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プロフィール
コメント数 173
性別 女性
ホームページ http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/
自己紹介 レビュワーになって丸15年が経ちました。

14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。

「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。
こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…

そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、
今年もどうぞよろしくお願いします・・・

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1.  マイケル・コリンズ 《ネタバレ》 
「麦の穂を揺らす風」を鑑賞した後だったので、それとついつい較べてしまうのですが、貧しい農村ではなく都会(ダブリン?)が舞台の中心だし登場人物も独立のリーダーとして地位を確立している人たちがメインのストーリーなので、虐げられたアイルランドの悲惨さがいまひとつ胸に響いてきませんでした。(コリンズったら豪華にホテル住まいなんかしちゃっているし・・・)そういう意味でこの映画はアイルランドの苦悩というよりは、独立の英雄コリンズの姿を描きたかったということなのでしょうね。だったら彼を英雄たらしめたその戦術とか、政治家としては老練ではなかったため不首尾に終わったイギリスとの交渉の過程なんぞをもうちょっと丁寧に描いてくれるとよりよかった気がします。DVDに付録されているドキュメンタリーを観てなんとなくコリンズの全体像が浮かび上がったという感じでしたから、映画単体だけで理解するのはちょっと厳しいかも。それにしても私が鑑賞したのは180分以上の特別版なのですが、それでも尚描ききれないってどういうことなんでしょうね。恋愛や三角関係云々は削ってもっと硬派な仕上がりにすべきだったですよね。最後にストーリーには関係ないんですが、アラン・リックマンってホントいい。本作鑑賞しながら、彼がスクリーンに出てくる度になんだか嬉しくなる自分を発見した次第です・・・
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-18 17:20:56)
2.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
「本当に貧しいもののための国を建国する」。 その理想に主人公は殉じます。主人公だけではなく、この理想を頑ななまでに追求する彼の仲間たちはこの先もずっと殉じていくのでしょう。 でも少し冷静になって数々の歴史を振り返って見るに、かつてこの地上でそういう国が誕生しその理想郷を実現したことがあったでしょうか?フランス革命のジャコパン党が?その後のパリ・コミューンが?それとも20世紀ロシアのボリシェヴィキが? 悲しいことに「本当に貧しいもののための国」を作ることは何故か殺戮の繰り返しに繋がってしまう。それを押さえ込もうとする恐怖政治に繋がってしまうのです。それが金持ちの邪悪さのためなのか、貧しい者の愚かさゆえなのか、その辺のところは私には正直よくわかりません。でも何故かな、この映画に関しては私は、理想からは外れて変節したと見える兄テディの姿勢に一番共感を感じました。矛盾しているかもしれないけど、国を流血の泥沼化から抜け出させるのは理想ではなくこういう卑劣にも見える現実的決断なのじゃないだろうか、とね。 もしも、この映画が弟のデミアンではなく兄のテディを主人公にしたものであったなら・・・そちらのほうがある意味「秀作ではあるがどこか甘さの残る」本作に比べより壮絶で胸に迫る作品になったような気が私にはしてなりません。かつてはあんなにも憎んだ英軍と同じ立場に立たざるを得なかった男。その苦悩を細やかに丁寧に描いたような映画のほうが個人的には観てみたい気がします。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-17 17:07:02)
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