1. レミーのおいしいレストラン
実はディズニーを見に行くのは初めてです。 先入観で判断するのは悪い悪いと思いながら、 「ディズニー=子供っぽい」という構図が頭の中にあり、 何となくディズニー作品は敬遠していました。 今回も知人に誘われ渋々見に行ったのですが、 想像以上に面白くて先入観など吹っ飛びました。 確かにストーリーは先が読めるし、 そんなに深みのある作品ではありません。 しかしコミカルに動くキャラクターは可愛く、 単純に楽しかったです。 映画の作品にはこういうものもあるのだと痛感しました。 映画作品の幅を広げてくれたという意味で感謝している作品です。 ありがとう。 [映画館(吹替)] 8点(2007-09-18 01:14:14) |
2. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 HEPの先行公開で見に行ってたんですが、 投稿するの忘れてたので今頃に。 前作ではロンが完全かませ犬というか、 不要な存在で残念に思っていたのですが、 今回は立派に成長した姿を見せてくれます。 逆に情けないのがハリー。 皆にいじめられ、迫害され、 幻覚まで見えてきているようで心配です。 ロンとハリーの差って・・・彼女か!? 物語は全体的になかなか楽しめました。 映画にする過程でカットしているからでしょうが、 意味不明なシーンもちらほら。 もう2時間枠で納めるのが無理になってきて居るんでしょうね。 初期の方が良かったって人が多いのもそこら辺が原因かと。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-18 00:55:53) |
3. シッコ
《ネタバレ》 マイケル・ムーアの新作です。 自身医療を施す側の立場の人間なので、 大変興味深く見ることが出来ました。 医療のレベルがとてつもなく進化し、 そこにかかるコストも青天井で登り続ける今、 アメリカの医療を至上とし、 そこに近づくこと=進歩という単純な思考では通じない世の中になってきています。 医療を受ける側から言うと、 日本の医療は他国に比べて非常に恵まれていると思います。 しかし恵まれすぎて、恵まれていることを自覚できていないというのも一つの問題。 腎臓が悪くなったら血液透析を受ける。 この日本人には当たり前の治療が世界ではいかに特別なことか。 ある程度前知識がないとアメリカを貶している映画、で終わってしまうかもしれませんが、 あの映画で描かれているアメリカの医療は将来の日本ではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 9点(2007-09-17 19:44:16) |
4. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 やっぱりアンソニーホプキンスは良い。こういうほんわかとした映画をやらせたら右に出るものは居ません。最後新記録が出たところでは涙が出そうになりました。映画で泣く事なんて滅多にないのに。 [映画館(字幕)] 8点(2007-04-01 21:02:06) |
5. パフューム/ある人殺しの物語
全世界1500万部の売り上げを記録した名作の映画化です。 公開される前から楽しみで楽しみで、 やっと公開されたものの誰も一緒に見に行ってくれなかったので、 仕方なく一人で見てきました。 はじめに注意点として、 こういう異常者を取り扱った作品は人を選びます。 特に「死体見ただけで気持ち悪くなる」という人は見に行かない方が良いと思います。 序盤から中盤の流れは「羊たちの沈黙」シリーズが好きな人ならはまるはず。 終盤というか、ラストがいまいちだったのがちょっと。 でも全体として期待を裏切らずに面白かったので7点。 分析とか考察については世界中のプロフェッショナルが行ってるのでここでは述べません。 グロテスクさにとらわれない人には一見の価値があると思います。 [映画館(字幕)] 7点(2007-03-05 17:52:17) |
6. アトランティスのこころ
《ネタバレ》 自分が本当に辛いとき、救いが欲しいとき。 それは始めからそこにあったかのように用意されている。 そういうものに生かされている。 主人公のボビーはごく普通の男。 ある日彼の元に届いたのは「キャッチグローブ」。 それをきっかけに、少年時代の思い出が次々と蘇る。 ノスタルジックな雰囲気に包まれた、スローテンポなドラマです。 物語の筋書きは至って平凡。 所々不思議な点はあるものの、一少年の青春をほのぼのと見る感じです。 それを面白くするのがアンソニー・ホプキンスの凄さ。 っていうか、彼が出ている時点で名作は確定しています。自分の場合。 最後にボビーがキャリーの娘に写真を渡すシーンでふと思いました。 人間って存在を完全に消し去るなんてなかなかできないんだなと。 その人が死んで、その友人が死んで、それでも物は残り、記憶は残る。 時間が経てば限りなく稀薄にはなるんだけど、それでもどこかに何かは残る。 でも今の時代って完全に消え去ってしまいそうで怖い。 消滅の過程が非常にスピーディーな気がします。 一つ文句を言えば、尻切れトンボ的なところがありました。 もう少し長ければいいのになあ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-12 00:35:09) |
7. エミリー・ローズ
・実話に基づいている ・ホラー映画ではなく法廷サスペンス この2つをキチンと認識しておかないと、映画に対する印象が100%変わってしまいます。 最初ギャグ映画かと思い、爆笑しっぱなしでした。 法廷サスペンスならおどろおどろしい描写は不要だったのでは。 わざとらしい演技で途中何回もうんざりしました。 エミリーが残したかったことを伝えるなら、こういう描写は不敬ではないのでしょうか。 [DVD(字幕)] 3点(2007-02-12 00:30:50) |
8. フライトプラン
《ネタバレ》 "Jodie Foster" このCreditをみただけで失神しそうになる、 そんな僕が前々からチェックしていたのがこの「フライトプラン」です。 ジョディー・フォスターとアンソニーホプキンスは僕の好きな映画俳優の二大です。 粗筋はこう、 夫を亡くしたフォスターは娘と夫の遺体を飛行機に乗せ、故郷へ帰ることに。 出発して数時間後、フォスターは娘の姿が見えないことに気がつく。 早速乗務員に探してくれるように頼むが、真剣に取り合ってくれない。 無理矢理説き伏せて探してもらうと、やはり娘の姿が見つからない。 それだけではなくなんと、娘の登場記録も娘の姿を見た人も存在せず、 さらに、娘は夫とともに飛び降りたという記録が見つかる。 周囲にノイローゼだと思われ、 馬鹿にされ、信じてもらえず、 拘束され、殴られても、 決してフォスターは諦めず、 娘が見つかると信じ、懸命に探し続けます。 そして物語は、驚きと感動のラストへ。 なかなか面白い作品なので、DVDでご覧になっては如何でしょうか。 [映画館(字幕)] 6点(2007-02-12 00:27:16) |
9. マシニスト
《ネタバレ》 マシニスト 名前からは想像が付かないとおもいますが、これはサスペンスです。 主人公は一年間、つまり365日以上眠っていない男です。 なぜ彼が眠れないのか? なぜ物語がとびとびなのか なぜ彼の話と周りの話が食い違うのか。 彼の冷蔵庫に絵を描くのは誰なのか? 冷蔵庫から流れ出す血は? 不思議なことが次々に起こり、観るものも何が現実か分からなくなる。 最後には衝撃的、 とまでは行かなくても、 納得のいくラストが用意されてます。 正直期待せずに観た作品ですが、掘り出し物を探し当てた気持ちです。 興味があれば、是非DVDで。 [DVD(字幕)] 5点(2007-02-12 00:20:07) |
10. 守護神
《ネタバレ》 ほかの映画でこの映画のCMが流れるたび、みたいみたいと思ってました。 楽しみにしていただけに上映中はかなり引き込まれ、退屈しませんでした。 序盤の話の流れは 主人公は伝説の男 → 主人公のミスで親友が再起不能 + 奥さんに逃げられる →主人公荒れる → 主人公、後輩を育てる学校の教官に → 生徒との出会い・・・ という物です。 主人公の生徒に対する厳しい指導は、彼らの職務を考えると納得できますし、 卒業までの話は少し感動的でもあります。 しかし、冷静になって考えてみるとストーリーはチープ、 演技もそんなに良くなかったのではないかと。 では何が僕をそこまで引き込んだのか、と考えてみると、 それは大海原を舞台にした壮大なスケールではなかったかと思います。 海に放り出される恐怖は圧倒的。 人間は陸地では何とか生きていけますが、海に一人で置いておかれると死んでしまいます。 そのことをリアルに書き出しただけで、この映画ができた意味があったのではないかと思います。 あらすじを見て、興味がわいた人は見ると良いと思います。 余り多くを求めるとdeathるかも。 [映画館(字幕)] 6点(2007-02-11 22:32:02) |
11. 幸せのちから
《ネタバレ》 ほんとは別の映画を見る予定だったのですが、上映していなかったのでこれを見ることに。 話の展開が全く読めず、実話に基づいたストーリーと言うことで緊迫感を持ってみれました。 ただこれは、事前の情報が全く無しで行ったのが逆に良かったのかもしれません。 話の筋がだいたいわかった上での話だとまた違った評価になってたと思います。 たとえば二回目をDVDでみるか、となると少し微妙。 話は主人公が落ちぶれ、底辺になってから証券会社の社員になるまでです。 もうちょっと先の方まで話作れば良いのに、とは思いました(^-^; なんであんな尻切れトンボみたいな感じになったんだろう。 奥さんも結局戻ってこなかったし。残念。 三時間枠で作ってたらもうちょっと面白かったかなあ。 ただ演技に関しては上手です。さすがです。 みるときは是非、事前の情報無しでみてみてください。 (このレビュー矛盾してないか 笑) [映画館(字幕)] 6点(2007-02-11 22:21:09) |
12. プラダを着た悪魔
《ネタバレ》 派手派手派手! 音楽といい衣装といい、とにかく派手な作品! ブランド大好き!な人は見に行って損はないと思います(もうすぐ上映終了だけど)! ただこの作品は、映画館の大スクリーンで見るから良いんだと思います。 ぶっちゃけDVDだと評価がかなり下がるとおもいます(= =; 理由は視覚に訴える物がすべてだから。 ストーリーははっきり言って駄目です。 素人が書いてももっとうまく書けるんじゃないか?ってくらいのシナリオです。 しかしそれを補って余りあるのが一流ブランドの品々! 一番好きなシーンは机の上に鞄とコートがガシャって置かれるシーンです。 上映中に是非とも。 [映画館(字幕)] 8点(2007-02-11 22:06:12) |
13. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 面白そうだったので彼女と見に行きました。 結構映像的にシビアなシーンもあり、 また展開も割とスピーディーだったので退屈しませんでした。 しかし何を伝えたかったのか、となるとやっぱり?が残ります。 現実をありのままに・・・といった感じでもありませんでしたし。 伝えたいことは何もなかったのかもしれませんね。 まあ、面白いことは面白かったです。7点進呈です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-11 21:58:11) |
14. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 駄目判定が多いように見受けられますが、 みなさんのハリポタへの拘りがそれだけ強いと言うことなのでしょう。 「ハリー・ポッターと賢者の石」が映画でやっていたときは 「なんか子供っぽい」 という下らない理由で見に行きませんでした。 しかしその後、DVDで見ることになり、 映画人生でTOP10に入るほどの猛省をすることに。 この作品は人類の宝です。 食わず嫌い(観ずか?)選手権とかやってないで、 見てない人はがんがん見てください。 絶対死ぬときに後悔します。 シリーズ4作目となる本作は、 ハリーが第4学年になった一年を描いています。 世界三大魔法学校が合同で行う「魔法コンテスト」 各校一名を代表として選出し、トーナメントを行い、 その優勝者には「永遠の栄光」なる名誉が与えられます。 が、その危険性故に年齢制限が設けられ、ハリーは出場できないことに。 勘のいい人は分かると思いますが、まあ、結局は…という感じです。 原作が出て大分経つので常識になっていると思いますが、 この作品では人が一人死にます。誰が死ぬかはお楽しみ。 映像・音楽・演技のすべてが素晴らしい。 2005年の映画のNo1と言っても良いと思います。 DVDが発売されてるので、是非是非観てみてください。 [DVD(字幕)] 9点(2006-05-18 12:32:45)(笑:1票) |
15. ミュンヘン
所謂「前提知識が無いと訳が分からなくなる映画」です。 「パレスチナ問題」に繋がる、イスラエル人とパレスチナ人の対立が主軸な訳ですが、これに加えて 「黒い九月事件」 このワードに聞き覚えがない場合は事前に知識を仕入れて置いた方が良いです。 知らなくても楽しめるんですが、知ってると更に楽しめます(^-^) 「ミュンヘン事件」 については http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6 ここに書いてあります。軽く目を通しておくと良いかと。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-28 00:23:54) |