21. エーミールと探偵たち
ケストナー作品は私にとってガード不能のようです。窃盗の罪が最後で簡単に帳消しにされてしまったりなどの日独間の倫理差は感じますが、「このまま終わってほしくない、ずっと彼らの活躍を見ていたい」と、ラストでは寂しさすら感じてしまいました。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-15 01:20:19) |
22. セルラー
「24」の映画プロジェクトが進行しているそうですが、どうやらこちらの作品が先鞭をつけてしまったようです。「24のオマージュ」と斬り捨ててしまえばそれまでの作品かもしれませんが、私にとっては大満足の一本でした。 [DVD(吹替)] 9点(2005-09-16 22:51:32) |
23. ボーン・スプレマシー
前作でスッキリしなかった部分を今作で消化しているため、得られるカタルシスは前作を確実に上回ります。前作を見ていなくともほぼ問題なく理解できる構成になっているのも親切です。正直、前作は原作「暗殺者」と比較して大幅に劣化している点ばかりが目立ちましたが、今回はストーリーを簡潔にしたぶん、それが目立ちません。なかなかの佳作です。 [DVD(吹替)] 7点(2005-07-28 23:47:24) |
24. モンスター(2003)
主人公があんな犯罪を犯し続けているというのに、どうしてこんなに緊迫感がないんでしょう。というのは、この映画には「追う側」の視点が綺麗に欠落しているからです。追う側とのせめぎ合いを織り交ぜてドラマティックに描くか、実話に基づいてタイトにまとめるか――ともに一長一短であり、この作品が後者を選択したこと自体、責めるべきものではありませんが……。 [DVD(吹替)] 6点(2005-06-06 20:18:32) |
25. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
点数が低いので恐る恐る観たのですが、面白かったですよ。原作もぜひ読んでみたくなりました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-18 21:47:29) |
26. シンプル・プラン
意外性のある展開の連続で、最後まで釘付けになって観ました。ぜひ原作も読んでみたいと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2005-05-14 22:48:54) |
27. フラッド
かなりしょぼいです。登場人物に魅力がなく、どうにも緊迫感も足りません。中盤以降、登場人物の相関関係が推移する部分はそこそこ面白いのですが、やはりどのキャラクターも話を引っ張っていくには没個性すぎます。 [地上波(吹替)] 4点(2005-05-01 23:41:23) |
28. 暗い日曜日
《ネタバレ》 凡百の三角関係ラブストーリーかと思いきや…前半と後半で、まるで別作品を観ているかのようでした。「自殺用の毒」を非常に巧くストーリーに絡めているのには唸らされました。 [DVD(吹替)] 7点(2005-04-24 21:56:28) |
29. 閉ざされた森
これは驚きました。「羅生門」かと思いきや、「ワイルドシングス」へ派生するとは…。 [DVD(吹替)] 9点(2005-04-23 22:18:18) |
30. レッド・ドラゴン(2002)
レクター博士の存在意義が希薄なため、どうにも散漫な印象がありますね。終盤の展開もベタベタですし。 [DVD(吹替)] 6点(2005-04-22 22:02:06) |
31. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
上質のサスペンス作品として楽しみました。ですが、死刑制度に関してのテーマ性は低いと思います。もっとも、こんな感想しか出てこないのは、日本とアメリカの倫理観はやはり決定的に違うからでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 00:17:37) |
32. 13F
悪くない出来ではあります。が、オチが極めてありきたりだったので、脱力しました。全体的にチープ然としていて厚みがないのもマイナス要因です。 4点(2005-03-22 16:43:38) |
33. ルナ・パパ
採点対象になるべき映画なんでしょうか? 個人的にはちょっと退屈でした。 4点(2005-02-25 17:07:12) |
34. ナイト・オン・ザ・プラネット
ローマの話(4話)には腹を抱えて笑い転げました。映画でこれだけ笑ったのはこれが二度目でしょうか(一度目は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」です)。 7点(2005-02-24 23:15:13) |
35. EX エックス(2002)
序盤~中盤が恐ろしいほどつまらないです。登場人物も多すぎます。ラスト三十分はそれなりに楽しめましたが……。ランク的には「かろうじてB級」でしょうか。 3点(2005-02-21 17:25:30) |
36. 10日間で男を上手にフル方法
話の立ち上がりがかなり強引ですが、もともとコメディですし、そこをあげつらっても仕方ないでしょう。全体を通して言えば、まあ悪くはないです。ラストには意外性もへったくれもありませんがね。 6点(2005-02-18 08:45:26) |
37. 点子ちゃんとアントン
口当たりよくまろやか、でもピリリと辛い。そういう作品です。万人向けのテイストとまでは断ずることはできませんが…。 8点(2005-01-20 12:52:52) |
38. グッバイ、レーニン!
当時の東西ドイツ情勢に興味があるなら、もう+1点ってところでしょうか。コメディとシリアスさの食い合わせがかなり悪く、中途半端な印象を受けます。 [DVD(字幕)] 5点(2005-01-09 08:42:03) |
39. 飛ぶ教室
うーん。いい話ですけど、色々と浅いなあ…… [DVD(吹替)] 5点(2004-12-14 11:22:36) |
40. スクール・オブ・ロック
音楽に対してあれこれ語れるほどの想いを持たない私ですが、素直にカタルシスを得ることができました。終盤はかなり駆け足ぎみで、「え? そんなさらっと流しちゃっていいの?」みたいな甘えを覚えるところが多々ありましたが、そんなものは枝葉のことでしょう。ここは楽しんだ者勝ちということで。 8点(2004-10-28 18:07:10) |