1. ブラック・ダリア
監督があのデ・パルマということで観てはみましたが、なんかとても微妙な感じでした。 アメリカでは有名な事件でも日本ではブラックダリア事件と言われても馴染みがないことがこの映画に入って行けない一番の原因と思われるけど、ジョシュ・ハートネット扮する主人公も訳が分からないんだよね、強い正義感が突き動かしているんだか、強い下半身の衝動が突き動かしているんだか、見終わってちょっと疲れました(笑)。 [DVD(字幕)] 4点(2007-06-07 21:27:39) |
2. ブレス・ザ・チャイルド
《ネタバレ》 内容が薄い!、実質30分位の内容なのに娘の奪い合いで無駄に時間稼ぎをしている印象だよな~。サービスのつもりなのか“CG使ってお金かけてますよ”的映像が妙にウザイ(笑)、同系の『エンド・オブ・デイズ』が秀作に思えるほどの低い完成度。 [地上波(吹替)] 3点(2007-03-08 23:21:06) |
3. フラッド
モーガン・フリーマンが公開当時に『自分が役者として駆け出しの頃は悪役ばかりやっていた、だから悪役の演技が特に上手くなったよ、役者にとって悪役には悪役の魅力があるんだよ』と言っていたのを思い出しました。ただ確かに昔は悪役のスペシャリストだったかもしれないけど『ドライビング・ミス・デイジー』や『ショーシャンクの空に』以降はモーガン・フリーマンを見ると良い人のイメージがぬぐい切れません、優れた演技力以上に俳優にとってイメージはとても大事なんだなと改めて実感しました。この映画の主人公を演じたクリスチャン・スレーターだって幅広いジャンルをこなせる優れた演技力を持ちながら個性というか華というものが不足していたのか、もう一回り大きく成長出来なかった気がします。『トゥルー・ロマンス』しかり、『ブロークン・アロー』しかり、作品としては観ればソコソコ面白いんだけどね。 [地上波(吹替)] 5点(2006-11-02 22:49:45) |
4. ブギーマン(2005)
《ネタバレ》 サム・ライミ製作という宣伝文句に見事騙された感じ、こんなに怖くもない映画を観せられるのならカーペンターの『ハロウィン』を現代風にリメイクし直した方がまだ観る側は納得したんじゃないのかな。『スクリーム』っぽく始まり、『ポルターガイスト』っぽく終る、ブギーマンが人間だろうが怨霊だろうが観る側をちゃんと怖がらせてさえいれば、こんな低い評価にならなかったと思うんだけど。 [DVD(字幕)] 1点(2006-10-12 22:05:57) |
5. ブラック・ドッグ
個人的に1997年の『ブレーキ・ダウン』とほぼ同時期だったという印象がありますね。如何にもアメリカが作った映画って感じです、『激突』『ヒッチャー』『ロードキラー』これらの映画同様、道幅が広く呆れるほど長い直線道路がなければ成立しませんからね。主要のキャスト4人が地味というか、渋すぎです(笑)、パトリック・スウェイジ、ミート・ローフ、スティーブン・トボロウスキー、チャールズ・S・ダットン、いぶし銀?、いや、いぶした銅って感じでしょうか。 [地上波(吹替)] 5点(2006-08-24 22:01:52) |
6. ファイト・クラブ
エイリアン3はシリーズものなので能力全開とはいかなかったのかもしれませんが、セブン、ゲーム、そしてこのファイト・クラブ(更にこの後にパニック・ルームと続く)、D・フィンチャー監督のこの作風に対する一貫性は大したものだと最近特に思います。あのスピルバーグでさえ放棄した作品の一貫性です(家族向けの作品でお金儲けに走ったんだろうね~)。まだ作品の本数は少ないですがD・フィンチャー監督って案外巨匠と呼ばれる日も近いのではないでしょうか。人によってはメチャクチャ嫌われる作風かもしれませんが、これからも万人受けを狙わない大人向けの映画をどんどん撮って欲しいと思います。※B・ピット=『カリフォルニア』以来の凶暴さがなんかいい感じ、凄い身体してるし~。E・ノートン=この役を他に誰が出来るだろうって感じ、さすがだ~。 8点(2003-07-15 05:37:31) |