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プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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1.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
いまだかつてここまで興奮しながら観た映画はない(劇場で観たのもプラスになっているでしょうが)。 このシリーズは基本的に好印象だったのですが、前作、前々作ではいびつな構成、記憶の回復で状況解決するなど、減点せざるを得ない内容があり、半端な点数しか投じることができませんでした。 しかし、見事な有終の美を飾ってくれたシリーズ完結作。大々満足です(思わずサントラCD買って帰るほど)。 演出の匠もさることながら、ゲーム性だけで突っ切るなんともパワフルな脚本。 こういう潔い勝負をしている作品は少ないですし、実際満足に至ることも難しいと思います。  シリーズ徹してこの水準に仕上げることが出来なかったのが残念でならないですね。 1作目、2作目で見切りをつけてしまった人は、とりあえず最後まで観ることをお勧めします(是非、劇場で)。
[映画館(字幕)] 10点(2007-12-17 18:54:23)(良:1票)
2.  シンプル・プラン
自分もあの境遇で、あの状況で、あの仲間がいれば同じ展開になりかねないという設定の匠に感嘆しましたし、恐怖を覚えました。 止めようと諭していた側が状態の変化でコロッと立場を逆転させてしまう描写など素晴らしい。 その他にも脚本上の技巧は多彩で、惚れ惚れさせられました・・・美しい。
[ビデオ(字幕)] 10点(2007-12-17 13:21:50)
3.  マンダレイ 《ネタバレ》 
「ドッグヴィル」の続編ということで心理展開で物語られる内容なのだろうという身構えで観賞していると、構成(仕掛け)によって物語られる内容で裏切られ、驚嘆。 これは監督が「ドッグヴィルの続編」という情報を意図的に利用したのでしょうか。 だとすれば、なんとも狡猾。  本作で自身の罪に直面したグレース。 しかし、彼女の理想主義はそれすらも正当化してしまうのでしょうか? 果たしてどうケリをつけるのか。三部作完結編が楽しみ。
[DVD(吹替)] 10点(2007-10-20 17:57:27)
4.  16ブロック
オーソドックスで教科書的な作品ですが、こういうちゃんとした脚本を書ける人って殆どいません。 このスケール、このサイズの作品としては満点っ。  DVD収録の別エンディングバージョンもなかなかですよ。
[DVD(吹替)] 10点(2007-02-11 02:33:48)(良:1票)
5.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
スリラーの王道(脅威が間近に迫り、周囲には信じてもらえず、自ら行動しなければ解決はない)を走っているし、その状況を作る効率の良さにただただ感心。 主要人物は二人だけなんですよね、これ。マーラとナレーター(つまり、タイラーでもある)だけ。  この映画はある男が世界を肯定できるようになるまでを描いていて、それがテーマでもあると思うのですが、枝葉の部分に注目が集まり、よく誤解されているのが残念です。 しかも、それ自体を茶化してたりしているし・・・奥が深いっ。   しかし、第一幕の長さに閉口してしまう人もいるでしょうね。キャラクターの言動に共感なり、興味を持てなければ辛い人もいると思う。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-26 04:19:13)
6.  レッド・ドラゴン(2002)
このシリーズはレクターをどう扱うかが見どころなのでしょうが、今回は独房に入りっきり。 それなのにこうも彼の執念(情熱)や狡猾さを描けるなんて、ある意味素晴らしい。  展開自体は結構単純だと思うのですが、魅了してくれる要素を多分に含む。
[DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 09:29:28)
7.  セルラー
ディテールへ突っ込むのも野暮なのでしょうが、どうしても評価の下がるところ。 それに動機付けはちゃんとしたものが欲しいですよね。 それでも至極全うな良作。
[DVD(吹替)] 7点(2007-09-03 01:19:43)
8.  クラッシュ(2004)
エピソードを繋げること自体はたいした芸当だとは思わないけれど、それぞれに仕掛けを配し、ひとつの作品に仕上げているのにはたいした苦労でしょう。 殆どが相関図上の繋がりでしかなかった「ラブ・アクチュアリー」なんかより数百倍の苦労だ。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:17:20)(良:1票)
9.  閉ざされた森 《ネタバレ》 
気持ち良く騙されました。 終盤では「ワイルドシングス」的失敗(観客の視点をなくしてしまう)をしてしまうのかと不安でしたが、見事に締めてくれましたね。 でも、もうちょっと時間を使ってキャラクターを客に認識させる必要があったように思う。 映像も観づらかったし。   まあ、推理ものでしかないわけですから、それと知らずに観てしまった人やミステリー好きでなければ楽しむ要素はないでしょうね。  劇場まで行って観たいとも思えない、もう一度観たいとも思えない・・・自分にとってもこれ系の作品にはある限界を感じます。  この脚本家「ゾディアック」の脚本もやってるんですね。そっちが楽しみになってきた。
[地上波(字幕)] 7点(2007-03-18 04:22:01)
10.  M:i:III
物語に必要な設定事項がしっかりとなされているので、とても観易い作品でした。 確か前作、前々作は地上波放送されたものを録画するも(理由は忘れましたが)途中で観るのを辞めてしまった記憶があるので今作が一番良い出来なのではないでしょうか。 しかし、シチュエーションが二転三転するので詰め込み過ぎな気がします。 1時間ドラマ3話分ぐらいに分けられるような展開。  
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-01 14:32:43)
11.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
静かなヒューマンドラマでしかない内容なのかと思っていたら、サスペンスとしての見せ場満載な内容でうれしい驚きがありました。  そして、評価としては・・・ 既に指摘されている方が多いですが、ヴィースラーの変化(タイプライターを隠すに至る)に説得力を欠きますね。 もっとヴィースラーにスポットを当てた内容にして、彼は若かりし頃クリエイティブな職業に憧れ、挫折した過去(しかも、挫折のキッカケは失恋)があるなんてバックストーリーを加えただけで、そこら辺の不満は解消されると思う(芸術家として生きる二人への憧憬と敬意という向きが明確になる)。ましてや、その職業が作家であったなんて設定にすれば、彼に捧げるという献辞の記された本を手にした時の感慨はより深く複雑なものとなり、より一層良いシーンにもなったことでしょう。
[DVD(吹替)] 6点(2008-01-30 04:27:34)
12.  ブラック・ドッグ
ちゃんと構成が施されていて好印象なのですが、攻防自体は大味なのでさほど楽しめない。 それにこの内容なら主人公には伏せて運ばせている方がいいんじゃないかな。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-12 15:46:23)
13.  17歳のカルテ
リサの圧倒的な異常性に触れて自身の回復に努めるようになる。 かなり単純で分かり易い作品ですが、役者の好演からか、それなりに好印象。
[DVD(吹替)] 6点(2007-12-05 19:15:24)
14.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
息子の騙してくれていた苦労を想像できず、騙されたフリをする母のフォローをしておかなければ母が悪者に映ってしまう危険がある。今や息子は苦労とも思わない作業かもしれないが、このままでは思慮浅い人物に仕上がってしのうのではないだろうか。ただでさえ、母には騙していた過去があるわけだし。
[DVD(吹替)] 6点(2007-07-16 05:32:04)
15.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] 《ネタバレ》 
30分シリーズアニメの第一話を延ばしに延ばしたような内容。 故にバランスの悪さは感じる。
[地上波(吹替)] 5点(2008-01-19 17:51:58)
16.  ブラックブック 《ネタバレ》 
単なる戦争悲劇ものになってしまう内容をサスペンス展開でみせる内容にしたのには好印象なのですが・・・。 このプロットで山場となるのは真の裏切り者が示されたことでの危機のはずなのに、すんなりと逃げおおせてしまうのは何故なのか? これではサスペンス要素が単なる味付けに過ぎないものになってしまう。
[DVD(吹替)] 5点(2008-01-14 19:40:04)
17.  シャンプー台のむこうに 《ネタバレ》 
ドラマ構成は真っ当に施されているものの、勝敗はご都合的なものに過ぎないので減点せざるを得ない。 最悪そういった作家の都合による展開をさせる内容であったとしても、優勝させてしまっては白けるばかり。 決勝では負けたけどドラマは処理(解決)され、「次回は優勝を」と奮起する内容が妥当だと思う。まあ、母親に次回はないでしょうが、だからこそ「次回は優勝を」という言葉は希望の象徴のようになると思うのですが。
[地上波(字幕)] 5点(2008-01-13 15:13:54)
18.  ディアボロス/悪魔の扉
ホラー展開は楽しめるものの、この作品の世界観は結局どういうものだったの? 彼が自殺すると周囲は火事だし、姉ちゃんはミイラになるし、アル・パチーノはキアヌになって羽根が生えてる・・・。 キリスト教を知ってれば理解出来るのかな。 まあ、そこら辺の解釈を切り捨てても納得することは出来るので、多少甘めの採点。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-12-03 03:48:34)
19.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
印象だけで言えば、かなりの好感触(演出家の手腕がかなりプラスになってると思う)。 ただ、終盤の展開の段取りがちょっと違うような・・・(暗殺者との対決としてのカーチェイス後にアボットの下へ、その後娘の下へ、という方がしっくりいくんじゃない?)。  前作同様、変な構成になっちゃってる。  まあ、記憶が戻るのを都合よく解決策(打開策)として使ってるんで、大きく減点せざるを得ない。
[地上波(吹替)] 5点(2007-11-10 00:50:58)
20.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
中盤からゲーム性だけで見せる内容に取って代わるというユニークな作品。 まあ、楽しめたからこんなのもアリか、と納得。  ただ、くっつけただけのあの女の扱いは何なんだ。
[DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 23:42:56)
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