1. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 列車を鉄橋から落下させるスペクタクルを見せたい、が前提の作品なんでしょうね。そこに至るまでかなり強引な展開が目につきます。事故とはいえ1,000人も死なせたら言い訳通用しないでしょ、とか。主人公たちなぜ感染しないの、とか。後味も悪いです。これがハリウッド映画と違うところか。 [DVD(字幕)] 5点(2024-10-26 22:31:29) |
2. 薔薇の名前
中性の薄汚い男ばかりな修道院の雰囲気が最高!しかし、謎解きが全然理解できません。タイトルの意味も分かりません。数年前からキリスト教に興味があり色々本を読んでいるのですが、全く知識不足です。いつか、「薔薇の名前観た。面白かった!」と心から言えるようになりたいです。 [DVD(字幕)] 5点(2024-02-13 22:16:12) |
3. 追想(1975)
《ネタバレ》 オラドゥール村の虐殺事件を題材にしているのですね。この事件に限らず、ナチスによる蛮行が裁かれないまま終わったケースは多くあるはずで、この映画はその被害者たちの復讐心を刺激するものです。「我々も連中にこんな風にやり返したかった!」と。城内に張り巡らされた抜け道を駆使してのナチ軍人への攻撃はスリリングです。中盤から、主人公が最後までやり遂げるのか?と目が離せません。 [DVD(吹替)] 7点(2023-06-08 16:28:51) |
4. U・ボート
飛行機に乗った時も恐怖を感じましたが、水面下を潜水艦で移動するのも想像するだに怖いですね。海底に沈んで、時間をかけて窒息死するのは絶対にご免こうむりたい。 [DVD(邦画)] 7点(2020-01-22 19:57:07) |
5. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 とりあえず長い、そして南北戦争のシーンに西部劇のガンマンが混じっている違和感が強かったです(時代考証は間違いないのでしょうが)。正直前作ほどの楽しさは無かったですが、ラストの「ならず者」→「悪玉」→「善玉」→「お前は善玉なんかじゃねえ!」で思わず笑ってしまい、全部許せる気持ちになりました。映画を見ているとこういうこともあります。 [DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 11:28:11) |
6. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 クリント・イーストウッドの西部劇初鑑賞です。この埃っぽさ・男臭さが大変魅力的で、癖になりそうです。黒服のリー・ヴァン・クリーフがまたカッコいい。モンコの露払い役かと思えば、実は悪漢との因縁ではもう一人の主人公的存在だったり。妹の仇を討ち、満足して手ぶらで去る男と、賞金首の死体をよいしょよいしょと荷車に乗せる男。対照的なラストが印象的です。 [DVD(字幕)] 9点(2014-03-25 20:25:46) |
7. 戦争のはらわた
最後の最後で協力するスタイナーとストランスキー(この人はヘナチョコだが)が痛快。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-29 17:54:54) |
8. ネバーエンディング・ストーリー
自分が持つファンタジー映画のイメージの典型と言える作品です(良い意味で)。 ファンタージェンでの冒険と、それを見守る現実世界の少年の行為が影響しあうのが不思議で素敵です。テーマ曲も素敵。 [地上波(吹替)] 8点(2008-07-31 10:43:18) |
9. 歓びの毒牙
サスペリア2と似た展開ですが、あちらのような洗練された輝きはありません。90何分のわりに無駄なシーンも多いですし。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-23 16:01:15) |
10. そして誰もいなくなった(1974)
なぜこんなエンディングなのかなあ。原作を傑作たらしめた最大の要素が「最後に誰もいなくなる」ことだと思っているので、映画版は、この改変で駄作に貶められたと感じます。さらに言うなら、この有名な原作を元にした映画はいつも最後が改変されている(サファリ殺人事件とか)。何がそうさせるのか? 3点(2003-06-30 01:21:19) |