1. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 ドイツの支配地では、ユダヤ人であるというただそれだけの理由で無造作に殺される1940年ごろの話。主人公も状況の中、抵抗できるわけもなくただあちこち逃げるのが精一杯。最終的に助かったのはたまたま運が良かったとしか言えないものです。主人公がある目的に向かって主体的に動くことがないので鑑賞していても爽快感に欠けますが、軍人にもレジスタンスにもなれない人がいかに過酷な生活を強いられたか、よく分かります。終盤に主人公を助けてドイツ将校ですが、他にも救った相手がいると知り驚きました。個人レベルではそういうケースもあったんですね。 [DVD(吹替)] 7点(2023-06-08 15:43:39) |
2. 閉ざされた森
人ごとに証言内容が違う、真相はどうなんだ?という藪の中的展開は好きなんですが、人が多すぎて途中で込み入って訳が分からなくなりました。本物の死者も出ているので、笑って終わる感じじゃないですね。 [DVD(吹替)] 5点(2022-05-24 23:11:15) |
3. 17歳のカルテ
『カッコーの巣の上で』のようなエグイ話を期待すると肩透かしと感じますが、若者が仲間との葛藤を通して成長する話として見たら感動します。俳優さんたちの演技も良いですしね。 [DVD(吹替)] 7点(2021-05-17 22:11:06) |
4. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 「ワルキューレ」のような結末を迎えるだろうと思っていたら、まさか、本当に・・・。予想外の展開が多くて楽しめました。150分もあるとは感じませんでした。キャラクターでは、ランダ大佐がその末路も含め最高ですね。ああいうのが敵側にいるとストーリーに緊張感が出ます。 [DVD(吹替)] 8点(2021-03-04 15:21:13) |
5. スターリングラード(1993)
この戦いについては、本である程度流れを押さえて鑑賞に臨んだつもりでしたが、どこで誰が何をしているのか、ほとんど分かりませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2020-06-20 11:58:35) |
6. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 親の敵に仕えてみたら情が移ってしまって殺せない?→普通にナイフ投げを仕掛けてる。返り討ちにあったけど、同胞を集めてリベンジだ→暴動に巻き込まれ、敵も味方もまとめて官憲に掃討される。と、悪い意味で予想外でした。映画の背景にある新興国アメリカの発展中の雰囲気はとても良かった。 [DVD(吹替)] 6点(2020-04-16 16:01:54) |
7. グランド・ブダペスト・ホテル
《ネタバレ》 一流ホテルのコンシェルジュが殺人事件を華麗に解決!する物語と思ったら、だいぶ印象が違いました。絵を盗んだうえ、さっさと売り払おうとするし。刑務所入れられるし。さらに脱獄するし。テンポが速くて退屈しないこと、グスタフの佇まい、ゼロとのやり取りも楽しいのですが、どうも事件自体には身が入らなかったです。 [DVD(吹替)] 6点(2019-11-17 00:02:31)(良:1票) |
8. オール・ザ・キングスメン(2006)
《ネタバレ》 スタークの過激なアジテーションのおかげで退屈しません。しかし、他の方も書いているように、貧しい庶民の味方が権力の鬼に変貌したきっかけがまるで見えませんね。オリジナル版と近々見比べてみようと思います。 [DVD(吹替)] 6点(2019-02-25 18:28:38) |
9. 手紙は憶えている
《ネタバレ》 自分のことすら忘れている主人公の素性が明かされるクライマックスは素晴らしかったです。番号の仕掛けも巧妙。しっかり騙されました。それはいいんですが、雑な陰謀ですよね~。数あるサスペンス映画でも一番じゃないでしょうか。いくら記憶を操作しているとしても、いつ挫折するかも分からない頼りない老人を利用するなんて。 [DVD(吹替)] 9点(2018-06-02 19:08:41) |
10. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 失敗しました。最高に鬱な映画と事前に聞いてしまったので終盤のインパクトが弱くなってしまったと思います。主人公は、自分の考えを伝えるのが下手な善人なので、ひどい目に遭ったまま終わるのは常識的にあり得ないと感じますし、そんな人が救いのないまま絞首刑にされ、ブラブラ揺れる姿を見せられたらトラウマになっていたかもしれません。 [DVD(吹替)] 7点(2018-04-21 13:28:30) |
11. ブラックブック
《ネタバレ》 敵味方双方で裏切りが続出し、見続けるのがつらいほどです。 [DVD(吹替)] 7点(2017-07-08 10:56:44) |
12. 帰ってきたヒトラー
《ネタバレ》 ●アドルフ・ヒトラーについてはドキュメタリーなどで度々目にしていましたが、ドイツ人を虜にしたカリスマ性がいまひとつ実感できませんでした。しかし、この映画で理解できたように思います。他人の劣情に訴えて共感を得るやり口が実にいやらしい。●そっくりさんで身を立てる道化ゆえに危険な発言がジョークとして受け流され、いつの間にかオピニオンリーダーとして大衆の上に君臨する。リアリティがあり、恐ろしい。●「ユダヤ人ジョークはやめてよね。笑えないから」「もちろん笑い事ではない」こういう気付く機会があったのにな~というやり取りが随所にあって、それはそれで面白い。 [DVD(吹替)] 9点(2017-01-10 20:28:53) |
13. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
タイトルに3とあるので続編と思って観たのですが、番外編扱いなんですか。車が主役みたいなものなので構いませんが。中身は典型的なアメリカ人の作る日本舞台の映画で違和感大きいです。ストーリーも日本である必要を感じません。終盤の信号がない街はなんなんでしょう。アクションが今まで通りスピード感あふれるものであれば良かったのですが、ドリフト走行がメインだっただけに、車がグリングリン回転してどうも見にくいし満足感が足りません。千葉真一氏の投入は、制作者的に満を持してといったところでしょうが、先が読めてしまっていけないです。主人公を気に入って助けるんだなと思いますもん。 [DVD(吹替)] 5点(2015-09-20 11:15:00) |
14. ワイルド・スピードX2
1作目よりもアクション増加、分かりやすい物語で好感度がアップしました。 [DVD(吹替)] 7点(2015-08-22 14:09:06) |
15. ワイルド・スピード
《ネタバレ》 特に車好きでない私でも終盤のアクションは楽しめました。 [DVD(吹替)] 6点(2015-08-01 10:43:51) |
16. ボーン・アルティメイタム
3作も引っ張ったジェイソン・ボーンの正体に意外性はありませんでしたが、禁欲的なスパイ映画として楽しめました。残念な部分をあげるなら、肝心のアクションシーンで映像が暗い上にカット割りが激しすぎてよく分からなかったことです。 [DVD(吹替)] 7点(2014-09-28 11:13:24) |
17. エスター
《ネタバレ》 他の方も書いているように、「悪い種子」タイプの悪魔的少女の話だと思い込んでいたので驚きました。なるほど数々の違和感のある言動にも納得がいく…。最初から見直したくもなりますが、そうもいかないのでした。とにかくエスターの暴れっぷりや夫の物分かりの悪さは胸糞悪いのです。 [DVD(吹替)] 8点(2014-06-10 17:36:13) |
18. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
作り手はノリノリになってる印象ですが、見ていて共感できず。目が覚めたら部屋がメチャクチャ、花婿は失踪し、代わりに虎や赤ちゃんが・・・。ツカミはバッチリも、明かされる真相は平凡で、虚を突かれて笑っちゃう箇所もなく、心は下降線。エンドロールの下品さで深いため息が。時間返せと思いました。主人公4人の人柄にも良い印象は持てず、マフィアに殺されるなり、タイソンに殴られるなり、家族に見限られるなり、不幸になったらよしと考えました。アメリカの「バカ映画」として紹介される作品で笑えたためしがありません。笑いのツボのずれを痛感します。 [DVD(吹替)] 3点(2013-06-02 10:41:12) |
19. インビジブル(2000)
透明人間の描写が細かくて楽しい。せっかくの大発明がほぼ内輪揉めで終わるけど、こういう話の作り方もありなんでしょう。 [DVD(吹替)] 6点(2013-05-01 12:11:31) |
20. スクール・オブ・ロック
勉強放置だけどどうするの?とかいう話もジャック・ブラックのノリの良さで全然気になりません。音楽の力でしょうか、見ているこちらも体が熱くなる思い。 [DVD(吹替)] 8点(2012-12-15 11:15:43) |