1. ハウス・オブ・ザ・デッド
今の時代には貴重な馬鹿ゾンビ映画。その突き抜け度は「アンデッド」を軽く凌駕している。 ことあるごとにオッパイを晒けだす女優達。無駄なカメラワーク。無関係なゲーム場面の挿入。しょっぱいボス戦。ゲーム未経験者には理解不能のオチ。 全然褒めるところが見当たらないが、墓場で延々とゾンビ狩りをするシーンだけは拍手喝采モノだった。ガンガン鳴り響くロックの中、実に10分近くにも渡ってバカみたいにゾンビとの消耗戦を繰り広げるワケだが、無駄に登場人物が強かったりする辺りが「ブレインデッド」「新・ゾンビ」を彷彿とさせ、ゾンビ映画ファンとしてはグッとくるものがあった。元々ストーリーなんて有って無いようなゲームなので、こういう演出にしたのは正解だったのかもしれない。 少なくともバカ正直にゲームの史実をなぞった「バイオハザードⅡアポカリプス」よりは、工夫の感じられる作品であった。続編にも期待。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-16 17:30:41) |
2. バイオハザードII アポカリプス
ゲームまんまの衣装で登場するジル・バレンタインに、やたらめったら短足で背の低い追跡者…。伝説の「実写版ストリートファイター」が脳裏をよぎったが、ストーリー部分が割としっかりしていたので悪夢の再来にはならなかった。ストーリーは完全オリジナルだが、ゲーム版3のOPを完全再現していたり、アリスがベロニカのクレアそっくりなアクションを披露していたりと原作へのオマージュも忘れていないところも良い。ただアリスと追跡者のボクシングだけは興醒め。その後、追跡者が○○になる安い展開にも疑問。それでも「ゲームの映画化」でしかも「2作目」という悪いジンクスが付きまとう中で、これだけ面白い作品に仕上がった本作は十分評価に値すると思う。さて、3作目はどうなることやら…。 7点(2004-09-19 19:32:45)(良:1票) |
3. バリー・リンドン
溜め息が出るくらい美しい映像を堪能する為の映画だと思います。長さを感じないという意見を良く聞くけど、自分には果てしなく長く感じられました。キューブリック作品らしく静止画が多いせいもあり、うっかり気を失いかけた事もしばしば・・・。おまけに主人公の性格が個人的に最悪。全く感情移入出来なかったのも残念です。 7点(2003-06-24 20:57:07) |
4. ハリー・ポッターと秘密の部屋
原作を読んでないと、展開の早さに置いてけぼりにされる。自分もその一人でした。どっちかと言うと前作の方が良かったなぁという印象。 6点(2002-12-18 21:22:15) |
5. バイオハザード(2001)
随所にロメロのゾンビ三部作へのオマージュが感じられて好感が持てます。ゲームのファンとしては、リッカーが生物兵器として描かれているのに違和感を感じるけどまぁ許せる範囲。ラストの崩壊したラクーンシティを見れただけでも個人的には満足です。不満点を挙げれば、ガンガン鳴り響くロックと、人間離れした動きでスタイリッシュにゾンビを倒すミラジョボビッチはバイオの世界観とは違う印象。どっちかと言うとデビルメイクライ。 7点(2002-09-01 12:28:38) |