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1.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
見てると、ドン・コルレオーネが好きになってしまい  襲撃されたシーンなど、見ていて思わず声が出てしまった    マフィアなのだからえげつないこともきっとしているはずなのだが  ひきつけられるこの魅力。  さすがマーロン・ブランドである。    そして、オレンジ畑での突然の死。  激しい人生を送ってきた彼のフィナーレは  すばらしい天気と、愛する孫という最高の幸福の中であった。    ぜひとも2を見たい。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-28 00:31:25)
2.  ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 《ネタバレ》 
物語の合間合間に、ヘドヴィクの心境を吐露するかのような  曲たちとイメージビデオがとかく印象的。    特にプラトンの思想を反映させた「愛の起源」は  これだけでヒットチャートに上れるほどの名曲。    いまでも口ずさめるほど強く印象に残る。    性同一性障害・貧困・冷戦の後遺症など  社会的な問題提起を多く孕んでいるような作品に感じられるが  実は一貫しているのは「ヘドヴィクはどう生きていくか」という  とてもシンプルな問題。  何も難しく見る必要はない。  男性でも女性でもなく「ヘドヴィク」という人間が  どのような人生を歩み、そしてこれからどのように生きていくのか    思うことはそれだけでいい。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-21 01:50:56)
3.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
個人的には90年代以降のパニックアクション映画系統の 基本となった作品ではないかと思う。 バスという狭い空間と制限で、観客を飽きさせないように よく工夫をしてある。 いろいろ矛盾を感じる点はあるが、その点は面白さから ひいたら目をつぶれ範囲かと。 当時、バスから脱出したのに地下鉄でさらにひどい目にあうのに 子供ながらとても驚いた記憶。 単純ではあるが、一度の映画にカタルシスが2度訪れるのは なんとなく得したような気分になります。 なんといってもキアヌとサンドラの若々しさが素晴らしいです。 両者今でも大好きな俳優ですが、 この作品がこの二人にとっても代表となる作なのは間違いないですね。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-09-28 22:45:40)
4.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 
最初のタイトルロールと、役者の名前だけでもうワクワクする映画だ。 スティーブ・マックイーンと、ポール・ニューマン。 この二人だけで、すでに満足してしまいそうだ。 案の定この二人は渋い!ポールは70年代の伊達男風味なのだが、 動きの一つ一つに、男臭さが漂っててよい。 マックイーンのほうは、消防隊長という役柄も相まって、唸るほどのかっこよさ。 超高層ビルを舞台にしているのだが、実は低予算で撮られている気がする。 セットの使い方がうまい。この時代の映画は、とかくよく考えられている。 セットが故の臨場感が特によく伝わる。 スタントももちろん派手で、娯楽映画としての要素も満載なのだが、 火事という身近な災害であるため、場面場面で「こういうときどうすべきか」 という、課題が頭に浮かぶ。いまだにビルが火災に弱いことを思うと、 消防隊長の「火事にならないビルの建て方を教えてやる」という言葉が響く。 40年の時代を感じさせない、名作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-20 00:28:55)
5.  テキサス・チェーンソー ビギニング 《ネタバレ》 
まずは、トーマスの行う残忍な描写は、グレードアップしていたように思う。 生きている人間の腕を・・・なんてシーンは、やっぱりゾッとしたし、 皮をはがすシーンも、前作より気持ち悪さがアップしていた。 が、この映画わざとなのか、意図的なのか、 ホイト保安官役の、R・リーア・メイが名演技過ぎた。 視聴しながら、「どこかで見た顔だなぁ」と思い、ふと 「フルメタルジャケットのハートマン軍曹だ」と思い当たった。 そりゃこういう役がうまいのも頷ける。 理不尽に次ぐ理不尽、圧倒的な絶望感。視聴して嫌悪感が沸く。 ここまで、他人に嫌悪感を持たせる俳優もいないんじゃないだろうか? よく考えると、目を背けたいくらい残酷なことは、ほとんどトーマスがしている ホイトの行為は、銃や警棒などで、使用方法が残酷なわけではない。 ただ、ここにリーア・メイの叱責と、表情が加わるだけで あっという間に狂人が出来上がる。しかもトーマスよりたちが悪い。 トーマスをけしかけているのは、ほとんどホイトなのだから。 それと人肉食の描写はいらないと思った。ほんとに蛇足で、 トーマスが前作で、一人の人間を余すことなく利用していた、 という設定が、無駄になってしまうし、狂人描写としてもイマイチ。 33人殺害されたということで、このシリーズ続きそうだが 前作のトレーラ・ハウスの住人は誰なのか、いまだ不明だ。 そういうもやもやも含めて、評価したい。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-06-13 04:32:25)
6.  カクテル
トム・クルーズのカクテルアクション(こんな言葉ないな)がすごい! と、いうことで視聴。 カクテル作ってるところは全然ない。 私のようなカクテル好きがワクワクするのは、冒頭のほうだけ。 様々なカクテルの名前が出てくると、やはり・・・飲みたくなる。 なのに後半は、ひたすらフローズン・ダイキリばかり作る。 タイトルがカクテルである意味がわからなくなった。 もう「バーテンダー」である。 そしてその「バーテンダー」も途中から消える。 残ったのは「トム・クルーズ」 そのトム・クルーズは最初のうちはへらへらとして とかく若いなー、という印象しか持たないのだが、 後半になって、びっと顔が引き締まると、いまのトムが見え隠れしていた。 世界観は全体的に80年代を感じさせるので、 無駄なことに、いろんなものを無駄に使うという、突き抜けた幸福感が漂っている。 しかしこの映画、無駄にいちゃいちゃするシーンが多く、 そのシーンにも特にエロスや、熱を感じることもなく、 ただひたすら、目の前で長時間いちゃいちゃするだけの映像を いやというほど見せられる。これもバブルがなせる無駄なのか。 とりあえずバーには行きたくなった映画だった。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-26 02:03:37)
7.  テキサス・チェーンソー 《ネタバレ》 
映画の内容は、とかく汚い・グロテスク、をひたすらに強調。 出てくる登場人物も小汚いし、風呂の水、床、壁すべて汚い。 生理的嫌悪感がまず先にくる。そしてグロテスクな描写。 監督はSM趣味でもあるのか?というくらいのフック推し。いや、怖いですけどね。 特に使うフラグが立っていない場所でも、フックが唐突に出てくる。 人物の描写もこれまた強烈で、出てくる人物が皆キ○ガイばっかり。 その気味悪さも十分出ていて、俳優もそこはかとなく漂う狂気の感じをよく出していた。 ただ、人物関係がわからない。あのガソスタのお婆さんは誰? いきなり出てきた保安官の母親っぽいのはだれ? と、後半はこの疑問ばっかりで、せっかくの恐怖が薄らぐ。 明確にしなくてもよいので、もう少し説明が欲しかった。 レザーフェイスが追ってくるところなんかは、ホラーより、 モンスターパニックアクション!という感じで、ハラハラ観れる。 最後の警官が襲われるところなんかは、オチがしっかり効いていてよい。
[地上波(字幕)] 5点(2012-05-19 01:28:09)
8.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
殺し屋同士のケンカということでワクワクしながら見たのに、 話が進むほど残念になる映画。 アクションシーンも地味だし、 いったいこの夫婦がどうやって仕事してるのかもぜんぜんわからない。 プロの殺し屋、という割にはどうやって始末するつもりだったのか わからないくらい仕事ぶりが雑。爆発させてその後どうするつもりだったのか。 仕方ないので、スパイ映画とかそういう風に思わず見ようとも思ったが、 そう思ってみても、メインのもう1つの夫婦喧嘩も特に面白くない。 どうせならワイン瓶をキャッチするくらいの、超人的な設定を生かして ばかばかしいくらい大げさなケンカが見たかった。 ただ銃をぶっ放すだけでは面白くない。 しかもやたら民間人を巻き込むので、ただの痛い夫婦にしか見えない。 ブラピ&アンジーというネームバリューに頼っただけの映画。
[地上波(吹替)] 3点(2012-04-18 22:26:24)(良:1票)
9.  キャバレー(1972) 《ネタバレ》 
この映画の唯一の失敗は、ライザ・ミネリの歌が上手すぎたことだ。 というコメントがあったとか。 たとえガセでもそのコメントには同意する。 ライザ・ミネリのステージ部分が映画から輝きだしすぎて ストーリー部分がどうしても見劣りする。 賞を獲得できたのは、ユダヤもの。ということなので 映画の質以前より、もっとほかの力が働いているようでうんざりする。 踊ることと引き換えに女の平穏な人生を捨てた生き方に もっとスポットライトを当てて欲しかった。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-12 19:31:36)
10.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
この映画を物心ついたときから見て育ち、 常に人生のそばにこの映画がありました。 これからも私のそばにいるであろう映画。 文句なしの10点。 生きているって素晴らしい。
[映画館(字幕)] 10点(2012-04-12 19:24:19)
11.  ミザリー 《ネタバレ》 
キング小説の映像化。原作のあらすじを知っていて、結末を知っていたのだが アニーの躁鬱的な、感情の起伏に完全に飲み込まれてしまう。 「ここでこう言っておだてておけば大丈夫だろう・・・。」と 作家も観客も思っていても、結果はアニーの気分しだい。 キレて、手を出してくるアニーには、私なら絶望して自殺するくらいの理不尽さ。 アニーが一番のファンとして、無邪気に振舞うさまに 最初は幼さを感じつつも、やはり嬉しいからなのだろうなぁとおもっていたが、 後半からはすべてが違和感。喜んでいる様にすら無邪気さゆえの残酷さが垣間見え、 嫌悪感すら覚えるようになるのだから、女優の演技がすばらしい。 最後(ミザリー?)豚の像で頭を殴ったときも 「念のためにもう2・3回殴っておけ!」と主人公に言いたくなる。 低予算で作られているのだろうが、抑えるところを抑えれば 過剰な演出をなくしてもホラー映画はできる、という見本のような映画であった。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-09 21:53:03)
12.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 
テレビで流れていたので視聴。 最初は安っぽいSFXにイライラしたが、新聞のフォントやテレビ番組など 「アメコミ」っぽい作り方には、愛を感じる。 ストーリー展開は、いかにも!ではある。 どうしても岩・炎が目立つので、地味なゴム・透明に 「研究者」という要素をつけていることで物語上もバランスがよく、 少ない登場人物で話を進められている。 どうしても背負わなくてはならないアメコミヒーローの宿命「ダークさ」も すんなりと乗り越えられているので、「スパイダーマン」の様な後味の悪さもない。 アメリカらしい娯楽映画としてなら、良作。 最後あの社長オブジェみたいになってたけど、どうなったんでしょうね・・・。
[地上波(吹替)] 5点(2012-03-10 01:40:55)
13.  ステルス 《ネタバレ》 
こりゃひどい!が見終わった後の感想・・・ あまりにもオレ様なアメリカ・・・ご都合主義・・・ 風刺だとしえも何も感じないし笑えない。 はっ・・・!もしかしたら最後目覚めたステルスは、アメリカへの憎悪を抱き悪の枢軸国たちとつるんでアメリカを破壊しつくし、新しい世界を作るということの暗示か! こりゃ~次回作が楽しみだ!!  んなわけないわね 
[映画館(字幕)] 4点(2006-04-16 01:47:46)
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