1. ディープ・ブルー(2003)
《ネタバレ》 意外と点数が低いのに驚き。 既投稿を拝見すると、「ストーリ性がいまいち」とか「あるだけのものをとっても 映画にならない」との批判が多いですね。 刺激の強いもの観過ぎなんでしょうかね・・・ 「食う」「生きる」ということの迫力を、説明ではなく映像そのものだけで 迫るという意味では一級品の作品です。 ことわって起きますが映像に切り取られたもの=事実ではありませんし、 むしろ本作は過剰なぐらいの演出と潜在的なフィルターが当然かかってます。 にもかかわらず、それを超える迫力がありやはりそれは生きる営みの片鱗を 切り取ることに成功しているからだと思います。 日ごろ食べている魚があれだけイキイキと生をほとばしらせているのを目のあたり にすると、本と食べることの意味を(頭では当然わかってはいるけど)体にたたき こまれる感じすらしました。 BFOの音楽が余計なぐらいです。但し、深海で潜水艇が潜行するするシーンは まさか複数台でとった実写ではないでしょう・・・CGなんでしょうね。ちょっと 興ざめしました。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-14 23:51:57) |