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1.  バリー・リンドン
スーパーリアリズムというべき再現性をもって表現された映像は一見の価値有。 キャスティングで素人俳優を主役に据えた意図が成功しているのが感じ取れる。 キューブリックの映像にはいつも驚かされるが、このバリー・リンドンはその極みといっても過言ではないように思える。それほどにこの作品は視覚のみでの鑑賞に耐え得る。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-06 23:57:58)
2.  トゥームレイダー
ゲームで味わえた緊張感もなく。内容もお粗末なもので終わっている。キャストが良かっただけに残念極まりない。
[地上波(吹替)] 2点(2010-08-09 22:07:06)
3.  モーターサイクル・ダイアリーズ
ゲバラのことを知らずともロードムービーとして秀作なので楽しめる。 アルベルトとエルネストの旅の中のやり取りもおもしろい。 ゲバラへの過程としてみると更におもしろさが広がる作品である。 この映画を観るとバイクにまたがって旅に出たくなる・・・。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 23:21:16)
4.  ウィッカーマン(2006) 《ネタバレ》 
悲しいことにリメイク版を先に観たことを後悔・・・。 人身御供の生贄捕獲大作戦という目で見ればそこそこ楽しめる。 1973年版に興味が出てきた。
[DVD(字幕)] 3点(2010-02-28 01:59:45)
5.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
シュガーキューブスのイメージしかないビョークだったが、中々どうしてたまげました。 どんよりとした内容のストーリーをミュージカル仕立てとすることにより、全体としての均衡が保たれている。他のミュージカル映画と一線を画す出来映え。ただ、セルマの思想には共感がもてない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-27 01:20:29)
6.  コンスタンティン
この手の映画は、とどのつまり如何様にも展開できてしまうのでさほど印象には残らない。 この作品についても同様である。キアヌ・リーヴス=マトッリクス(ネオ)からの脱却を施してくれたという点と、ティルダ・スウィントンがなんとなくいい味を出していたのでボーナス点を献上。 
[DVD(字幕)] 5点(2010-02-27 01:01:40)
7.  アイ,ロボット
この手の設定にやや飽きた感がある。AIやマトリックス(厳密にはシリーズ中のアニマトリックスだが・・・)などこの映画より練られた物が多いのであえてこのテーマに挑まなくても良かったのではないかと・・・ヤルならそれまでのモノ以上のモノに作り上げてもらいたい。
[DVD(字幕)] 2点(2010-02-15 20:41:33)
8.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
主人公のナレーションで話が進行する手法を採っているが、個人的には(観終った後疲労感はあるが)最後まで飽きが来ずにテンポ良く鑑賞できた。2回目以降の鑑賞ではネタが判ってしまったせいで時折無茶な(1人で殴り合いしてるのに殴られてぶっ飛ぶなど)ところなどが目に付いてくる。逆にオマケのようなサブリミナルは鑑賞を重ねるごとに楽しく感じた(1回目で全て見つけられなかった証拠・・・)。デヴィッド・フィンチャー作品を好きになるきっかけとなった映画。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-25 23:20:33)
9.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 
舞台は未来だが、ガイ・フォークスなど過去のマテリアルを上手く取り入れてる。原作のコミックは読んだことがないが、マトリックスよりコミックチックな表現が個人的には好きだ。火薬陰謀事件の知識が事前にあると楽しめる。顔は一度も表さないが、マトリックスでエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングの演技が良い。
[DVD(字幕)] 6点(2009-12-23 20:55:32)
10.  ディープ・ブルー(2003)
この作品は映像と音・音楽のみで構成され、必要最低限の状況説明はあるが不要なナレーションは皆無である。この手のドキュメンタリー映画には中途半端な内容のナレーションなら不要と個人的に思っているので、本作では満足感を得ることが出来た。映像も撮影に4年半かけているというだけあって素晴しい。機会があれば是非とも映画館のスクリーンと音響で鑑賞してみたい。ドキュメンタリー嫌いの人にはかなりツライ内容であることは否めない。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-21 21:21:48)
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