1. ドクトル・ジバゴ(2002)<TVM>
予告ではすごくよさそうだったので期待していましたが、主役2人が役不足かなぁ。なにかとても薄っぺらい感じがする。出演者や描き方が違えばもっといい映画になったと思う。これではジバゴはただの優柔不断な男に思えてしまう。 4点(2004-04-04 21:58:20) |
2. ヘヴン
《ネタバレ》 すごく感情移入したわけではないけど(実際にはあり得ないに等しいと思うので)、とにかくとても切ない話で、主演二人の表情と映像の美しさで見せてくれました。最後のヘリコプターが吸い込まれていく青い空の色が悲しかった。ケイト・ブランシェットもよかったけど、ジョバンニ・リビシの表情がすごくよかったです。 7点(2004-03-22 15:25:36) |
3. 17歳のカルテ
アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー賞助演女優賞を獲った作品ということで、とにかくその演技を見てみたくて。いや、ものすごくよかったです。登場シーンからもう衝撃を受けました。彼女のことはよく知らなくて、ルックス先行だと思ってたので余計すばらしく思えました。主役じゃないからこそあの演技がとても生きていると思います。ウィノナ・ライダーも危うい感じがよく出ていました。内容も心に響いてきました。人間、やっぱり心の内を誰かに吐き出さなきゃ。そうすることで自分と向き合えると思うし。映画の中のみんなを応援したくなります。 8点(2004-03-10 19:19:38) |
4. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ずーっと観ようか迷っていて、一大決心して観ました。観終わった今、やっぱりかなり重い気分になっています。「どうしてこうなるのぉ~?」という理不尽さ、「なんですべて話して死刑を免れようとしないのぉ~?」という怒りにも似たイライラ。息子を思う気持ちはものすごくわかるけど。どうして子供を産んだのかという問いに「この腕に赤ちゃんを抱きたかったから」というのは泣きました。自分勝手な選択かもしれないけど、女の本能だものね。列車のミュージカルシーンは思わず涙出るくらいよかった。裁判と死刑直前のはどうかと思うけど、ああいう想像の世界がなければ彼女はほんとに不幸すぎる。内容が内容なだけに誰にでも簡単にはすすめられないけど、撮り方も凝っていたりと出来はいいと思います。 6点(2003-12-22 16:47:22) |
5. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 長い映画でしたがそれを感じさせない映画でした。内容は重くて、目を背けたくなる場面もたくさんありましたが、実際にあったことなのですから目を背けてはいけないと思いました。主人公が生き延びられたのはもちろん運がよかったのでしょうが、過酷な状況でも生き延びられる強さを持っていたからでしょうね。ドイツの将校のつま先からずっとカメラが上がっていき、顔が映る場面は忘れられません。将校役の人は出番はあまりなかったけど、役柄にピッタリでとてもインパクトのある人だと思いました。 8点(2003-11-24 09:25:06) |
6. ラン・ローラ・ラン
《ネタバレ》 こういう不思議な感じの映画はあまり好きではありませんが、なんとなくローラに共感し、応援している自分がいて驚きました。でも、ストーリーが3パターンあるのは少しやりすぎかな?3回めにドアを開けて走っていくのを見た瞬間、「もういいよ~」と思ってしまいました。私ならあの男とはすぐ別れるけどな。 5点(2003-10-06 08:57:23) |
7. ギャング・オブ・ニューヨーク
長い映画でしたねぇ!夜中に観たので途中少し寝てしまいました。ごめんなさい。結構残虐なシーンが多かったですね。キャメロン・ディアスはよくなかったです。綺麗とも思わなかったし、あの役の意味がよくわからない。ディカプリオは好きなので、ちょっと甘いかもしれないけどよかったと思います。でもやっぱりダニエル・デイ・ルイス!あの役の異常な性格や考え方を見事に演じていてすばらしい。気分が悪くなるくらいハマッてました。 6点(2003-10-06 08:53:28) |