Menu
 > レビュワー
 > すらりん さん
すらりんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 130
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ウエスタン
観始めてすぐに驚愕。まるでファンタジーではないか。ロケーションの見事さ、役者たちの汚さ、建築物や調度品や機関車などの不思議な異世界感。私の中では本作は「ロードオブザリング」や「スターウォーズ」と同じカテゴリーに入る。特筆すべきは音楽の素晴らしさ。こんなしつこくクドイ音楽の付け方は、現代の映画ではもうできないのではないかな。他のレビューさんのコメントを読むと、冗長と感じられている方が多いようだが、私は本作の世界観に魅了されてしまったので、3時間近い長尺でもあっという間に感じた。一つだけ惜しかったのは、私の目にはヘンリーフォンダが極悪人には見えなかった。上品さが透けて見えてしまうというか。可能なら劇場でもういっぺん観たいな。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-11-06 22:23:05)(良:1票)
2.  アポロ13
およそ20年ぶりの鑑賞。登場人物たちがそれぞれ魅力的で素晴らしかった。昔も感動したが、今観てもやっぱり感動した。宇宙に行けなかったパイロットが活躍するのカッコ良すぎ。しかし、20年も前の特撮やCGを駆使した映画となると、今観ても映像が古くないかとか、現代のCGと遜色ないかとか、そういう減点方式みたいな評価をしがちになってしまって、我ながらさもしいような気持ちになってしまった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2024-10-04 19:54:05)
3.  シックス・センス 《ネタバレ》 
もう何回も観ているのに、BSでやってたのでまた観てしまい、そしてまた号泣させられた。作中に仕掛けられたトリックばかりが注目されるが、実際にはこれは心を通わせることによって魂を救済する物語だ。終盤、自分の使命に気づき、受け入れ、一回り成長したオスメント君は、クラスの演劇で見事に主役を張る。それまで常に眉間にしわを寄せて不安な表情だったオスメント君が、初めて子供らしい無邪気な笑顔を見せる感動の場面だが、客席に母親の姿は無い。ラストの車内のシーンで、母親はハンドルを握りながら、オスメント君の顔も見ないで、「発表見に行けなくてわるかったわね、忙しくてね」などと素っ気なく言う。一見冷たそうに見えるが、ここまで映画を見てきたぼくらは、この母親は、実は、とっても良い母親だとわかっている。このシーンの母親の演技、演出はすごいと思う。オスメント君もそんな母親のことが分かっていて、自分の秘密を告白しようと決心する。この世に思いを残して亡くなった者が、救いを求めてオスメント君に取り憑くわけだが、おばあちゃんがオスメント君に取り憑いた理由は、娘(つまりオスメント君のお母さん)と心を通じ合わせることができなかったから。最後、オスメント君から、自分がおばあちゃんからどんなに愛されていたかを知った母親が、無防備な子供のような表情になるシーン、あそこで必ず号泣させられてしまうのだけど、あの場面では、お母さん、おばあちゃん、オスメント君、それぞれの魂が同時に救済される、映画史上屈指の感動的なシーンだと思う。。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-06-18 17:24:16)
4.  ブリット 《ネタバレ》 
まずオープニングが抜群にオシャレで、俳優も音楽も街並みもカッコ良いのだけど、筋がシンプルにもかかわらず絶妙にわかりにくく、カタルシスもない。印象には残ったものの面白い作品ではなかった。すごいと思ったのは、中盤のカーチェイスや、終盤の滑走路でのチェイスシーンに音楽が入ってない。現代の映画ならここぞとばかりに煽るBGMを入れたことだろうが。果たしてアクション映画にBGMは必要なのだろうかと、変なことに思いを巡らせてしまうのであった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-05-05 00:03:06)
5.  シンドラーのリスト
素晴らしい作品だと思いました。特にシンドラーを俗っぽい人物として描いているところに深みを感じさせられた。しかしながら、これはスピルバーグの良いところでもあるのだけど、作為的というか映画的というか、演出上とても作り込まれた絵面がリアリティを損なっていて、作品にのめり込む妨げになってしまったのが残念だった。例えば、カメラをゆっくりパンしていくと、パンした先に違う役者がスタンバっていて、次のシーンにスムーズに切り替わっていくみたいな。作為に気付かされると、ついつい演出の作法を鑑賞するモードになってしまうというか。リアリズムに徹すると、見るのが本当にツラい映画になってしまうのだろうけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-16 22:37:33)
6.  リオ・ブラボー
クラシックですね。高い点数はつけてませんが、古典としていい映画だと思います。登場人物たちがキャラ立ちしていて面白い。現代の感覚からするとちょっと間延びして緊張感がないですが、当時の観客はハラハラドキドキしたんでしょうか。全体的に演劇的な感じを強く受けました。途中に挿入される歌が激ウマでびっくりしましたが、そっちが本職なんですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-10-08 11:33:13)
7.  ドクター・ドリトル(2020)
原作は少年時代に愛読しました。子供たちにも読ませました。その子供たち(小学生)と一緒に視聴。子供たちは「全然違うやーん!」と突っ込みながらも結構楽しんで観ていました。映像は派手で綺麗で、飽きないように数分ごとに見せ場がくるような作りで、現代のファミリー映画としては、頑張っていたようにも感じました。しかし!原作を愛する私としては、やっぱりもっと原作に寄せて欲しかった。児童文学の映像化というより、何かのアトラクションを体感したみたいな感じでした。
[地上波(吹替)] 3点(2023-09-03 11:52:00)
8.  地球の静止する日
1951年ですよ!このくらい古いSFとなると、もう逆に面白くてたまらんですよ。冷戦初期の時代背景が色濃く出ているのも興味深いし、UFOやロボットの造形のチープさもたまらん。ちょっと説教臭いが、昔のSFはみんなこんなもんですよ。日本の漫画やアニメに与えた影響も大きいでしょうね。ツッコミどころは多いし、ぶっちゃけ現代のSFと並べるとかなり厳しいので点数は低くつけていますが、個人的には十分満足しました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-07-16 08:59:19)
9.  めまい(1958)
3回目、およそ20年ぶりの鑑賞。若い頃はキムノヴァクにばかり目が行っていたが、ロケーションの見事さにびっくりした。街中も郊外も屋内も美しく色彩豊かで息を呑む。ストーリーも素晴らしい。ミステリーは謎解きがあまり複雑になると映画では厳しいが、このくらいがちょうどいい。演技も素晴らしく、特に後半のキムノヴァクは本当に良いと思った。キムノヴァクで良かった。あえてケチをつけるところを探すなら、甘美な音楽が印象的だが、それがほとんどずーっと流れっぱなしのうえ、音楽の「圧」が強すぎて、現代の感覚ではちょっとクドく感じてしまう。しかしこの映画のミステリアスかつ甘美なトーンを決定づけているのが音楽であることも確か。若い頃に観た時も傑作と思ったが、半世紀に亘りさまざまな映画を観てきた今、人生でベスト映画の一つと確信します。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-02-25 19:46:35)(良:1票)
10.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
時代の空気とでも言うんでしょうか、物語の始まりからそこはかとなく重い空気が垂れ込めていて、行く先々の町や矯正施設は汚く土や埃にまみれていて、そこで出会う人々も荒んでおり、ついには悲劇的なラストへと突き進んでいくわけですが、どうしたわけか不思議に力強さみたいなものが感じられるのは、ジーンハックマンの存在によるところが大きいのかなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-15 17:00:43)
11.  トップガン マーヴェリック
いやあ、これは凄いですね。「100点の映画を作れ!」って言われて、「はい!作りました!」って、100点満点の映画を作っちゃったみたいな。そして前作のファンへのサービスが凄い。わざわざ古いF14を活躍させちゃうあたり、もうめちゃくちゃなんだけど、とにかく盛り上がっちゃいますよね。トム・クルーズもかっこいいし、あの主題歌が聴こえてきた瞬間に絶対「キター!」ってなる。私個人としては、映画というものに新たな気づきやサプライズを求めるタイプなので、8点をつけましたが、映画として100点満点でいいじゃね、という感じの作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2022-10-04 21:54:19)
12.  ブレードランナー 2049
あの名作の続編としては十分に及第点だったと思います。ハリソンさんも出てたし。しかし、旧作ありきであることや、思わせぶりな終わりかた(旧作もそうであったが…)など、単体の作品としては評価が落ちるかも。旧作へのレスペクトが少々行き過ぎている感じがしたことと、SFとして新しいビジョンを示す以上に、情緒に寄ってしまったんじゃないかなあという感じがしてしまったのが個人的な残念ポイントでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-19 00:16:21)
13.  燃えよドラゴン
小学生の子供たちと一緒に視聴。現代っ子なんで長尺の映画はいつも途中で飽きるんですが、これは最後までちゃんと集中してみられました。ちょっとだけ色っぽいシーンがあってドキッとしちゃいました。ツッコミどころが満載でしたが、なにしろ1973年の作品だし、ブルース・リーがとにかくイイ。後の様々な作品でさんざんネタにされてますが、これ観たらやっぱりマネしたくなっちゃいますよねえ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-26 21:42:46)
14.  トップガン
マーヴェリックを観る前に復習。30年ぶりくらいに観ましたが、ほとんど忘れてました。しかしCGの無い時代にこの映像はすごいですね!音楽も単純にカッコいいし、バイクに乗る姿もカッコいいし、海や夕陽や戦闘機をバックにしたショットがいちいち決まっているし、テンポも良くてだれるところが無い。なにしろ古い作品なんで、今の目で見たら結構チープなんじゃないの思ってたが、全然そんなことなくて、特に映像の素晴らしさには吃驚させられた。しかし爽快感はあるけど、映画としての深みみたいのは無くて、まあそりゃ忘れるよなぁって感じでもあった。とにかく「わかりやすさ」ということにかけては超一級品と言って良いと思う。
[インターネット(吹替)] 7点(2022-07-12 14:01:49)
15.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボと犯人のやり取りや、ちょっとした綻びから犯人が追い詰められていくお馴染みの展開も見事で、ミステリーとして及第点の作品だと思うが、それ以上にこの作品の魅力は、放映当時すでに時代遅れになりつつあった陸軍幼年学校というものにスポットが当てられているところ。時代に取り残されてしまった学校やそれにしがみ付く校長の姿に哀愁を感じた。学生たちの様子や、スパルタな教官など、今見るとなかなか興味深いものがある。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2022-05-19 19:32:03)
16.  刑事コロンボ/さらば提督<TVM> 《ネタバレ》 
いつもの倒叙スタイルだと思ってたら、実は犯人が別にいた!ってところがキモなので、この作品を「犯人の分からない作品」などと紹介するのは、本当にダメだと思う。作品の最大のウリを殺してる。ところがところが、私はそれを知らずに観てたので、えっ、あいつが犯人と違うんかったんかい!と驚いたものの、悲しいかなそもそもつまらんのである。コロンボシリーズは実は犯人の方が主役なわけだが、そこんところが弱くなってしまったのと、コロンボが犯人を炙り出す仕掛けもいまいちだった。意欲は買うんですけどね。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2022-05-12 12:56:43)
17.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 
独特のセピアがかった色調、ニーノ・ロータのテーマ音楽、そして懐かしい登場人物たち…、映画が始まった瞬間から、そうそう、この世界観よ!と感動したのも束の間、あれっ?マイケルってこんなだったっけ?…結局、最後までその違和感が拭いきれないままでした。いっそデニーロにでもマイケル役を演じてもらった方がしっくり来たんじゃないか。またマイケルの娘役もなんだかなあって思ってたら、後から分かったけど監督の娘さんだそうで…。アンディ・ガルシアは良かったし、ダイアン・キートンやタリア・シャイアなど懐かしい俳優陣も素晴らしかったが、マイケルと娘役のミスマッチのせいでかなり評価が落ちてしまったような。終盤の、オペラと殺人が同時進行して現実がオペラの悲劇をなぞってしまうというあたりの演出は素晴らしいと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-03 09:33:08)
18.  スター・ウォーズ<特別篇>
小学生の子供と共に、30年ぶりに鑑賞。結構ディテールまで覚えてました。新たに付け加えられたシーンはすぐにわかったけど、正直不要だと思った。変に手を加えるより昔のままが良かったな。特撮やセットは昔のままで十分素晴らしかったが、むしろ演技や演出の方にリアリティがないというか、今見ると古さを感じた。子供もそれなりに楽しんでましたが、中盤ちょっとダレてた。C3POとR2D2のやり取りにはケラケラ笑ってましたよ。子供は結構笑いながら観てて、あっ、これって意外とコミカルな作品だったんだ、というのが発見だった。
[DVD(吹替)] 7点(2022-02-24 22:05:33)
19.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
障がい者施設に勤めています。だもんで、音大を目指す娘と耳の聞こえない家族、という設定を知った時点で、コンサートのシーンで無音になる演出があるんだろうなと分かっちゃいました。聴覚障害者はこういう世界で暮らしているということを、支援する我々は知っておかなくてはならないので、こういう研修はたくさん受けました。でも分かってたのに泣かされちゃいました。演技は良かったし、演出も丁寧でした。耳の聞こえない孤独が、わざとらしくなくさりげなく描かれていると思いました。仕事柄、障がい者を扱った映画をたくさん観てきましたが、障害の当事者も、その家族も、それぞれ前向きに自分の道を歩いていくというストーリーは素直に感動しました。ご都合主義だって言う人もあるかもしれませんが、映画には夢を見させてほしいものです。特に困難を抱えている人を題材にしているときはなおさら。
[映画館(字幕)] 8点(2022-02-01 23:48:36)(良:2票)
20.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
およそ30年ぶりに鑑賞。前に見た時よりむしろ面白く感じた。昔より怖いモノへの耐性が出来た分、ストーリーや演技に没入できたからかな。全編にみなぎる緊張感がイイ。そしてやっぱりレクター博士の造形が素晴らしい。犯人でも探偵でもあるというね。とんでもなく嫌なやつなのに魅力を感じてしまう矛盾。ラストシーンで、さあアイツを食っちまえよ!って思っちゃいませんでした? 怖い怖い。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-11-02 16:40:11)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS