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プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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1.  ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ 《ネタバレ》 
軽妙、多彩なコン・ゲーム。 語り口の技巧もさることながら、軽やかな展開は美しく、心地よい。 オチを知った上での鑑賞でしたが、十分に楽しめました。 騙されたことをも笑い、称賛する彼らの心意気は天晴れ至極。  なんとも清々しい逸品です。
[DVD(字幕)] 10点(2008-01-13 15:17:03)
2.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
いまだかつてここまで興奮しながら観た映画はない(劇場で観たのもプラスになっているでしょうが)。 このシリーズは基本的に好印象だったのですが、前作、前々作ではいびつな構成、記憶の回復で状況解決するなど、減点せざるを得ない内容があり、半端な点数しか投じることができませんでした。 しかし、見事な有終の美を飾ってくれたシリーズ完結作。大々満足です(思わずサントラCD買って帰るほど)。 演出の匠もさることながら、ゲーム性だけで突っ切るなんともパワフルな脚本。 こういう潔い勝負をしている作品は少ないですし、実際満足に至ることも難しいと思います。  シリーズ徹してこの水準に仕上げることが出来なかったのが残念でならないですね。 1作目、2作目で見切りをつけてしまった人は、とりあえず最後まで観ることをお勧めします(是非、劇場で)。
[映画館(字幕)] 10点(2007-12-17 18:54:23)(良:1票)
3.  シンプル・プラン
自分もあの境遇で、あの状況で、あの仲間がいれば同じ展開になりかねないという設定の匠に感嘆しましたし、恐怖を覚えました。 止めようと諭していた側が状態の変化でコロッと立場を逆転させてしまう描写など素晴らしい。 その他にも脚本上の技巧は多彩で、惚れ惚れさせられました・・・美しい。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-12-17 13:21:50)
4.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
お気に入り登録しているレビュアーさんが軒並み高評価だったので、かなり期待して鑑賞に備えていたのですが、全く裏切られることなく大満足の内容でした。  破綻展開(船に戻ると敵側に占拠されてる、船員に化けてる)がちょっと唐突で説明不足に感じるものの、そんな減点要因をものとも言わせないサービス精神の固まりな内容。 自分は「スター・トレック」なんて観たことなかったし、観る気も起こらないような奴で、パッケージを見掛ける程度では決して手を伸ばさなかったであろう作品だったので、このサイトに感謝です。
[DVD(吹替)] 10点(2007-12-01 18:28:22)
5.  ブラッド・シンプル ザ・スリラー
かつてながら観していたおかげで多くのものを見逃していたことに今回の再視聴で気付き、唖然。 こんな大傑作だったとは・・・。 ここまで誤解で回っていた話だったとは、あんなところまでスリラーとしての配慮がなされていたのか、と感心しきりです。  DVD特典で解説が入っているのでわからなかった方はご覧あれ。
[DVD(吹替)] 10点(2007-10-30 00:09:25)
6.  マンダレイ 《ネタバレ》 
「ドッグヴィル」の続編ということで心理展開で物語られる内容なのだろうという身構えで観賞していると、構成(仕掛け)によって物語られる内容で裏切られ、驚嘆。 これは監督が「ドッグヴィルの続編」という情報を意図的に利用したのでしょうか。 だとすれば、なんとも狡猾。  本作で自身の罪に直面したグレース。 しかし、彼女の理想主義はそれすらも正当化してしまうのでしょうか? 果たしてどうケリをつけるのか。三部作完結編が楽しみ。
[DVD(吹替)] 10点(2007-10-20 17:57:27)
7.  殺したい女
素晴らしい。 確かにB級なムードがなければ成り立たないキャラクターや、それによる展開ですが、実に緻密。  こんな傑作クライム・コメディがマイナーな存在であっていいのでしょうか。 DVD化もされてないなんて・・・。
[地上波(字幕)] 10点(2007-10-09 05:54:33)
8.  トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 
初見は子供の頃で随分楽しんで観賞し、しばらく経って全てリコール社のサービスなのかもしれないという解釈を発見して驚いた記憶のある作品。  確かに多く方が減点材料として指摘している通り、セットはチャチですし、グロテスクな描写満載ですが、自分の評価基準には含まない事柄なので満点献上。  やっぱりここまでサスペンスを維持し続けるのは相当の技術ですし、疑心暗鬼な状態を作り続ける設定やシチュエーションは舌を巻く出来。
[地上波(吹替)] 10点(2007-10-08 07:02:03)(良:1票)
9.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
「才能は過信により齎される。故に慢心を改めてはならない」というのが持論。 これ系の話はきまって途上で生き様を悔い改めさせるのだが、クリエイターにとってそれは決して成長と呼べないと思う(処世術ぐらいは備えてないとまずいでしょうが)。 才能の取り扱いとドラマの処理をごちゃまぜにして万事解決としてしまうような不条理をよく見掛けますが、「才能」を扱い徹す今作にとってこの内容は理想的。
[DVD(字幕)] 10点(2007-09-06 13:47:46)(笑:1票)
10.  ダイ・ハード
構成というよりもゲーム性で乗り切る何ともパワフルで型破りな脚本。すごいっ。
[地上波(吹替)] 10点(2007-08-29 00:17:22)
11.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
最高のシチュエーションに多彩な娯楽要素。キャラクターの内的ドラマに通ずるものがあれば、更に良かったけれど欲張りすぎかな。 解決へのハッタリも定番ですけど、楽しめました。
[DVD(吹替)] 10点(2007-07-22 18:55:09)
12.  バーバー
「いつか死ぬのに生きている」 この圧倒的な絶望を知りながらも尚生きている。 宗教に傾斜する者もあれば、自ら死を選ぶ者もいる。 どちらにも向かない者は、静かに首肯するのみだ。   ※コメンタリー視聴で、よりテーマの深淵をうかがえると思います。
[DVD(吹替)] 10点(2007-07-14 20:58:19)
13.  アダプテーション
私たちは社会に適応(アダプテーション)するべく、多くの選択を迫られる。例えば恋愛を取るか、仕事を取るか。どちらも有益であると判断しても時間という有限な流れの中ではどちらかに決めなければならない場合がある。それは合理化である一方で選ばれなかった可能性を切り取る作業でもある。しかも、それはそういった社会的な態度の限定だけに留まらず、内面的な部分にまで侵食する。自らの行動を納得させるべく「主義」へと姿を変えた選択は意識のカスタマイズ作業であると同時に制御可能な世界へと自らを隔離する。しかし、当人にその自覚はないだろう。それは処世術であり、オリジナリティとして解釈してしまうからだ。そして、ついにはこのように設定された世界「ワタシ」を主張する。  一度設定してしまった世界は容易に変更できない。それまでの自分を否定することでもあるからだ。無闇に刃向かおうものなら、その設定にそぐわないと敵意すら示すだろう。「ワタシ」という枷こそが限界をも設定し、他を拒むファクターとなる。即ち、世界は「ワタシ」によって整理され、限定されているのだ。  本作では他を知ることで広がる可能性とともに「世界をつまらなくしているのはお前だよ!」。そして、「世界は君のものだ!」と提起されているのではないだろうか。
[DVD(吹替)] 10点(2007-06-25 11:04:24)
14.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 
クライム・ストーリーには興味のある方だけど、まんまと騙された。巧い。傑作。 単なる悪党どもの攻防劇だと思っていたら・・・。 しかも、正義に着地するなんて・・・恐れ入りました。
[地上波(吹替)] 10点(2007-06-07 23:17:01)
15.  十二人の怒れる男(1957)
三谷幸喜の「12人の優しい日本人」は鑑賞済みで高評価だっただけにある意味納得、ある意味がっかり。 三谷幸喜がよくパクってるだけじゃないか、と叩かれる理由がわかりました。 展開やキャラクター性、着地の仕方は同じ。これじゃあ・・・。 他の感心した作品もこれぐらい参考にした作品があるのかもしれないと思うと三谷幸喜への評価も変わってきちゃう。  本作は文句なく満点。
[DVD(吹替)] 10点(2007-06-06 00:10:31)
16.  ミッドナイト・ラン
タイトルも評判も以前から知っていたものの、古典に対する敬意や追憶からの高評価だろうと敬遠していたのですが・・・恐れ入りました。 久方ぶりの自己ベスト更新です。観ないで死ぬことになっていたかもしれないと思うと悪寒さえ走ります。  三つ巴から始まって、一方と合流して解決に向かうという流れはよくみますが、それ以上に複雑でここまでスマートにまとめる手腕は感動もの。 折り込まれているドラマも感慨深い。 後の映画に多大な影響を与えたという本作。観ないと大損こきますよ。
[地上波(字幕)] 10点(2007-05-19 12:52:53)
17.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
「スポーツ年鑑を取り戻さなければならない」という状況に突入するまでがやや冗長。 「3」への繋ぎ部分は最高っ。
[地上波(吹替)] 10点(2007-03-31 16:51:31)
18.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は漫画映画として観るなら単品でも十分だが、物語として評価するなら「3」まで観なければ。
[地上波(吹替)] 10点(2007-03-31 16:47:49)
19.  ユージュアル・サスペクツ
物語を求めると詰まらない内容ですが、映画ってこんなのもありなんだと教えてもらいました。 オチを知ってから観たのですが、楽しめましたよ。
[DVD(吹替)] 10点(2007-03-26 12:53:10)
20.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 
好きな場面は人助けをして自信を取り戻したジャックが連れ添った相手と距離を置きたいと無思慮な態度に出る場面。 自己愛に支配された人間の本音ですね。 それに、バリーのために聖杯を盗みに出向くのも結局は他人のためにリスキーな行為をできる自分を確認(肯定)するのが最大の動機であって、彼のためというのは二の次でしょう。 しかし、それも自分ではない人がいるという希望と可能性のひとつ。 弱く、脆く、ずるい我々を肯定し、希望を教えてもらえます。
[DVD(吹替)] 10点(2007-03-25 04:19:33)
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