21. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 印象だけで言えば、かなりの好感触(演出家の手腕がかなりプラスになってると思う)。 ただ、終盤の展開の段取りがちょっと違うような・・・(暗殺者との対決としてのカーチェイス後にアボットの下へ、その後娘の下へ、という方がしっくりいくんじゃない?)。 前作同様、変な構成になっちゃってる。 まあ、記憶が戻るのを都合よく解決策(打開策)として使ってるんで、大きく減点せざるを得ない。 [地上波(吹替)] 5点(2007-11-23 22:08:20) |
22. 光の旅人 K-PAX
短編としてまとめられていればそれなりに評価も出来そうだけど、漠然としたものに終始するのでは・・・。 [DVD(吹替)] 2点(2007-11-18 10:18:01) |
23. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 中盤からゲーム性だけで見せる内容に取って代わるというユニークな作品。 まあ、楽しめたからこんなのもアリか、と納得。 ただ、くっつけただけのあの女の扱いは何なんだ。 [DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 23:45:34) |
24. マンダレイ
《ネタバレ》 「ドッグヴィル」の続編ということで心理展開で物語られる内容なのだろうという身構えで観賞していると、構成(仕掛け)によって物語られる内容で裏切られ、驚嘆。 これは監督が「ドッグヴィルの続編」という情報を意図的に利用したのでしょうか。 だとすれば、なんとも狡猾。 本作で自身の罪に直面したグレース。 しかし、彼女の理想主義はそれすらも正当化してしまうのでしょうか? 果たしてどうケリをつけるのか。三部作完結編が楽しみ。 [DVD(吹替)] 10点(2007-10-20 19:16:38) |
25. レッド・ドラゴン(2002)
このシリーズはレクターをどう扱うかが見どころなのでしょうが、今回は独房に入りっきり。 それなのにこうも彼の執念(情熱)や狡猾さを描けるなんて、ある意味素晴らしい。 展開自体は結構単純だと思うのですが、魅了してくれる要素を多分に含む。 [DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 09:29:28) |
26. ワイルド・スピードX2
与えられた縛りの中で至極無難にまとめられた作品(無理はあるものの)。 きっと車好きには堪らないんだろうな~。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-07 23:15:51) |
27. セルラー
ディテールへ突っ込むのも野暮なのでしょうが、どうしても評価の下がるところ。 それに動機付けはちゃんとしたものが欲しいですよね。 それでも至極全うな良作。 [DVD(吹替)] 7点(2007-09-03 01:19:43) |
28. 16ブロック
オーソドックスで教科書的な作品ですが、こういうちゃんとした脚本を書ける人って殆どいません。 このスケール、このサイズの作品としては満点っ。 DVD収録の別エンディングバージョンもなかなかですよ。 [DVD(吹替)] 10点(2007-09-01 21:10:22)(良:1票) |
29. WATARIDORI
ドキュメンタリーということで自然界の過酷な現実をちゃんとみせてくれるものと思っていたら、キレーに仕上げられていて何をみせたいのかさっぱりわからん内容。 [映画館(字幕)] 1点(2007-08-21 21:58:33) |
30. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 スリラーの王道(脅威が間近に迫り、周囲には信じてもらえず、自ら行動しなければ解決はない)を走っているし、その状況を作る効率の良さにただただ感心。 主要人物は二人だけなんですよね、これ。マーラとナレーター(つまり、タイラーでもある)だけ。 この映画はある男が世界を肯定できるようになるまでを描いていて、それがテーマでもあると思うのですが、枝葉の部分に注目が集まり、よく誤解されているのが残念です。 しかも、それ自体を茶化してたりしているし・・・奥が深いっ。 しかし、第一幕の長さに閉口してしまう人もいるでしょうね。キャラクターの言動に共感なり、興味を持てなければ辛い人もいると思う。 [DVD(吹替)] 10点(2007-08-13 20:07:26) |
31. グッバイ、レーニン!
《ネタバレ》 息子の騙してくれていた苦労を想像できず、騙されたフリをする母のフォローをしておかなければ母が悪者に映ってしまう危険がある。今や息子は苦労とも思わない作業かもしれないが、このままでは思慮浅い人物に仕上がってしのうのではないだろうか。ただでさえ、母には騙していた過去があるわけだし。 [DVD(吹替)] 6点(2007-07-16 05:51:10) |
32. スコルピオンの恋まじない
解決展開でご都合的なものが目立つ。 話の内容以外は職人芸が心地よいんですけどねー。 [DVD(吹替)] 4点(2007-06-26 14:05:47) |
33. コンフェッション(2002)
成り行きを見守るだけの見せ方で、退屈。 テレビマンと工作員の二重生活というアイデアを披露しただけの代物。 [DVD(吹替)] 0点(2007-06-25 10:58:16) |
34. ラッキーナンバー7
あまりにも直球な見せ方。 これ系の話を扱う基本的なノウハウさえ持っていない素人作家の仕事ぶり。 よっぽどこういった作品に無縁であった人でなければ、想像通り(しかも最初に思いつくような)に着地するでしょうし、疑ってくれとばかりの見せ方は全くなっていない。 [DVD(吹替)] 0点(2007-06-22 05:22:00) |
35. クラッシュ(2004)
エピソードを繋げること自体はたいした芸当だとは思わないけれど、それぞれに仕掛けを配し、ひとつの作品に仕上げているのにはたいした苦労でしょう。 殆どが相関図上の繋がりでしかなかった「ラブ・アクチュアリー」なんかより数百倍の苦労だ。 [DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:17:20)(良:1票) |
36. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
女性記者にとっては他人事の域を出ていないためにスリラーとして仕上げるには支障がある。 [DVD(吹替)] 5点(2007-03-26 12:12:56) |
37. 閉ざされた森
《ネタバレ》 気持ち良く騙されました。 終盤では「ワイルドシングス」的失敗(観客の視点をなくしてしまう)をしてしまうのかと不安でしたが、見事に締めてくれましたね。 でも、もうちょっと時間を使ってキャラクターを客に認識させる必要があったように思う。 映像も観づらかったし。 まあ、推理ものでしかないわけですから、それと知らずに観てしまった人やミステリー好きでなければ楽しむ要素はないでしょうね。 劇場まで行って観たいとも思えない、もう一度観たいとも思えない・・・自分にとってもこれ系の作品にはある限界を感じます。 この脚本家「ゾディアック」の脚本もやってるんですね。そっちが楽しみになってきた。 [地上波(字幕)] 7点(2007-03-18 05:14:34) |
38. スターリングラード(2001)
ゲーム性の強い内容で楽しめました。 でも、決着があの要因だけで着いてしまうのでは主人公の意味合いが希薄になってしまうのでは・・・。 [地上波(吹替)] 5点(2007-03-15 18:23:58) |
39. スクール・オブ・ロック
段取りを踏むだけの映画。 キャラクターを愛せた人が評価するだけの作品かな。 [DVD(吹替)] 4点(2007-03-13 00:05:50)(良:1票) |
40. コンスタンティン
世界観を説明するだけの内容。 最後の最後まで設定を追加し続ける内容ですからね。 整理してから作りましょう。 [DVD(吹替)] 0点(2007-03-12 23:57:04)(良:1票) |