1. キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
大統領に恋した少女が、ノートに自分の名前と大統領の姓を合体させて「Mrs.Arlene Nixon(はあと)」なんて書くシーンがあって、この辺りの感覚は洋の東西を問わないんだなぁ、と妙に関心しました。 7点(2005-01-19 14:28:38) |
2. ワンダーランド駅で
以前見たときには二人の出会いが予定調和ぽくってピンと来なかったけど、作中にゲイの看護士さんが行っている通り、「どう出会うかは問題じゃなく、その後の2人の関係をどうやって続けるかが大事なんだ」と思ったら、あまり気にならなくなってしまいました。そしてこの作品は仕事や恋愛で挫折の一つ二つ経験した後に改めて見直してみると、なかなか沁みる映画ですね(笑)。特に「君を変えることができなかった!」という捨て台詞を残して去ったかつての恋人が、再びErinの前に現れ、「君は変わる必要なんてなかったんだ」と語る場面が印象的かな。そして、理想の相手を探すのって、同時に自分がどういう人間なのかを捉え直す作業なのかもしれません。ネガティブ・スパイラルにはまり込んだ自分に、「そのままで良いんだよ」と言ってくれているような作品です。 8点(2005-01-13 16:22:02)(良:2票) |
3. 白いカラス
こんなに豪華なキャスティングなのに、何でこんなにショボイ映画なの? 心に傷を負った者同士が理解しあう過程が大事だと思うのに、バイアグラ効果のようにしか見えなかったのが残念。 3点(2004-11-12 13:24:55) |
4. グッドフェローズ
《ネタバレ》 冒頭で「仲間を売るな」「決して口を割るな」と来た時点でオチは読めました... 6点(2004-07-29 15:01:29) |
5. パッション(2004)
自分の信仰心に忠実に映画を作ったということで、丹波哲郎の「大霊界」みたいだったらどうしようという不安はあったが一応それなりに見られる作品だった。若い頃、聖書を読んだことがあったので、映画では省略されている背景とかが判ったのはいいんだけど、本来描くべきはそちらの「なぜ処刑されなければならなかったのか?」という方だと思う。 それにしてもイエス・キリストの誕生も受難も復活も旧約聖書の時代に預言されており、遠い極東の島国に住む僕らの罪のためにも十字架に張り付けられたとするのならば、なぜ十字架にかけた、というその行為でユダヤ人が迫害されなければならないのか。本当にナンセンス... 「聖書に忠実に描くこと」にどれほどの意味があるのか全くもって疑問! 4点(2004-06-11 15:44:48) |
6. バーバレラ
「オースティン・パワーズ」とか「CQ」とか、この作品に影響を受けたような作品は割りと好きなんですが、遡って見てみるとなぜか今ひとつ乗れません。音楽(これまたピチカートファイヴっぽい!)や美術は良いと思いましたが。ところで、ジェーン・フォンダ、今は何をなさってるのでしょうか? 10年位前にテレビでお見かけした時は、当時の旦那のテッド・ターナーがオーナーを勤めるアトランタ・ブレーブスのワールド・シリーズの応援を夫婦揃ってやってましたが... 3点(2004-03-25 01:50:41) |
7. ペイチェック 消された記憶
《ネタバレ》 SF好きの人には常識なのかもしれませんが、「それ」は1台あれば、世の中をひっくり返すのに充分だということに気付いた時には目からウロコでした。だから図面も残されていなかったのか! 6点(2004-03-19 14:23:00) |
8. アメリカン・サマー・ストーリー
前作の細かい脇役までほぼそのまま、もしくはその延長線上のキャラで登場するのが嬉しい。今回も見所はジムのおバカさ加減と、いつも絶妙なタイミングで現れるジムのパパ。 前作では飛び道具だったミシェルのお得意台詞、「One time, at band camp」にまさかホロリとさせられるとは思ってもいなかった! 8点(2004-03-17 13:21:13) |
9. アメリカン・パイ
フィンチ最高! あの曲が流れてきた時には「おぉ、その手があったか!」と大爆笑した。 7点(2004-03-17 13:16:10) |
10. 007/消されたライセンス
任務を離れた復讐劇といった人間くささがダルトン・ボンドのウリなんだな。彼はことある度に、「危険だ」「後は俺一人でやる」を連発するが、結局パムやQに助けてもらっているのはご愛敬。ちょっと残念なのはフェリックスに次の恋が芽生えているかのような描写。早すぎるってば! 6点(2004-03-17 12:22:45)(笑:1票) |
11. 007/リビング・デイライツ
本作はKGBの内紛や、アフガニスタンの反ソ連ゲリラ、更に東西冷戦の枠組みを超えた武器商人等が登場しており、リアリズムが強調されています。その代りに過剰なユーモアやお色気は少なくなりました。そんなシリーズの原点に返ったような作風に、ダルトンははまってます。彼のボンドは世間一般では評価が低いようで、更にシリーズの流れから言っても彼の2作は確かに浮いてますが、僕は結構気に入ってます。個人的にはラスト近くに登場するアフガンゲリラが演奏会に間に合わない言い訳が好きです。当時のアフガンの状況を西側諸国がどう見てたか、という別の意味でも見直すべき作品だと思います。 8点(2004-03-17 12:16:04) |
12. 007/ユア・アイズ・オンリー
音楽がいつものジョン・バリーではなく、「Rocky」シリーズのビル・コンティなのだけど、追跡シーンとかが何となく緊張感に欠けて安っぽくなったような気が。ただ、主題歌は名曲! 前作「ムーンレイカー」の反省を活かし(?)、 ヨーロッパのエキゾチックなロケーションを活用したオーソドックスなアクションシーンが山盛りで飽きさせない。断崖絶壁の上に立つ修道院、行ってみたい! 5点(2004-03-17 10:27:54) |
13. 007/オクトパシー
美女てんこ盛りで思わずごまかされそうになったが、かなりつまらない。 4点(2004-03-17 10:19:02) |
14. 007/美しき獲物たち
《ネタバレ》 最後の最後で寝返るMay Day、カッコイイ! 男だね~(女です!)ただ、作品的には低調... 4点(2004-03-17 10:15:36) |
15. 007/ゴールデンアイ
Onnatop は殺しに性的興奮を覚える殺し屋でターゲットとセックスしながら殺しちゃう!こんな人に命狙われたらいやだな。(狙われません) Qとボンドの掛け合いは漫才の領域にまで達してしまった。しかし、Qの研究所は危険な職場だ。あちこちで爆発が起きているし。労災適用されるかな? 6点(2004-03-17 09:58:20) |
16. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
《ネタバレ》 アジアが舞台だけど、今回はニンジャが出てこなくてヨカッタ(笑)。狂気のメディア王はなかなか良かったけど何も彼自らキーボード叩いて記事作る必要は無し。二人羽織アクションは楽しめた。Newボンドカーは最高!ただ各種スポンサーのロゴだらけなのは気になる... 6点(2004-03-17 09:48:58) |
17. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
《ネタバレ》 ブロスナン・ボンドの中では一番好き。“The world is not enough” は「女王陛下の007」でも言及されるボンド家の家訓。ところで、レナードの痛みを感じないという設定はセックスしても肉体的な快感は得られない彼のエレクトラへの”プラトニック”な愛を浮き彫りにしてます。Qの引退シーンは非常に残念ですが、ちゃんと挨拶が出来て良かった。いつの間にかいなくなっていたんじゃあまりにも寂しすぎるので...でもこのシーン、涙なしには見られません。最後に本作はセリフの細かいところまでシャレていたり、ダブル・ミーニングがあったりして、脚本の完成度が高いような気がした。まだまだ侮れないです。 8点(2004-03-17 09:36:57) |
18. 54 フィフティ★フォー
主人公には「有名になりたい」という野心のようなものはあるらしいのだが、そのことによって失ってしまうものや、世間の評価と実際の自分との乖離に対する葛藤と言うのも伝わってこない。大体ずーっと仲間の家に居候ってことからして、ホントに野心を持っているのかすら疑わしかったりもする。 3点(2004-03-16 15:42:05) |
19. 恋の時給は4ドル44セント
強盗役の Dermot Mulroney の演技がホリケン(ネプチューン)みたい! 2点(2004-03-16 15:34:13) |
20. シュウシュウの季節
作品の冒頭では出発する天秀を見つめる青年の視点で語られていたが、いつの間にかその青年のナレーションはなくなってしまった。彼女の消息は成都までは伝わっていないのだろうな… 9点(2004-03-16 14:49:13) |