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プロフィール
コメント数 147
性別 男性
年齢 64歳
自己紹介 映画はできる限り映画館で映画館で見たいと思っています。ミュージカルが好きで、基本的に明るく楽しい映画、ちょっとほろっとさせてくれる映画が好きですが、しっかりとした重厚な作品も好みです。スプラッタ、バイオレンス、エロ・グロ、悲恋ものなどは苦手で、はなから見ないこともあり、どうしても評価するのは好きな作品が多くなるので、全体に点数は高めになってしまいます。

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1.  アース
NHKで放送された「プラネット・アース」の映像のなかから選んだものを、映画の一場面(スペクタクル、アクション、コミカル等々)のように編集して、それ相応のBGMをつけ、それなりの流れに沿ってまとめ上げた作品です。地球温暖化に対する問題提起を無理矢理こじつけてますが、基本的にはちょっと大げさなBGM付き映像を楽しむだけのものでしかないでしょう。同様の成り立ちの「ディープ・ブルー」は海中が舞台なので、ちょっと幻想的な映像で、環境ビデオ的な見方にも適していたんですが、陸上生物のシーンは生々しいので、環境ビデオ的に見られないし、かといってまともなドキュメンタリーでもないので、見ているうちに何となくいらいらしてきました。動物もののドキュメンタリーの好きな人で「プラネット・アース」をハイビジョン環境で見た人には、薦められないですね。また、この手の映像は映写機+スクリーンで見るよりは、ハイビジョンテレビで見た方が画面サイズは小さくとも解像感が高くて好ましいです。 正直、この映画を見るよりは、いずれ発売される(レンタルも)「プラネット・アース」のBDで見る方がよほどましでしょう。
[映画館(吹替)] 4点(2008-02-27 01:23:14)
2.  エリザベス:ゴールデン・エイジ
全体的に重厚な作りの史劇といった雰囲気なんですが、基本的にエリザベスⅠ世の女性としての葛藤が主題になってしまっているので、どうも違和感が残ってしまいます。さらに、史劇としての描き方がかなりはしょっているので、いまひとつ理解できない部分が出てきてしまいました。出来ることならもっと史劇としての部分を追加したものを見てみたいものです。このように不満はいろいろあるのですが、それでもケイト・ブランシェットの演技力の賜で、それなりには楽しめる作品になっています。
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-26 01:08:11)
3.  いのちの食べかた
たしかに我々が安く安定して手に入れられる食料はこの映画の中かで紹介されているような農・畜産・水産業における大量生産体系の賜であることは事実です。ナレーションも字幕もなく、食料生産現場の主流ともいえる一面を提示して、それに対する判断は観客にゆだねるというのも、食料生産のあり方にたいする問題提起として、一つのアプローチではあります。でも、この作品はあまりに説明不足です。知らないと意味不明になりかねないシーンもいくつかあり、映像を見てその内容をきちんと理解できる人が果たしてどれだけいるのでしょうか? この作品を食料生産の現状をすでによく知っている人には再認識、そうでない人には勉強するためのとっかかりとするという面もあるでしょうが、やはりもう少し説明を入れて、この映画だけで十分な知識が得られるようにすべきだったと思います。 さらに、内容には関係ありませんが、画質が悪すぎます。とにかくブロックノイズが多すぎて、画像がぼやけてばかり。せっかくそれなりに絵作りに凝ったであろう場面も台無しです。これでは家庭のテレビの小さい画面で見た方がはるかにましで、わざわざ映画館で高いお金を払って見る価値はありません。 内容的には興味のある人には一見の価値はあるかもしれませんが、DVDが出るのを待って、レンタルで見る(資料敵価値として持っておきたい人は買う)ほうがいいでしょう。
[映画館(字幕)] 4点(2008-01-21 23:04:58)
4.  M:i:III
このシリーズ1作目は未見ですが、M.I-2と比べれるとチームプレイがしっかり描かれていて昔のテレビシリーズ(スパイ大作戦)の雰囲気が良く出ていたのは良かったですね。ミッションの遂行シーンも良くできていたし。ただ、イーサンがちょっと感情的になりすぎるのに違和感を感じます。あんなんじゃ絶対に優秀なスパイになれるわけない。話の展開もどんでん返しの続く手ストーリーとしては納得のいかない点がありいまひとつのめり込むことができませんでした。まあ、それでもここのシーンは良くできているし、伏線もそれなりに効いていてそこそこ楽しめる作品ではあります。
[映画館(字幕)] 7点(2006-07-08 21:21:51)
5.  モーターサイクル・ダイアリーズ
青春ものロード・ムービーとして普通にいい作品です。旅の途中のエピソードがそれぞれ丁寧に画かれているので、特段盛り上がるところはないものの退屈することもなく全編を観ることが出来ました。いくつかのエピソードは、革命家ゲバラとしての芽生えを感じさせるものもあり、なかなか興味深かったです。
[映画館(字幕)] 6点(2005-11-28 22:38:58)
6.  スコルピオンの恋まじない
画面もストーリー展開も劇中の時代設定に合わせたような映画。小難しいところがなく単純に面白いと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-20 16:28:22)
7.  飛ぶ教室
なんだか昔のNHK教育テレビの小学生向け道徳番組のような映画ですね。見ている最中に「口笛吹いてー、空き地へ行ったー」とか「仲間だもんな、仲間、仲間、なーかーまー」といった主題歌が頭の中に蘇ってきました。 全体的にはそこそこよくできた作品だと思うのですが、劇の音楽がラップなのが大減点!作品の雰囲気をブチ壊してます。これだけ丁寧に作るのなら時代設定も原作通りで良かったんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 5点(2005-11-17 21:07:27)
8.  ディープ・ブルー(2003)
この映画、BBC制作海洋ドキュメンタリーの名場面集です。個人的にはとても楽しめました。BGMと最低限のナレーションだけでいろいろなシーンが写し出されるので、もともとこの分野についての知識があって、元のテレビドキュメンタリーを見ていれば、プロ・スポーツの好プレー集を見るような感覚で楽しめるのですが、そうでないとほんとには楽しめないでしょうね。 残念なんだったのは、デジタル処理のせいか、魚の大群のシーンなどで輪郭にジャギーがはっきり見えたり、コントラストが強くなりすぎたりして、画質的に不満が残った点です。 せっかくの名場面集なので、画質にもこだわって欲しかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-16 20:21:23)
9.  WATARIDORI
せっかくの素晴らしい映像を編集が台無しにした作品です。無理矢理、渡り鳥が戻って来るということをメインテーマにしたせいで妙に情緒的な作りになったしまった結果、何とも冗長で退屈なものになっています。つまらないストーリー性など持ち込まず、科学ドキュメンタリー的な作りにしていれば非常に良い作品になったであろうにとても残念です。 その後、特典映像期待でDVDを購入しましたが、特典ディスクは本編の不満を吹き飛ばすような出来映えです。これを見ると科学ドキュメンタリーとして再編集したものを見てみたいと思います。
[映画館(字幕)] 3点(2005-11-15 22:41:30)
10.  ヒトラー 最期の12日間
見た後は何ともやりきれない気持ちで、私も含め観客の表情も沈鬱なものでした。この映画、ドキュメンタリー・タッチで淡々と進んでいきますが、戦後60年特集として制作された各種ドキュメンタリーとは明らかに一線を画すものであり、また、一般的な映画でもなく、とても他の映画と同列で採点すべきものではありませんが、敢えて点数を付けるとすると10点しかないでしょう。ある面「日本の一番長い日」のドイツ版とも言えますが、本作品は人物の心理描写がきっちりされており、戦争が人を変えるのではなく、人の心の弱さが狂気を招き、その狂気が戦争をより悲惨な方向へと推し進めていくことが明確に描かれている点ではるかに優れています。 娯楽性のかけらもなく見てつらいだけですが、是非多くの人に見てもらいたい作品です。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-02 00:25:18)(良:1票)
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