1. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 2作目(「イントゥ・ダークネス」)が面白かったのでこちらも観ましたが、カークが卑怯な手を使ってスポックを陥れたりセコい手を使って宇宙船に乗りこんだり人間性がどうも好きになれず、艦長として堂々としていた2作目ほど面白くはなかったです。まあ英雄も下積み時代はそんな感じなのだろうし単に好みの問題だと思いますが。 [DVD(吹替)] 5点(2016-07-10 20:49:38) |
2. ダーク・プレイス(2015)
《ネタバレ》 「プリズナーズ」に匹敵する緊張感と殺人(推理)クラブの面々の登場もあって一気に没入できましたが、彼は悪い事には悪いとちゃんと言うという伏線がありながら、28年も黙って服役している事が、お母さんを守るためではないようですしどうしても引っかかりました。また彼がリビーに声をかけた後どのように逮捕されたかも重要シーンだと思われるので省略して欲しくなかったです。協力者ライルは最後の方は出てこなくなるので、何もかも終わった後に黙って主人公の肩に手を置くなど、殺人クラブ(出たの結局最初だけじゃん)全員は無理でも彼は最後に出して欲しかったです。クロエは適役でした。お母さん(クリスティーナ・ヘンドリックス)は見た目は知的で可愛かったです。期待したより少し下でしたが数少ないミステリーなので観て良かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2016-07-03 00:58:02) |
3. 10 クローバーフィールド・レーン
《ネタバレ》 ヒロインがタンクトップ美女なのでホラーとしての掴みはOKですし期待以上でした。ハワードに追っかけられて終わりだったら面白かったがラストはただのスリラーだったかという感想でしたが、最後の選択(ヒューストン)が前向きなもので非常に素晴らしかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2016-07-03 00:41:53) |
4. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
《ネタバレ》 前作「ウィンターソルジャー」が大好きで2年間ずっと楽しみにしていましたが、「シビルウォー」は激戦の末キャプテンが投降して亡くなり、バッキーが後を継ぐ話ですよね。映画ではキャプテンは死なないしただのアベンジャーズの1エピソードになってしまい、とても残念です。前作でS.H.I.E.L.D.がヒドラに乗っ取られていたのに、またすぐに乗っ取られそうな組織を作るという映画版ストーリーは全くノレませんでした。空港でのヒーローチーム激突は、ヤンキー漫画のただの殴り合いみたいな規模の小ささでした。スタークもギラギラしていつも余裕をかましている感じがなくなってつまらないです。 [映画館(字幕)] 0点(2016-05-01 07:28:35) |
5. ズートピア
《ネタバレ》 ジュディがモフモフでした。初めてズートピアを訪れるシーン、ニックの表情とキャラ、ニックと相棒がアイスアイスキャンディを作って売り捌いているシーンが特に好きです。事件を追っていく過程よりは日常の描写の方が面白かったです。繰り返し観たいですが免許センターのシーンが嫌だなあ。署長と受付のヤツはスマホアプリをやっているだけで使えなくてイライラしました。上戸彩のジュディが良かったです。ニックの声優は平田広明かと勝手に思っていたら森川智之でこちらもとても似合っていました。 [映画館(吹替)] 9点(2016-05-01 07:08:43)(良:1票) |
6. 砂上の法廷
《ネタバレ》 法廷ものとの事で頭を使う事を期待して観に行きましたが、どうも法廷部分がつまらない。つまりは初めからこの手垢にまみれたしょうもないオチありきの映画で、法廷部分は別に高いクオリティでなくても構わないという姿勢を感じました。94分ですし、土曜ワイド劇場だったらまあまあ良かったのではないでしょうか。また配給会社に騙されたなあと思いつつ夜道をトボトボと歩いて帰りました。やはり「世界最速日本公開」という肩書は見えている地雷でした。 [映画館(字幕)] 0点(2016-04-02 19:00:08) |
7. リリーのすべて
《ネタバレ》 「博士と彼女のセオリー」もそうでしたがエディ・レッドメインの映画はガチで具合が悪いですね。街並みや質素な暮らしもとても良いし、自分自身を遂に手に入れたリリーと最後までそばにいたゲルダもとても印象に残りますが、楽しい映画かと言われればとても苦しいとしか言いようがないです。アカデミー主演男優賞にノミネートされましたが、エディ・レッドメインの演技は俺凄くね?感がもうすっかり出過ぎていて、賞が獲りにくいのではないでしょうか。室内でもスーツ姿がキマっていました。 [映画館(字幕)] 5点(2016-03-28 02:37:42) |
8. アーロと少年
《ネタバレ》 初っ端の農作業風景で作り手の豊かな想像力に魅了されました。ストーリーは行って帰ってくるだけで単純ですが、美しい背景と感情豊かなキャラクターたちに終始夢中になりました。「アーロと少年」というよりは「少年と犬」という感じで物語が進むにつれてより親しみを持つ事ができました。最後少年がアーロに超スピードで抱き着くのも可愛くてとても良かったです。 [映画館(吹替)] 10点(2016-03-28 02:04:20) |
9. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 長い間タランティーノは食わず嫌いでしたが、長時間の鑑賞にも拘らず舞台劇のようでとても楽しかったです。皆怪しくてオチも良かったです。保安官が若いせいもあり本当に保安官なのか信用できずモヤモヤ進行していき、彼が最後に頑張って解決するさまは男も上がってお見事でした。山小屋のセットも良かったです。劇場の座席ナンバーは当然【H-8】ですよね。 [映画館(字幕)] 9点(2016-03-17 00:49:50) |
10. グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
《ネタバレ》 子供の頃に日曜洋画劇場で観て面白かった記憶がありますが、当時は「コナン・ザ・グレート」や「レッドソニア」が好きだったので純粋に冒険ものが好きだったのだと思います。大人になって観たら、お姫様の美しい裸体ばかりに夢中になりました。リアルな略奪シーンやペスト犬投げ込みというアイデアは現代の映画ではまず表現できないだろうからとても新鮮でしたし、これこそが中世であるような気がします。大好きな「ブラックブック」の監督&脚本コンビがその20年前に作った映画という事で、とても偉大な映画だと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2016-02-24 00:08:37) |
11. キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 10年振りに観ましたが、やはり超絶面白いです。全編に謎の癒しの空気が漂っています。主人公が王の申し出を断る理由が少し弱い気がしますが、彼が王を継いでいたら戦争が起こらず、あの凄まじい攻城戦を観る事が出来ないのでこれで良いと思います。あの時は鍛冶屋だったけど今は違う、あと時は墓堀職人だったけど今は違う、現代日本では難しいでしょうが、こういうのは大好きです。皆さんがご指摘されない所では、スキンヘッドの副官は渋い表情だけの演技でおいしい役だと思います。できれば死ぬまでに映画館で観たいです。 [DVD(吹替)] 10点(2016-02-12 20:47:03) |
12. ザ・ウォーク
《ネタバレ》 準備段階から何度も「やめようよ」「本当にやるのかよ」と思いましたし、往復はすると思いましたが何度も行ったり来たりしてしかも寝転ぶのはやりすぎだろというのはありましたが、感動ものですよ!というテンプレ臭もなく押しつけがましくなくスッと映画の世界に入り込むことができたのは監督のさすがの手腕だと思います。国際金融資本は自作自演でWTCビルを爆破しておきながら、このような映画を作るとは何事だと観る前はモヤモヤしていましたが、劇中政治思想を感じる事もなくとても楽しく観る事ができました。師匠の名前がオウマンコウスキなのも良かったです。 [映画館(字幕)] 9点(2016-01-28 10:59:51) |
13. マジック・イン・ムーンライト
《ネタバレ》 わかり易いストーリー展開と甘い雰囲気を堪能でき、現代に生まれた古き良き映画という感じで面白かったです。二人が仲良くなってからも主人公の台詞が酷すぎていちいち笑えました。吹き替えにすると「午後のロードショー」みたいで2度楽しめました。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-01-14 00:00:36)(良:1票) |
14. スノーピアサー
《ネタバレ》 主人公はキアヌだとずっと思っていました。「fallout3」や「RAGE」、「METRO2033」等が好きなので面白かったです。首相が久本で笑えました。オチも好みでした。線路を永久に整備・造成し続ける「BLAME!」のような巨大ロボがいれば良かったです。現実世界でも1%はわれわれが情報を共有し、団結する事を非常に恐れています! [インターネット(字幕)] 8点(2016-01-13 02:59:14) |
15. ドラゴン・タトゥーの女
《ネタバレ》 ただただ長くて単調です。元々出来の良いオリジナル版があるのでわざわざ観る必要はないと思います。終盤一番緊張感があるシーンで犯人が"Orinoco Flow"を流してもう監督のセンスを笑うしかないです。 [インターネット(字幕)] 1点(2016-01-13 00:01:48) |
16. 記憶探偵と鍵のかかった少女
《ネタバレ》 主演の二人が素敵で映画の雰囲気も良いのですが、ストーリー展開は微妙でした。「記憶探偵」という概念を作ったのだから、普通では解けないような謎解きが欲しかったです。主人公が騙されたというオチにするから問題解決の筋書きをガチにしなかったのだと思いますし、私たちも見て損したと思います。タイッサ・ファーミガは可愛いですがつまらなかった(その2)です。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-01-09 23:41:25) |
17. ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ
《ネタバレ》 80年代ホラー映画をリスペクトしているようですが展開が退屈で、エログロが全然ないため物足りなかったです。ただエロい男が一人いるだけなので呆然としましたし、ホラー好きなら特殊造形にもこだわって欲しいです。タイッサ・ファーミガは可愛いですがつまらなかったです。子供の頃ワクワクしながら観たのは、やはりおっぱいとグロだったのかと気付かされました。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-01-09 19:06:56) |
18. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 ティーン向け小説のような内容。スターウォーズってこんな感じじゃね?みたいな姿勢を感じてがっかり。カイロ・レンはしょぼ過ぎ。レイア・オーガナは私生活で色々あり過ぎて品のないお婆さんだし、期待して損しました。近年のアメコミ映画はシリアス志向ですが、仕切り直してこれではこの先も期待できない。男性が主役の重厚な、唸るようなSWが観たいです。 [映画館(字幕)] 0点(2016-01-07 01:14:22) |
19. クリード チャンプを継ぐ男
《ネタバレ》 「フルートベール駅で」が良かったので期待していましたが、丁寧な作風はそのままで更にボリュームアップしていました。若手監督と若手俳優がロッキーに新たな命を吹き込んだ事を目の当たりにできてとても良かったです。彼らに応えたスタローンも素敵です。同時期公開のベテラン監督が作った某SF超大作の新作よりも断然面白かったです。試合中にカメラがグリグリ迫り、また入場時の長回しで緊張感が伝わってくるところが特にお気に入りです。 [映画館(字幕)] 8点(2016-01-07 01:01:44) |
20. 完全なるチェックメイト
《ネタバレ》 監督ズウィックx脚本スティーヴン・ナイトという事で期待しましたが、チェスがわからないという事以前の問題で本作の企画じたいに不審を感じてしまいとてもつまらなかったです。天才や大きな影響力を持つ人は必ずユダヤ金融資本からお声がかかりますが、ボビー・フィッシャーは彼らになびかなかった為に、没後も彼は変人であるというこのような酷い映画を作られて、故人の名誉をおとしめているのだと思います。ボビー・フィッシャーは変なテープを繰り返し聞いていたのではなくて、生涯抵抗を続けていたのだと思います。 [映画館(字幕)] 2点(2016-01-07 00:54:47) |