1. 尻怪獣 アスラ
普段こういう映画は絶対借りないのだけど、尻が街を破壊しているパッケージが気になってついに借りてしまった・・・。 設定のあんまりなくだらなさ。盛り上がらない展開。ビンラディンやモスラなどのパロディの数々。日本人っぽくない日本人と登場人物のシリアスな状況での緊張感のない演技。何より分離したケツ(クレヨンしんちゃんっぽい)のコミカルな動きに笑ってしまった。 こういう映画は制作者側も0点をつけてもらうことを望んでいるのかもしれないけど、ストーリーが崩壊しているわけではないし、それなりに見ていられたのでそれなりの高評価をさせていただきます。 [DVD(字幕)] 4点(2007-04-15 09:55:19) |
2. バベル
何の先入観もなく見てしまったので、菊池凛子の賞云々よりもアメリカもこういう映画作るんだねという驚きの印象のほうが強かった。この映画の主題は世界は繋がっていないようで繋がっているということなんだろうか。4つのまったく違った文明が本人達の知らないうちに複雑にリンクしていくのだが、それぞれの生活が奇抜(特に日本)すぎてあまりリアリティを感じられなかった。5,5点(中国語字幕) [地上波(字幕)] 5点(2007-03-30 22:21:17) |
3. ユナイテッド93
緊張感があり、とても上質な作品である。手持ちカメラのような臨場感は乗客の絶望感を伝え、また突然のハイジャックに慌てふためく航空管制センターの人々の緊張もよく描かれている。テロリストから運転室を奪還する部分など脚色があることは事実であるが、乗客たちへの追悼という形式をとっている以上やむを得ない部分ではある。むしろ不満なのは、テロリストたちのほうがのっぺらぼうのように無個性に描かれてしまった点であり、アメリカの視点からの一方的な9・11観に留まった点にある。なぜ、9・11が起こったのか、その遠因はなんだったのかをアメリカ自身が冷静に客観的に認識したときに、より深みのある9・11映画はできると思う。 [DVD(吹替)] 7点(2007-03-28 14:05:26) |
4. スーパーサイズ・ミー
実験自体にあまり意味があるとは思えなかったが、(3食1ヶ月明らかに不健康なものを食ってたら体調崩すのは明確)ファーストフードや食生活については考えさせられた。タバコは健康に悪い有害なものと認知されているが、肥満や不健康な食生活については同列で議論されない。健康管理は第一に「自己責任」だと思うが、高カロリーの食品を無秩序に販売する食品会社にもタバコ会社並みに社会的・道義的責任があるという点は一理あると思う。 ファーストフードの中毒性や子供への汚染のくだりでは、日本の創業社長が味覚が完成される子供のころからハンバーガーの味を覚えさせておくことが重要であると語っていたことを思い出した。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-22 22:33:29) |
5. ザ・ファン
これが日曜洋画劇場で放送された直後に淀川さんが亡くなったので別の意味で非常に印象に残っている作品です。(自分が淀川さんの解説を聞いた最後の映画だった。)デニーロが応援する選手を殺害するくだりは特に不気味でした。 [地上波(吹替)] 5点(2007-02-14 15:12:59) |
6. マスク(1994)
《ネタバレ》 9年ぶりくらいに見た。懐かしい・・・。とは言っても具体的に覚えているのは敵のボスが流されちゃったところくらいなので初見に等しいかな。 まず、巨悪の前にはちょっとくらいの悪は許されるという展開が少し気になった。マスクによって魔性を引き出されたとはいっても、銀行強盗やった事実には変わりない。最後に主人公が刑事罰に服するような表現があっても良かったのではないか。 しかし、主人公の素の姿とマスクになったときのギャップで笑える部分も多い(なぜか「銀狼怪奇ファイル」を思い出した。)犬の演技も「もしかしてCG?」と思わせるほど素晴らしかった。 [ビデオ(吹替)] 5点(2007-02-11 23:30:18) |
7. ジョニーは戦場へ行った
《ネタバレ》 ひたすら重くて、暗くて辛い。最後に自分の意識があることを伝えられたこと、自分のことを理解してくれる人がいたことがせめてもの救いだった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-02 19:20:17) |
8. バックマン家の人々
かなり期待してみたけど、少し退屈だった。子供を持つ親の悩みを大人の視点から描いている。もっと年齢を重ねたときにいい映画だと思えるのではないか。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-30 18:45:48) |
9. PLANET OF THE APES/猿の惑星
オリジナルは未見です。人間の女の子が籠に入れられてペットとして売り買いされてるのが印象的だった。でも人間の知能の高さを考えると、現実に猿が高度な知能を手に入れても奴隷として人間を支配できるのかと疑問もある。少なくともあんななめくさった扱いはできないだろう。 [地上波(吹替)] 4点(2007-01-23 00:23:18)(良:2票) |
10. 逃亡者(1993)
ダムから飛び降りるところだけ強く印象に残っている。全体的にはさらっと流れていってしまう感じで物足りなかったかな。 [ビデオ(吹替)] 5点(2007-01-21 19:09:22) |
11. ローマの休日
ローマの街並みとともにお洒落な雰囲気の漂う映画ですね。つかのまの二人のデートは本当にローマに来たかのような錯覚を与える。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-21 10:42:51) |
12. 評決
法学部の授業で観た映画。くたびれた感じの弁護士がいい味をだしている。法廷の心理戦の要素も強く描かれていてよかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-20 19:32:35) |
13. U.M.A レイク・プラシッド
《ネタバレ》 予算切れ?・・・と思わせるほど最後があっけない。あれだけ盛り上げておいてあのオチはないだろう(笑) [ビデオ(吹替)] 3点(2007-01-20 18:50:42) |
14. チャップリンの独裁者
演説の部分は名シーンである。ユダヤ人を迫害する独裁者(ヒトラー)と迫害されるユダヤ人の床屋が入れ替わるという発想は皮肉が効いてて非常に面白い。チャップリンのナチス人種政策への痛烈な風刺を感じるとともに、いかに人種や民族を差別することが無意味であるかを感じさせる。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-12 21:55:42) |
15. ふしぎの国のアリス(1951)
子供の時には、穴にアリスがもぐっていくシーンにわくわくさせられた。途中で喰われた牡蠣の子供たちがかわいそうだった。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-01-12 21:42:01) |
16. ステラ
暖かい映画だと思う。母親の娘への愛情が痛いほど伝わってくる。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-12 21:29:47) |
17. アマデウス
《ネタバレ》 テンションが高く無邪気なモーツァルトがどんどんノイローゼになっていく様を見ていくのはちょっと辛い。終盤は「あなたを誤解していた・・」というほどサリエリに心を許していたのにね・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-10 22:30:46) |
18. 天安門
大学で中国共産党の政策や社会主義市場経済について勉強していたのでこういう映画は興味深い。学生たちの運動は政治的な自由を求めた運動といった側面だけではなく、経済自由化の中での学生達の安定した生活保障の要求という側面もあったのではないかと感じた。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-10 22:09:55) |
19. スピーシーズ/種の起源
《ネタバレ》 子作りする映画ですよね。なんでエイリアンの子供が人間体で生まれてくるんだろう。けっこう疑問点が多かった。 [地上波(吹替)] 4点(2007-01-08 20:29:06) |
20. 十二人の怒れる男(1957)
法学部の授業で観た。陪審員制が導入されるといかに大変かを感じさせてくれる映画でした。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-07 12:26:46)(良:1票) |