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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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1.  パイレーツ・ロック 《ネタバレ》 
堅苦しく鬱屈した社会の中でロックンロールがいかに多くの人々の魂を解放してきたかを高らかにうたいあげた作品です 60年代のロック・ポップスもふんだんに使われているのも楽しいです。  また、雰囲気やビジュアルも当時のイギリス映画を思わせるような感じでよかったです。
[地上波(字幕)] 8点(2015-11-14 10:31:38)
2.  ハンナ・アーレント 《ネタバレ》 
 この作品が現在の日本でヒットしてしまうことが喜ばしいことなのか憂慮すべきことなのかは良くわかりませんが、多くの人が彼女の考え・行動に触れる機会を得たことは大いに意義があると思います。   正直、私はアイヒマンが「全体主義の下で思考不能に陥り事務的に残虐行為に加担した小役人」だとは全く思えないし、ユダヤ人の多くが「人間を無用の存在にした極悪人に報いを!」と怒りをぶつけたくなる気持ちも理解できます。    しかしながら、そこで「思考不能」に陥ってはいけないというのが彼女の訴えだと思いますし、我々がどのような状況であってもしっかりと思考し善悪を区別する能力をつけていくことが肝要であることは間違いないことだと思います。    作品的には、非常に分かり易く彼女の主張・行動を伝えており、特にアイヒマンの姿を俳優を使わず実際の映像を使ったことがとても効果的でしたね。 
[DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 00:09:29)
3.  春にして君を想う 《ネタバレ》 
 「人間って何のために生きていくのだろうか」とか「人間の人生も結局は大きな自然の一部なんだな」とかそんなことを考えさせられる、厳かで美しく、そして哀しい作品でした。   アイスランドの荒涼とした大地の風景が、人生の黄昏を迎えた者達の心の荒涼とあいまって心に響いてきましたね。ブルーノ・ガンツの天使もなかなか絶妙でした(人間になったんじゃないかとツッコミたくなりましたが)。  
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-18 11:02:14)
4.  遥かなるクルディスタン 《ネタバレ》 
正直、ストーリーは粗さが目立ち、映画としてはそれ程良い出来だとは思わないのですが、節々に映し出されるトルコにおけるクルド人の置かれている状況の厳しさは非常に衝撃的でした。   ナチスがユダヤ人の住居・店舗の目印として「ダビデの星」を落書きしたように、クルド人の住居のドアに赤い×の印がつけられるシーンには本当に背筋が凍るような気分にさせられました。   なんともやるせない気分しか残らない作品でしたが、このような事実を映画にして世界に発信したイェシム・ウスタオウル監督の勇気には拍手を贈りたいですね。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 21:07:10)
5.  パンドラの箱(2008) 《ネタバレ》 
 親子関係・兄弟関係そして介護問題という、トルコだけでなく我々にとっても他人事では無い普遍的なテーマを扱っているので見入ってしまいました。   しかし、この問題は難しいですね。ラストの一人で山に入っていくアルツハイマーの祖母をただ見つめるしか術のない孫の心境が非常に良くわかります。   緻密に計算された映像美と演出、そしておばあちゃん役の演技が素晴らしかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2009-11-08 11:28:15)
6.  バーダー・マインホフ 理想の果てに 《ネタバレ》 
 60年代から70年代にかけてのドイツ赤軍の動向がドキュメンタリータッチで淡々と描かれていて非常に興味深く観ることができました。正直、現在の感覚で観ると、疑問や嫌悪を感じる部分も多かったです(ただこの「現在の感覚」というのはこういった事実を消化した上に成り立っているのですが・・・・・)。    序盤のテロ活動のシーンなんかは妙に格好よくて、こういった集団に憧れる若者が出てくるのも無理はないなと思いましたね。それ故に、その理念よりも「格好よさ」に惹かれた第2・第3世代が暴走していくのが本当に良く理解できましたし、必要以上に神格化された第1世代の戸惑いや脆さが上手く映し出されていたと思います。 
[映画館(字幕)] 8点(2009-08-24 18:47:32)
7.  パラダイス・ナウ 《ネタバレ》 
パレスチナ問題をパレスチナ人側から描いている作品ということで、正直観る前は、パレスチナ人やイスラムの考え方がどこまで理解できるだろうかと思っていました。けれども、実際観てみるとまったく違和感なく映画の世界に入ることができましたね。ドキュメントとしても、ドラマとしても良い作品だと思いました。逆に「ミュンヘン」のようなイスラエル側の作品よりも、登場人物の思いがわかるような気がしましたね(どっちの肩をもつとかいう話ではないです)。  しかし、上映する場所が非常に少ないのが残念です。もっとたくさんの人に見てもらいたい作品ですね。日本のマスコミ報道なんか、「アラブ人=狂信的なテロリスト集団」みたいな扱いですからね・・・・・。 
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-25 16:56:41)
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