1. マンマ・ミーア!
だめだ。完全においてけぼりをくらってしまった。しょっぱなから、あのテンションについていけなかった。ABBAの曲は素晴らしい。だけど、あくまで一つの「曲」として完成してしまっていて、ストーリーの展開に合わせて作られたものではなく、その逆。だから曲だけが孤立してハイテンションで、なんだか無理があるように感じた。舞台は未見だが、舞台なら許されるのかもしれない。だって生だから。ライブだと、じかに俳優の息づかいが観客に伝わって、観客も一緒に舞台のテンションを作っていけるのかもしれない。それに客席と舞台との距離もある。でも映画では私にはきつかった。すでに小学生くらいの孫でもいそうな女優陣が、ケバケバの衣装で踊る姿・・・。「年取ってる」ってことがスクリーンだと丸見えだし。痛々しいとしか言いようがない。せめてもうひと世代若い女優を使うべきだったのでは・・・。だって、あれじゃあハタチそこそこのイケメンが口説きたくなる訳がない。説得力に欠けるってもんよ。ほかにも説得力に欠ける部分は多々ある。特にソフィとスカイが口論になり、「ほんとに結婚してもいいか分からなくなった」みたいなことをスカイが言うが、そのあと和解することもなく、何事もなかったかのように結婚式を迎えるのは、ちょっとあまりにも大事なことをはしょりすぎでない?そしてあのエンディング・・・。はぁ。最後の最後までおいてけぼりだわ。ミドルエイジが元気に若々しく頑張ってる映画・・・私には無理してテンション上げてる下品なおばあちゃまたちにしか見えなかった。ごめんなさい。 [映画館(字幕)] 4点(2009-02-27 23:56:36)(良:1票) |
2. ハッカビーズ
これだけの豪華キャストを集めといて・・・。とにかく、最後までちゃんと観たアタシって偉い。 [DVD(字幕)] 3点(2008-09-28 21:53:18) |
3. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 スゴイ迫力だったし、ハラハラしたけど、結局何が言いたかったの?って感じ。ノンフィクションと言いつつ、生還者がいなかったんだから、要するに嵐に立ち向かう肝心の部分はフィクションだよね。きっと美化されていると思う。だったら一人ぐらい生きて帰しても良かったのでは?ものすごく見終わった後の後味の悪い映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-26 21:26:41) |
4. シャレード(2002)
《ネタバレ》 オードリー・ヘップバーン・・・。美しく、気品に溢れ、コケティッシュでチャーミング。彼女の映画をリメイクするに当たって、誰をキャスティングするのか、そりゃあ難しかったでしょうなぁ。だからいっそ、きれいどころではない女優を連れてきたんだろうか。あの女優では説得力がなさすぎる。それに、意味の分からない事、理解しがたいことが多すぎる。悪者3人組と、そいつらと結託してるかどうか、あの時点では定かではないM ・ウォールバーグとなぜ一緒にお茶してるのか、あのタンゴを踊るシーンは必要なのか、何であそこで警察まで一緒になって踊っているのか、「レジーナ」のことをなぜあえて「レジー」と呼び続けるのか、そもそもあの3人は、悪者なのか、それともM・ウォールバーグと共にアメリカ政府のために働いているいい人なのか、あの意味ありげなプレゼントの包みはなんなのか、などなど、数えだしたらキリがない。あのミュージカル風の演出もしらけるし。必要ないよね。頭の中から「なんで?なんで?」が消えない100分間でした。 [DVD(字幕)] 4点(2008-06-20 21:57:57) |
5. バーティカル・リミット
《ネタバレ》 そりゃあね、ドキドキしましたよ。ハラハラもしましたよ。でもね~。どうでしょうね、この映画は。合計何人死んだんですか。1人を助けるために。救助を諦めれば、遭難した3人の被害ですんだのに。「妹を助けたい。」そりゃまあそうだろうけど、完全にクリス・オドネルのわがままですな。それとも、「1匹の子羊が迷ったら、他の羊達を置き去りにしてでも羊飼いはその1匹を探しに行く(あくまでそれ程に1人1人の命は大切で、神は見捨てることはないって言う意味だけど)」なんて言う教えのキリスト教を信じる欧米人は、何の疑問も感じないのか?でも私には、6人の死者を出してでも守らねばならない程、あの妹の命が特別に価値があるとは思えない。あの子の命に比べれば、他の人はどうってことないってことなわけ?あの救助隊の人たちをバッサバサと死なせていく意味が分かりまへん。後味悪かったわぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-28 21:48:42) |
6. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
うおー!!おもろかったぞー!!笑えるという意味では前作を超えているのでは?ブリジットみたいな友達がいたら、さぞかし楽しいだろうなぁ。よくもまあ、あそこまでおバカでいられるものだ。普通は恥ずかしいぞ。でもそこがマークがあそこまで惚れる理由なんでしょうね~。いやしかし、コリン・ファース、相変わらずステキ。少々歳とった感は否めないけど。普段、堅物で冷酷な男性の、時折ちらりと見せる優しさ、女はそういうのに弱いのです。ただ、原作の方が、なんていうか物語に深みがあるって言うか、一つ一つの出来事がもうちょっと上手にからみあっているっていうか。なんとなく映画の方はあっさり終わっちゃったって感じでした。二人が離れてからの心の葛藤が、もう少し丁寧に描かれていても良かったと思います。故にマイナス1点。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-15 00:16:30) |