1. みんな元気(2009)
《ネタバレ》 ドリュー・バリモアが出ていたらハズレはないかなーと思い、レンタル。元作があることも知らず・・。しかし・・泣いた!もうボロボロと泣いた!ふと子ども達の幼い頃の姿が出る、それだけで泣けてきた。本当に彼の「宝物」なんだ・・と思って泣けてきた。写真とか幼い頃の姿とか、もう、出てくるだけで愛情を感じて泣けてしょうがなかった。元のマストロヤンニの主演版も観たいけど、これでももう、充分すぎる程、泣きました。販売のDVDを注文しちゃったよー! [DVD(字幕)] 8点(2011-02-03 19:32:08)(良:1票) |
2. ウォッチャーズ(2009)
《ネタバレ》 あれ?誰も書いてない。人気のミーシャ・バートンの主演作ということで、アイドル的な内容かと思いきや、監禁モノ。しかも監禁するのがミーシャ・バートン。人形のようにかわいいので逆に怖い。話の筋としたら、まぁ予想の範囲に納まるんだけど、でもなーんか怖い。ミーシャ・バートンがキレイだから妙に応援する自分の心理もあったりして。 見て損する内容ではないです。何も得ることはないけど。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-07 00:34:40) |
3. 恋する宇宙
恋愛肉食獣のアメリカ人の「王道・恋愛映画」より、不器用な主人公の恋愛は、リアルに楽しめたと思う。障害の特徴も隠すことなく物語にキチンと収まっていてよかった。現実は厳しいね。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-03 22:00:05)(良:1票) |
4. ミリキタニの猫
《ネタバレ》 偶然なんだけど、「マイ・ネーム・イズ・ハーン」というアメリカでのイスラム系住民への差別をベースにした映画のDVDを観たあとに、この作品を観た。 「恐怖が人々を狂気においやる」という言葉が染み入る。これは名作だ。 猫の絵がチカラがあって好きだ。日本で買えるといいのに。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-13 21:01:31)(良:1票) |
5. ハート・ロッカー
まず「キャスリン・ビグローは本当に女!?」っていつも思うけど、本作を観ている間中もずっとそう思って観ていた。「ハートブルー」も「K-19」も完全に男共感の男映画で、この作品もそう。女の出演シーンもほとんどなく「男世界」。これがすごいと思う。まぁ、「プリティ・ウーマン」のゲーリー・マーシャルのように職人のように「女世界」を描き続けていく男監督もいるので、「男世界を描く・女監督」がいてもいいんだけどね。同じテーマで作り続けているような感じもあるので、どんどんと上手くなっているのも確かだと思う。この作品の描く世界はイラクに限らず、戦争一般に共通するものかもしれないけれど、出来ればこの「ハート・ロッカー」が往年の「遠い夜明け」のように「旧世代の作品」と言われるような時代がきて欲しいと願います。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-05 22:33:35) |
6. パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
《ネタバレ》 「普段はパッとしない主人公+いい人キャラの引き立て役+賢い女子」が「羽の生えた魔法グッズ」やらを使用して戦い冒険する愛と友情と魔法の物語!って・・まるっきり、ハリポタと同じじゃん。ユマ・サーマンだけがステキでした。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-24 21:27:53) |
7. ハートブルー
キアヌ・リーブスが若い!かっこいい!でもバカ・・くだらない・・。でもこんなFBI捜査官はクビにしてください。以上。 [DVD(字幕)] 2点(2010-05-17 00:09:13)(笑:1票) |
8. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 ティム・バートンの映画で「アリス」なら、非常に期待感があるわけです。しかし、ティム・バートンもいいオッサンというか初老に差し掛かっていることを感じてしまった。ちょっと寂しいね。「シザーハンズ」「ナイトメァ・ビフォア・クリスマス」の頃のティム・バートンではなくなって来ているかな・・。「別世界で少女が巻き込まれるのは姉妹の争い」って結論も「千と千尋の神隠し」と同じじゃねーの?と突っ込みたくなりました。ん、まぁ、映像は綺麗でしたがね・・。 [映画館(吹替)] 4点(2010-05-06 09:41:48) |
9. 僕はラジオ
《ネタバレ》 「障害のある人を受け入れる」ということが日本とアメリカでは大きく違うなーと感じた。日本なら「差別防止の法律と教育用冊子をつくって配布して」「障害者には手当てを出して」「福祉担当の公務員を増員」が受け入れのカタチ。アメリカでは「法律は無ければないほうがイイ」「変に手当てを出すより周囲からの善意の積み重ね」「公務員を増やすより、社会の中に居場所をつくって皆で見れば?」ということがあるべき姿なんだよね。どっちがいいかは文化・風土・歴史も関係するからジャッジはできないけど(この映画のように幸せな行方をたどるのは珍しいんだろうし)ある意味、うらやましいほど、豊かな文化だ。本当にアメリカらしい映画で、こういう映画は他の国ではありえないと思う。「ピューリタン映画」とでも呼びたくなる自主独立・自治・慈善・コミュニティと家族の物語ですね。 [DVD(吹替)] 6点(2010-05-01 23:26:59)(良:1票) |
10. K-19
《ネタバレ》 ロシア人ばかりの映画なのに、何故か英語という点は・・しょうがないとして・・。「こぇー!」もう、ダメかも・・。原爆モノ・被爆モノは怖すぎる。自分、ダメです。地震や台風、竜巻と違って、人間が作って・人間を原点から破壊しつくすんだもん。怖すぎる。”この世で最も怖い映画が「櫻隊散る」”の私には後半は「吐き気」との闘いでした。自分も電気の恩恵を受けて文明生活しているくせに、どうしようもない奴ですが、本当に怖いです。修理に入った技官達が「美しい若者」であるのも、たまらなく切なくて居たたまれない・・。この監督さんの力量にはまいっちゃいますが・・吐き気が治まらない・・。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 00:53:55) |
11. エスター
《ネタバレ》 怖いよ~。。登場人物も限られているし、キャラがよく描けているので面白かったです。しかしパパも息子さんもだらしないなー。。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-11 00:15:49) |
12. ニュームーン/トワイライト・サーガ
《ネタバレ》 3角関係の一方は「究極のS・吸血鬼」一方は「究極のM・ワンワン」・・・(笑。平和に暮らすならご主人に従順なワンワンだよね。吸血鬼じゃ、全部を吸い取られてシワシワになりそうだもん。でもこの吸血鬼はちょっとMっぽいから悩むね(笑。しかしこのベラちゃん、「いきものがかり」ならぬ「ばけものがかり」ですね。今後の想定外の展開を期待しています。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-27 21:07:16) |
13. イントゥ・ザ・ワイルド
《ネタバレ》 彼の考え方が揺れていることも隠さず表現しているところが素晴らしいと思う。「人との出会いよりいいものを神は用意している」と感じたり、「喜びを誰かと共有することが幸せなんだ」と感じたり、完成された(堅くなった年寄り的な)思想家とは違う不安定さが共感できる。最後のクレジットに「主人公のご家族の全面的な協力で映画が完成できた」というメッセージが出たが、ご家族も家族の暗部を描くことを承諾したんだ・・息子の人生を、自分たちの都合や社会的立場で都合よく脚色しないんだ・・と、家族の姿勢にも感動した。 [DVD(字幕)] 8点(2010-03-17 22:54:44) |
14. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 派手さにはやや欠けるものの、おもしろいサスペンスでした。本当にキャストが豪華ですね。堪能できます。実際のメンゲレがいたブラジルの村で「金髪・青い目の双子」が不自然に多く産まれたミステリーは知っていたので、こういう流れとは気付かなかったなぁ。まったく別ものとして観るべきですね。でも面白かった。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-17 20:41:49) |
15. スローターハウス5
原作も知らず、評判がいいことも知らずにレンタルしてみて観ました。結構、面白かったです。「ドレスデン空襲」はドイツ映画の「ドレスデン」も観ていたので「くるな・・くるな・・」って感じでした。流行の「修正史観」に安易に組するのは嫌だけど、当時は「正義の味方」のアメリカも国じゃぁ、黒人と白人はバスに乗っても黒人は座ってはイケナイ、待合室も人種別と差別がまかり通っていた国。当時のアメリカがニュールンベルグや東京裁判で簡単に正義の味方顔するのはおかしいよね。ドレスデンも広島も根っこは同じ。最後は人の良心だわ。*古い映画のDVDの日本語吹替え音声は「テレビ放映時の音声」を使用しているので、放映用に編集でカットされた部分は日本語音声が収録されていません。古い映画はなるべく字幕で鑑賞されたほうがいいです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-02 14:25:40) |
16. 今日も僕は殺される
これってホラー?SF? ちょっと、ワケ分からん・・ [DVD(字幕)] 3点(2010-01-25 13:01:05) |
17. 縞模様のパジャマの少年
今、観終わったところで、衝撃から抜けられないでいるのですが・・。子どもが大人の醜い社会を身近に見て、感じていく。誰もが少しは経験のあることがベースにあるのでブルーノに共感ができるんですよね。親の目を盗んで行ってはいけない場所に行ったことも、遊んではイケナイと言われる子とコッソリ遊んだこともある。子どもとしては日常的なことであり、成長の一場面であるのに・・。その場所が・・絶滅収容所であったという・・。自分の中の「子ども」と、社会の中で適応しながら生きている「分別ある大人」の自分が、自分の内面で親となり子となりして・・非常に葛藤して観ていました。2人が手を繋ぐシーンがいくつかあり、それぞれのシーンがとても印象的です。特に手を繋ぐシーンとしては最後になる映像・・ふたつのやわらかい丸い手がぎゅっと握り合う信頼と不安の語られる手が・・忘れられません。 [DVD(字幕)] 9点(2010-01-21 00:48:02) |
18. レイクビュー・テラス 危険な隣人
劇場未公開作品ということですが、結構、面白かったですよ。よくあるご近所心理戦モノですが、「黒人女性と結婚した格下の白人男性」への露骨な見下し感が、これまでの人種感を覆す感じでそら恐ろしい。しかし・・この作品でも全裸になっているパトリック・ウイルソン!「オペラ座の怪人」と「アラモ」以外の作品では必ず、全裸になるのね。レイフ・ファインズを脅かす「全裸の実力派・しかも正統派白人」俳優ですね。最近はあなたが出てるといつ全部、脱ぐか気になってしまうようになってきたわ・・。自己嫌悪・・。 [DVD(吹替)] 6点(2009-11-25 20:10:20) |
19. グラン・トリノ
へ?と思われるかもしれなけど「アンパンマン」とだぶった。「真のヒーローは自分が傷つかないわけがない。自分の顔を食べさせて、人を救うのがヒーローだ」と原作者のやなせたかしさんは語っている。やなせさんもイーストウッドも同世代。若い時に戦火を体験し、その後の時代の急激な変化をじっと見てきた人だ。彼らの言葉は重い。 [DVD(吹替)] 8点(2009-09-17 00:50:15) |
20. ダウト ~あるカトリック学校で~
いやぁ、本当に演技対決すごいですね。皆様のおっしゃるとおり。私は修道院や学校の風景がとても好きです。派手で何でも大きなアメリカであるけど、必死に謙虚でいるんですよーとアピールしているような・・。綺麗なんだけど、必死に抑えている感じがピリピリとしてよかった。 [DVD(吹替)] 6点(2009-08-20 15:59:24) |