1. サウンド・オブ・サンダー
トリュフォーが映画化した「華氏451」で名高いブラッドベリの原作を 傑作「カプリコン・1」のピーター・ハイアムズが映画化。 ハットンのセリフ:「…火星のブルベイカー」とはまさしく、 「カプリコン・1」のチャールズ・ブルベイカー飛行士のことであり、 「カプリコン・1」を知っている人にしかわからないギャグとして 仕込んでいる。 過去に及ぼした影響により起こっているタイムパラドックスを 現在に修正反映させるタイムウェイブという考え方が面白く、 それを津波のように視覚的に見せるアイデアも素晴らしい。 内容的には、特に秀作とは思えないが、それでも、普通に入り込んで 観られれば楽しめる作品だと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2006-10-01 02:15:02) |
2. 愛しのローズマリー
これは、ただものではない。 笑えたと同時に、かなり色々な事を考えさせられてしまった。 単なるコメディ映画にとどまらず、押し付けでない倫理感の提示に 目から鱗。そして感涙。これは奥が深い。 8点(2004-06-06 18:34:49) |
3. バイオハザード(2001)
ゲームを自分でプレイしたことがある人はきっと、ゲームの背景にあたるエピソードと その雰囲気を味わうだけでも充分に楽しめるのではないだろうか。 同じくゲームをベースとして映画化された作品でも「ファイナル・ファンタジー」などとは比べ物にならないくらい、オリジナルの世界観を忠実に再現しているように思われる。 6点(2004-06-06 18:32:07) |
4. レリック
怖くもなんともないB級ホラー。 ただし、B級ホラーはB級なりの風情を持った作品が多いが、それすら皆無。 2点(2004-05-04 20:33:41) |
5. ディアボロス/悪魔の扉
難しい映画である。 焦点次第で評価が良くも悪くもどちらにでも転び得る作品です。 この撮り方は凄いかも。 ただどこかで観たことのある撮り方に思う。思い出せないけれど…。 後、この時のシャーリーズ・セロンは良いなぁ。うん、良い。 6点(2004-05-04 19:38:27) |
6. エアフォース・ワン
空飛ぶ「ナカトミビル」、空の「ダイハード」と言う印象を受けた作品。 内容的には佳作であろうが、この手の作品もアイデア不足か、公開当時で既に、目新しさを感じなかった。 可も無く不可も無くと言ったところ。 だいたいテロモノのアクション作品と来ると既に「ダイハード」を彷彿とさせてしまうのは、いた仕方ないところか。 5点(2004-05-02 12:43:02) |