統領がオロオロ・イライラしすぎ。発言もとても知識階級とは思えない。そもそもアメリカで核爆発が起きたとして、それをすぐロシアと結びつけるのも時代錯誤。冒頭でチェチェンとロシアの確執を描くことで、アメリカ介入を嫌う姿勢を見せるのが伏線だとしたらお粗末極まりない。そんなんで一大国が核なんて使わないって。どんなにロシア以外の可能性もあるというセリフを入れても、確信もなくロシアという結論に至るその理由はなんなの?こんなんで戦争を正当化する政府を描く映画なんてアリエナーイ。核爆発シーンにしても見せ方が単調で凄惨さを表現するには中途半端。本当の核の恐ろしさを描ききっていない時点でタイトルに偽り有りだ。唯一光ったのは工作員クラーク役の俳優。彼がいい仕事してたので少し点数さしあげよう。 4点(2004-03-16 17:49:18) |
2. 生きるべきか死ぬべきか
映画というのはこんなにも面白いものなのかと素直に感じる傑作。絶対観ておくことをオススメします。個人的には12点くらいつけたい思い。 10点(2004-03-06 15:32:41)(良:1票) |
3. スティング
どんでん返し物って、1度見ればいいや、っておもうのに、何度観てもなぜか面白い。キャスティングも最高、カメラワークも音楽もいい。こういう映画は稀。いかにも映画が好きな人が作った映画って感じ。 10点(2004-03-06 14:44:01) |
4. 暴走特急
セガールの映画の中では一番面白いと思う。 ストーリもしっかりしてるし、展開もテンポよい。 ありがちな内容と結末なので意外性はさほどないけど、 安心して見れる。 7点(2004-03-06 14:31:10) |
5. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
文章でいう行間を読む力があれば、アル・パチーノが何故派手にわめきちらし、鬱になり、笑い、恫喝する演技をあのようにアプローチしたのか、その理由と表現しきったそのすごさを思い知ることが出来る。私は台詞に散りばめられたエスプリにしびれた。私もこの映画を観て以来、しばらくはジョン・ダニエルを飲んだものだ。人生に躓きそうになるたびにこの映画を観てる。 10点(2004-02-29 05:30:18) |
6. チャップリンの独裁者
この映画が1940年に作られたことが全て。 当時の一般大衆にとって、どれだけ救いになったかに思いをはせて。 9点(2004-02-29 05:17:50) |
7. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
どんなに長かろうと、ストーリーに破綻があろうと、人物の描き方が不十分であろうと、ツッコミどころが満載であろうと、これほどまでに素直に心が動かされるシーンが多い以上、マイナス部分には目をつぶる。 それが私の鑑賞方法でありポリシー。 人に聞かれたら「いい映画でした」と私は言える。 9点(2004-02-27 15:15:53) |