1. 刑事マルティン・ベック
《ネタバレ》 BGMを多用しないドキュメンタリー風な作りですがこれまた迫力が凄い。オープニングの掴みが最高に素晴らしいし犯人の顔をほとんど写さずに音と動きだけで見事に表現された緊張感と警察たちとの攻防戦は目を見張るものがありますが、ガチでストックホルムで撮影したと思われるヘリコプター墜落や銃撃戦は今じゃ無理じゃないかなぁ、エグイ。でも邦題に入ってるマルティン・ベックは正直なんにもしてない感がたっぷり(笑)何しに屋上に行ってあっさり撃たれてんだか(笑)その辺とネタが尽きたのか思いつかなかったのか、あっけなさすぎるラスト以外は満点に近い面白さでした。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-02 00:42:22) |
2. ブレイカウェイ
DVDのパケに出てる絵はほぼ100%ウソ。アクション犯罪ものではなくおもくそオッサン4人衆の青春ドラマではないか!!しかも仲間たちの表面上でのやりとりだけではなく1人1人の子供時代のトラウマや経験等を根掘り葉掘り絡ませてやってるのでそのへんの描き方は見事。キャラもそれぞれしっかり確立されてるし適度な適当さと軽さがストーリーによくあってました。そのあたりはイギリス映画に共通するのかなぁ?、犯罪が絡んでるのに全く重苦しくない雰囲気がたまらなく良かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-19 00:36:59)(良:2票) |
3. キッチン・ストーリー
最初は独身男性のキッチンでの動きを観察するんですが、北欧らしいほんわかな雰囲気があふれてますねぇ。まぁ都会で観察するならまだしもド田舎に住んでる団塊世代的な独身男性のキッチンでの動きを観察して統計を取る意味っていうのがイマイチ理解できないんですがなんなんですかね、この観察者と被験者の不思議な関係は(笑)男二人の奇妙な友情?というかルームメイト?みたいな、なんか言葉で表現しにくい関係はほのぼのしてて楽しかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-22 01:24:40) |
4. ニュースメーカーズ
ジョニー・トーの「ブレイキング・ニュース」のリメイク。最近見たアングルも展開もモロリメイク、いやモロパクリした「コマンドーR」のようではなく細かい所はやや違うけどほぼ忠実にリメイクされてますがやはりオープニングにジョニー・トーらしさがないので重火器が派手な普通のアクション・サスペンス映画になってるのはしゃあないけどケリー・チャンの役柄の人が・・・いただけなさすぎなのが残念。サスペンス要素が薄くなりアクション・銃撃戦要素がぐいーんと高くなったんで香港らしさというよりロシアらしさが強くなってるような感じがしました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-28 01:32:43) |
5. やかまし村の子どもたち
素晴らしいぐらいに子供たちの平凡な日常を描いた秀作。人によっては好き嫌いが結構激しいかもしれないけど僕にはピッタリ、癒しすぎな感がたっぷり漂う癒しをどうもありがとうございました(笑)別に盛り上がりもなくただ延々と撮っているなんだけどもなぜか引き込まれる不思議な世界観は言葉では・・・うーん、表しにくい。子供が好きな自分にとって無邪気な子供の笑顔ってホントに元気になれるんですよね。出てくる人みんなが優しくていい人ばかりで、北欧らしさが溢れる作品でした [DVD(字幕)] 8点(2009-06-23 23:57:53) |
6. ザ・バイス 潜入捜査官
《ネタバレ》 2005年製作の映画ですが、どことな~く画質が悪く見難かった気分です。スウェーデン映画といえどもストーリーに新鮮味はなく犯人が自殺したけどそれは真犯人が仕掛けた罠だったという何回も使いまわされたプロットだったし動機も子供らしいすごい曖昧、っていうかかなりアホな感じがした。それまでが面白かっただけに後半のツメの甘さがちょっと残念。事件後のアマンダとの関係も出てこず警察学校を卒業してあっさりエンドクレジットに行ってしまったのはもっと残念です。 [DVD(字幕)] 5点(2008-07-25 09:24:06) |
7. デイ・オブ・ザ・ディシジョン
やっとこさ本家本元の「デイ・オブ・ザ・ディシジョン」が見れました。クソったれの塊な2や3に比べて1000倍マシでほんとよかった。ほとんど見たことがないスウェーデン映画なのでハリウッド映画にはないなんか新鮮さがあったんですが、金をかけたらもっと派手に出来たんだろうなぁという出来。前半1時間はアクションといえるようなシーンも特になくサスペンス要素がやや強くてちょっと強引さが出てきてたけどB級映画にしちゃ上出来。予告編を派手に作りすぎてるのでそれが難点だわ。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-31 09:29:41) |