4. カリートの道
《ネタバレ》 デ・パルマは個人的に好きなのですが、いかんせん趣味丸出しすぎるんですよね。マニアック?悪趣味?なのか(笑) 彼の映画で完成度が高いのは「アンタッチャブル」「キャリー」くらいかな~と思ってました(個人的には大抵の作品は好きですが・・・)。 ところが、本作はすごい。アル・パチーノ、ショーン・ペンの演技合戦、作品全体の雰囲気、音楽、ストーリーどれも文句なし。 そして、何よりもデ・パルマ・カットがこれほど決まったのも珍しい。恋人とのぐるぐるカット、後半の逃亡劇。すごいの一言。 オープニング、エンディングもデ・パルマとは思えないほど美しい。(数ある映画の中でも名オープニング、名ラスト) デ・パルマはサスペンスよりもマフィアものを撮らせるべきだなぁ [DVD(吹替)] 10点(2009-07-25 00:18:00) |