1. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 大尉の心変わりは、理解できました。 また、彼女の裏切りも「魔が差した」ということで十分理解できる。 それゆえ、魔が差した自身が許せずに自殺してしまう。 最後の3分は本当に秀逸。 タイトルからハッピーエンドを期待しており、車に轢かれた彼女は実は生きている という展開を期待し、そうなかったと知らされて、この映画を見たことを後悔したが、 最後の最後で救われた。 ただ、元大臣と再会するシーンは蛇足。 再会により、実は監視されていたと気づかされる為に物語進行上そこの部分は必要だが、 それなら、例えば リフォームしたら気づいたとか(ちょうど呼び出しブザーが故障がちだったし) もしくは、監視されていたかどうか、 数枚ぐらいレポートあるかな?と軽い気持ちで 何気にチェックしたら、何十冊もあって・・・ という展開で良かったと思う。 あのシーンは、穏やかに見れないし、また作家があんなに(表面上だけかもしれないが) 穏やかに対応できるのに違和感しか感じなかった。 [DVD(字幕)] 8点(2017-08-29 12:47:38) |