41. バイオハザード(2001)
記憶喪失というギミックを巧く用い、ただのホラー映画に留まらないシナリオに昇華した点は評価できます。難があるとすれば、その記憶喪失自体の理屈がやや怪しいというところですか。あと、アクションは想像よりもずっとヘボかったです。まあ、演出にだいぶ助けられており、さほど気になるレベルではなかったですが。 7点(2004-09-04 23:03:04) |
42. バンディッツ(1997)
スタイリッシュさと泥臭さ、相反するふたつの要素が食い合わせを起こすことなく融合した希有な作品です。ラストはいろいろと意見が分かれそうですが、個人的にはこれ以外の終わらせ方などありえないと思います。 8点(2004-09-04 12:41:34) |
43. ギャング・オブ・ニューヨーク
本当にどうということもなく、普通の作品なんですよね……。見終わった後になにも余韻を引くものがなく、明後日あたりには記憶の彼方に消えていそうな感じです。 5点(2004-05-25 18:53:07) |
44. マイ・リトル・ガーデン
ホロコーストという題材自体にあざとさを嗅ぎ取ってしまった私には、それほど優れた作品には見えませんでした。実話ものだとかそうでないとかに関係なく、この手の話としては非常にステロタイプですし。 6点(2004-05-22 11:45:47) |
45. 戦場のピアニスト
ホロコーストの話なんてありふれてますし、それほど突出した何かは感じられませんでしたが。そこにピアノというギミックが載せられた、ただそれだけという感じがしますが。 6点(2004-04-22 13:05:12) |
46. ヴァイラス(1999)
そこまで酷評するほどの映画ではないと思いますが。それなりに緊迫感もあり、アクションもあり、退屈せずに最後まで観れました。 5点(2004-04-19 18:04:16) |
47. トータル・フィアーズ
「今そこにある危機」が凄惨なデキだったので期待しないで観たのですが、まあそこそこは観れるレベルでした。ただ、スパイもの(?)の例に洩れず、ストーリーはやや難解です(スパイ映画の中ではこれでも易しいレベルには入りますが)。 5点(2004-03-13 23:12:51) |
48. インビジブル(2000)
まぁ普通ですね。盛りあがるところはしっかり盛りあがるし、見応えはあると思います。しかしなんというか、ケヴィン・ベーコンは酷い役ばっかりですねぇ。 5点(2004-02-26 16:17:11) |
49. ブルークラッシュ
ストーリーの骨格だけ抜き出してみればよくあるスポーツものかもしれませんが、そこに加味されたギミックが秀逸です。映像も素晴らしかったです。観賞後に爽やかな余韻を残してくれる良作です。 8点(2004-02-21 02:13:34) |
50. ターミネーター3
途中までは好印象だったんですが、あのラストで急転直下でした。あれじゃ「怖れるな。未来は変えられる」というコピーが台無しじゃないでしょうか? それにしても、「2」がいかに偉大だったかを反面教師的に教えてくれた作品ではあります。 5点(2004-02-19 00:41:22) |
51. ブラック・ドッグ
B級映画としてはかなり高位にランクする映画だと思います。ラストの悪役が「黒い犬」で事故るような演出があれば、もう2点は上乗せできたのですが。というより、そういうラストにしなければ、「ブラッグ・ドッグ」のエピソードを加えた意味がなかったのでは? と思ってしまいました。 6点(2004-02-15 22:43:30) |
52. コーリング
期待しないで観たら、意外な良作でした。ホラーというよりはミステリ要素が強く、真相が知りたくて最後までしっかり見せてくれます。地味で小粒な作品なのは否めませんが。 6点(2004-02-15 19:03:18) |
53. 8 Mile
暗く、退廃的な匂いのする映画ですね。劇中で起こるイベントの規模が小さく、物語的な盛り上がりに欠けています。エミネムに興味がない人が観ても分かる作りになっているのが救いですが。 5点(2004-02-11 21:16:56) |
54. ウェディング・プランナー
錯愕。唖然。茫然。なんなんだ、あのとってつけたようなラストへの持って行き方は。これほど荒唐無稽で無茶苦茶なストーリーの映画は観たことがない。ラブストーリーに限定せず、今まで観た中で最悪の映画。 0点(2004-02-01 22:54:07) |
55. バーティカル・リミット
登場人物の愚かさにイライラしっぱなし。みんな真面目な顔してバカばっかりやってるのがなんとも……。父親が命をかけて伝えた教訓をちっとも分かってない主人公兄妹も痛すぎ。究極の勘違い映画。 0点(2004-01-31 15:16:34) |
56. 15ミニッツ
《ネタバレ》 デ・ニーロが殺されてから突然社会派ドラマに豹変してしまう節操のなさは、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」を彷彿とさせますね(まあ、あっちは完全無欠の確信犯ですが)。しかし、全編通して漂う緊張感が、観ていて飽きさせませんでした。 7点(2004-01-30 23:20:32) |
57. ゴスフォード・パーク
ラスト10分までとにかく退屈だった。なんとなく観ていてもある程度理解できるような作りになっているのが救いといえば救いか。にしても、映画初心者には到底薦められる作品ではない。相応の覚悟を固めて観るべき。 0点(2004-01-12 00:39:34) |
58. ボーン・アイデンティティー
ラドラムの原作を読んだ立場から言うと、かなり不満が残るデキです。あの原作を二時間でまとめるのは確かに難しいとは思うのですが…。原作に点をつけるなら8~10点クラスの作品なので、ここまで劣化してしまえば、もはや別物としかいいようがありません。このサイトを見ている皆さんにもぜひ原作を読んでいただきたいです。いかにこの映画が角を矯められてしまっているかが、そしてR.ラドラムの凄さが分かりますから。 [DVD(吹替)] 5点(2004-01-04 09:34:48) |
59. 未完成交響楽(1933)
「この曲が終わらざるが如く、我が愛も終わらざるべし」……ん? 逆だったかな? ま、どっちでもいいや。とにかくこの一語にやられました。ラストがとても切なくて、胸に余韻を残します。シューベルト好きでない方にも是非観ていただきたい一本です。 8点(2003-12-31 00:33:19)(良:1票) |
60. スパイ・ゲーム(2001)
ストーリーが意味不明だった。二回鑑賞して、ようやく少しは理解できた。しかし、二回見てどうにか分かるような内容というのは、エンタテインメントとしてどうかと思う。雰囲気をそれらしく演出してスパイものらしく見せているだけで、肝心の中身はスカスカ。虚飾だらけのハリボテ映画。個人的には超駄作。 0点(2003-12-30 10:27:38) |