1. ターミネーター4
《ネタバレ》 バカ映画である、バカ映画として見れば、過去のヒット作(マトリックス、トランスフォーマー、エイリアン、マッドマックス、大脱走etcetc)からの引用の数々や、あまりにもご都合主義で、そのくせ矛盾だらけのシナリオや、抱腹絶倒な電気ショック(笑)なども許せないことは無い、またそういったバカ映画を撮るのならマックGは間違いなく適任であり、実際彼は最高の仕事をしたと思う。ただT1、T2はもちろん、評判のよくないT3も、カテゴリとして「バカ映画」ではなかった、誤解なきよう書いておくが、私はバカ映画が嫌いなわけではない、むしろ大好きである、マックGも評価している、しかしそれとは別に私はターミネーターシリーズのファンでもある、だからといってターミネーターシリーズをバカ映画で見たいとは思わない、ターミネーターはSFというよりは古きよき空想科学映画であって欲しかった、出来が悪いわけではないので、非常に残念な作品だと言わざるを得ない。 [映画館(字幕)] 5点(2009-06-14 23:17:23) |
2. スクール・オブ・ロック
ディズニーばりに、かなりヌルイ脚本だったが、そこそこ楽しめた。脚本はヌルイが、全編ロックしていることに異論は無い。ただ、時代の真っ只中を生きたおじさんに言わせてもらえば、ロックってのは、こんな爽やかで気持ちのいい映画のテーマになるくらい「無害」なモノになってしまったんだなぁ・・とちょっと寂しくなってみたり。 7点(2004-10-31 00:07:36)(良:1票) |
3. ワイルド・スピード
ちょっとワルだけど、ちょっとカッコイイ、日本人である私にはあの若者たちの風俗がリアルなのかどうかはわかりませんが、LAというワイルドでショッキングな街でなら、「もしかしたら」というリアリティを感じました。 個人的には若者群像劇として「アメリカングラフティ」と比較しうる作品ではないかと思うのですが・・・ 9点(2004-01-19 02:35:09) |
4. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ミュージカルシーンに限ればビョークのプロモーションビデオとしてよく出来ていたと思う、ただ悲劇はおおいに結構なのだが、「処刑台の上で美しく歌うビョーク」という「絵」を撮りたいばかりに、明らかに破綻してしまったシナリオには悪趣味な感じがしないでもない。関係ないが映画館で隣の男がわぁわぁ泣いてうるさかった(笑) 4点(2004-01-19 01:45:38) |
5. ネクロマンティック【特別版】
作り手が完全にイっちゃってます。 つまり他のホラーやスプラッタものと違って、作り手は恐いものや気持ち悪いものを見せようとしているのではなく、あくまで自分の価値観に正直に「美しいもの」を見せようとしているのだと思います。価値観の違いによって吐き気を催す人も多いでしょうが、ここまでイっちゃっていながらマトモに映画を撮れる人って貴重だと思うんですよね。他にもイっちゃった監督や脚本家はいますが、その中ではズバ抜けて出来がいいと思うのは私だけでしょうか? 9点(2004-01-17 17:06:18)(良:1票) |