1. スパイ・ゲーム(2001)
まさに「スパイ・ゲーム」派手なアクションや爆発系よりこの映画のほうが好みです。架空なようで現実に存在するCIAを垣間見れた感じでした。 8点(2003-12-24 03:11:29) |
2. アバウト・ア・ボーイ
ウィルとマーカスが心の声でお互いを褒めるところが好印象でしたね。家族すら知らない彼らの本音をウィルとマーカスと視聴者が共有しあった感覚。明らかにマーカス母がH・グラントの恋の相手ではない女性だったから、男2人の関係が引き立って映ってました。結構良質の映画だと思います。ただ2人が唄ったことだけで全てが解決したというのは安易過ぎるかな。 9点(2003-12-18 03:13:54) |
3. SWEET SIXTEEN
切なくて痛い。子供は子供なりに大人を見て考えている事がある。確かに10代の人が見て今の環境を考えるきっかけになる映画だと思うけど、それ以上にいい年をした大人が見るべきストーリーだと私は思いました。 8点(2003-12-02 06:54:10) |
4. ターミネーター3
《ネタバレ》 やっぱり監督、脚本、俳優が変更になったらシーリーズ物は作るべきじゃないですね。カーアクションと破壊はすごかったけど、それは他の映画でも出来る事。ターミネーター1,2は現在と未来が繋がる納得できるストーリーだったけど、今回のは好きになれない脚本でした。シュワルツェネッガーがセリフが多くてかっこ悪い。ジョン・コナーって役に立った事あったのかな?存在感なし。サラに似せたケイトのキャラクターは良かったです。もし次回作を作ったらまたJudgement dayを防ぐストーリーって事かな?もういいよ。DVDで観たんだけど、3より12年前の2の方が画像が綺麗、これは監督のセンスの違いかな。やっぱり私はJ・キャメロン監督が良いです。でも1は特殊メイク、2はCG、3は本物のロボットという進化は時代に合っていてすごい。 6点(2003-12-01 14:18:32) |
5. アメリ
《ネタバレ》 アメリの想像、妄想でこうなったら良いなという期待から全てが展開していくが良かったです。登場人物の紹介もナレーションでストーリーに必要な性格、習慣を簡潔に教えてくれて、ダラダラしてないからいい。結果オーライな行動も、実際、意地悪したくなるようなキャラクターだったし、盲目の人に別の世界を知らせたくだりは好印象でしたね。 最後、一言言わせてもらえば変態映画だでしたね。 8点(2003-11-18 06:17:04) |
6. エルミタージュ幻想
1時間30分ワンカットで撮影したことへの驚きは今でも消えません。 その理由だけでも観る価値はあります。映画好きの私としては一生物の 驚きでした。フランス語とロシア語で語られるストーリーとロマノフ王朝という歴史が背景にあるため、直接映画の中に入り込むことは一度の鑑賞だけでは難しかったです。でも、途切れる事のない映像のお陰でエルミタージュ美術館を十分に堪能し、完璧に再現された王朝時代の華やかなドレスは溜め息ものです。900人近い俳優とエキストラがプロフェッショナルに演じ皆が主役でした。中には目線が気になる人もいましたが・・・。どんなに高度な技術で再現されたスタジオセットやCGも、本物には敵いません。華やかな表舞台の裏方を薄暗い色で表現したり、舞踏会の余韻と共に映画の終演を告げる演出も好きです。ワンカットの映像技術を楽しむ、歴史を知る、ロマノフ王朝の豪華さを楽しむ、エルミタージュ美術館を堪能する。沢山引き出しのある映画を観れて良かったです。 10点(2003-11-12 00:56:14)(良:2票) |
7. クジラの島の少女
登場するマオリ族や伝統文化が身近にない存在だから余計神秘的に見えました。原作者にもそれが憧れとしてあったと思います。だから主人公が生まれた時の状況や祖父の存在が、すべて神秘的で運命を感じさせる演出材料という価値的なものに見えてしまった。でも出演者達の落ち着いた演技のおかげで最後は揚げ足をとるような見方を消す事が出来ました。純粋に伝統文化を忘れないでいようとする彼らが好きです。 8点(2003-11-09 20:18:54) |
8. ボウリング・フォー・コロンバイン
銀行口座を開くと銃がもらえる、そんなシーンから始まった時点で私はこの映画を選んでよかったと思った。ムーア自身がNRAの会員であり子供の頃から銃が身近に在ったことをふまえて作品を作っているから分かり易い。アメリカの歴史と現状を十分勉強した上でも、この作品が訴えている事は本当に正しいと思う。確かに世の中を知る簡単な方法であるメディアが攻撃的な映像ばかり流していては人を助けたいと思わなくなる。NRA会長とムーアの会話でムーアの意見は伝わってきたけど、ヘストン会長から一つも伝わってきたものがない。NRAのパンフレットに書いてあるようなことしか発言していない。彼は原稿がなければ何も言えない人なのかも。よくこの作品がオスカーを取った。映画界にとって2002年度の受賞作品は「映画」を評価していて素晴らしいと思う。 10点(2003-11-07 04:49:36) |
9. 戦場のピアニスト
大切な家族、古くからの友人を目の前で、しかも身勝手な理由で殺されても声を出せない泣けない反抗できない、自分も殺されるから。こんな思いをした事がない私達に映画という大衆的な方法で伝えてくれた事に感謝します。悲痛な叫びや殺人シーンから逃げ出したくなったシーンもありました。でも私はこの映画から押し付けられる差別的メッセージを感じませんでした。途中「バイオリン演奏者」がドイツ兵士たちに向かって"You took my soul"と言ったこと、主人公に罵声を浴びせた隣人も時にはピアノを弾く女性だったりというようにこの映画は「The Pianist」タイトル通り音楽、音楽家を軸にストーリーが成り立っていて、それは主人公の手記を忠実に再現している結果だと思います。それをやり遂げた監督とエイドリアン・ブロディはすごい。 10点(2003-11-02 13:46:15) |
10. 10日間で男を上手にフル方法
《ネタバレ》 思い切ったストーリーが好き。男性への"How to" 映画ですね。女は男が嫌がることを既に知っている。でも恋は盲目。時には心に残る言葉を語りかけてくれる。だから恋してみませんか?二つのシーンがロマンティックな感じにぼやけた画面になったのは、二人が恋に正直な気持ちになったシーンと受け取っていいのですかね。互いに嘘をついていた事を知ってからラストまでが短くて良かった。大抵の映画はそこからが長くてイライラするんですよね。とにかく楽しい映画でした。 7点(2003-10-29 08:07:15)(良:1票) |
11. オースティン・パワーズ
どこまでもお馬鹿で嫌いじゃない。でも、1回観れば十分かな。 6点(2003-10-28 01:39:38) |
12. 8 Mile
見応えのある映画だった。かっこいいからだけではなく、ちゃんと主張したい事がある人にはどんな方法だろうと(この映画とエミネムの場合はヒップホップでしたが)パワーがある。でも、やっぱりどんな仕草もエミネムだったからかっこよく感じてしまったと思う。 7点(2003-10-25 13:49:30) |
13. トータル・フィアーズ
核戦争に突入してしまいそうな米ソ両国の駆け引きというか、揚げ足取りな会話がリアルでした。今まで似た様な映画にもありきたりなほどベン・アフレックのようなキーマンがいたけど、この映画のキーマンは自然な存在感があった。でも、核爆発後の被害状況は被爆国ではなく使用国であるアメリカらしい嘘だらけでしたね。 7点(2003-10-16 23:30:11) |
14. シカゴ(2002)
こんなに迫力があってゴージャスで可憐な映画は久々。ミュージカルの映像に切り替わるタイミングもわざとらしくなく、おもいっきり楽しませてくれた。 8点(2003-08-08 00:52:31) |
15. ボーン・アイデンティティー
全体的に薄っぺらかった。何か大事な部分が抜けているような。アクションとカーチェイスがかっこよかっただけに、残念。 4点(2003-03-14 09:07:48) |