1. ボーン・スプレマシー
アクションやカット割りなどは洗練されていて無駄がなくテンポも良かったが、やや不満点もある。それは殆どボーンの独壇場になっている点。もう少し強い悪役が出てこないと物足りない。 5点(2005-03-01 20:17:06) |
2. 2046
《ネタバレ》 「欲望の翼」が大好きな私としてはとても楽しめた作品でした。一応ストーリーは「花様年華」の続きになっているようですが、チャウ(トニー・レオン)の性格は前作と全然違いました。まるで「欲望の翼」のヨディみたいになっちゃってます(笑)そのチャウに惹かれる女性が次々に出てくるわけでが、とくに印象的、というか出番が多かったのがチャン・ツィイーですね。彼女はこれまでにない役柄を演じていてとても新鮮でした。それから個人的に一番良かったなと思ったのはフェイ・ウォンです。恋人にふられて涙を流すシーンとか、終始切なそうな表情が印象的でした。それにアンドロイドの演技も上手かったですしね(笑) ただ、これだけの豪華スターを集めておきながら全員を使いこなせていないのがちょっと不満ですね(まあこの監督はいつものことですが)。例えば、コン・リーなんか最後の方にやっと出てきて、しかもギャンブラーだなんて、まんま「欲望の翼」のトニー・レオンと一緒じゃないですか!(笑) まあ、セリフがあっただけ良かったですが・・・。あと、チャン・チェンなんかもどこに出てたのかわかんないくらい短い出演でしたね。それから、ストーリーについて不満を言うならば、もう少し「未来」の話を見たかったですね。かなり中途半端だったので・・・ 8点(2004-10-24 09:43:53) |
3. グッバイ、レーニン!
壁が崩壊して大変な事が起こったんだなぁ、ということが映像を通してよく伝わってきました。こういう歴史的な題材を扱いながらも、全体的にはコメディタッチの内容だったので、とても見やすかったです。ああ、家族愛って素晴らしいなと思いました。 7点(2004-05-02 08:28:01) |
4. クジラの島の少女
少女の演技がとてもいい。祖父に認められるため必死で頑張る姿は印象的だったし、学芸発表会でスピーチする場面なんか演技とは思えないほど素晴らしく、思わず泣いてしまいました。ストーリーは単純かもしれないけど、マオリ族の伝統や、クジラにまつわる伝説など、とても興味深いものばかりで引き込まれました。 7点(2003-12-26 01:38:56) |
5. 名もなきアフリカの地で
《ネタバレ》 少女の母親の浮気問題は解決されたのか、なぜ最後父親は戻ってきたのか、ちょっと曖昧な部分も多いなとは思いましたが、少女が成長していく過程がしっかり描かれていたし、壮大なアフリカの自然は美しく圧倒されたし、音楽も良かった。ラストもじつに清々しい終わり方で、ああ家族って大切だなぁ~と感じました。あと、イナゴの大群がやってくるシーンが凄い。皆で力を合わせれば、追い返せるものなんですね! 7点(2003-10-21 20:07:15) |
6. ネバーエンディング・ストーリー3
この映画は劇場で観て以来観るのは2度目です。当時は結構面白かった記憶があるが、今見直してみると・・・これはもはやネバーエンディングストーリーとは言えませんね。いや、言いたくない!バスチアンと不良との戦いがメインになってるし・・・しかもお馴染みのあのテーマ曲流れないのよ!?(歌なしバージョンはかかるけど)今回のテーマ曲はズバリ!ステッペンウルフの”ワイルドでいこう”なんです(笑) この映画最大の謎は、ロックバイターがスマートになってるという事でしょう。いや、違った。不良どもがどうやって本の外から攻撃してるのかっ?ってことですね。ただ読んでるだけでしょ?アウリンも持ってないのに・・・しかし、不良グループのボスは笑えますね。いかにも悪ガキって感じで。わかり易すぎ!眉毛つながってるし(笑) この映画の唯一良かった点は、幼ごころの君がすっごい美人になってた事。(年をとらないはずなのになんで成長してるの?っていう突っ込みは無しよ)というわけで、ジュリー・コックスに1点献上!(彼女のおかげでかろうじて0点は免れましたw) 1点(2003-10-04 21:24:49) |
7. 戦場のピアニスト
シュピルマンの生への執着というか、必死さにはただ圧倒された。しかし、特技って大事ですよね。彼はピアノの才能があったからこそ戦乱の中を生き延びる事ができた。もし、自分があんな状況に陥ったら、果たして生き残れるだろうか。いや、無理っぽい・・・。 しかし、シュピルマンのように最後まで諦めないで生き続ける事がなにより肝心だと思った。 8点(2003-08-30 22:57:21) |
8. メトロポリス(1926)
人造人間とか、巨大都市とか、美術的にデザインが素晴らしいと思った。そして、地下の機械工場で働く労働者たちの機械的な動き。どことなくコミカルでもあり、悲壮感を漂わせていて凄いインパクトがあった。 8点(2003-07-25 21:44:15) |
9. アメリ
ジュネ監督らしく、随所にブラックユーモアがちりばめられていて、かなりハジケた恋愛映画になっていました。そして、なんといっても主役のオドレィ・トトゥ(あの顔!あのしぐさ!)に魅了されました。 8点(2003-07-17 13:26:31) |