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プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

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1.  冬の小鳥
幼いころ施設に容れられ、その後フランスの里親の元に養子に行ったという監督の自叙伝的な作品であるせいか、主人公ジニの目線で綴られる物語は、徹底的にリアリズムを貫いている。 劇中に起こる周囲の出来事も細部が説明されることはなく、ジニの知り得る事実だけが断片的に描かれるが、その最小限の表現で孤児になった女の子たちの現実が十分に突きつけられる。 冒頭の数シーンで見せるジニの子どもらしい無邪気な笑顔と、最愛の父に置き去りにされて以降の笑顔を失った頑なな表情、どちらもキム・セロンの演技が本当に素晴らしく、非常に惹きつけられた。 私は最後まで、もう一度屈託なく笑うジニの笑顔が見たくって、瞬きさえ忘れて見入っていた。 そうしてラストの記念撮影で笑顔を作って見せるジニを見て、もう決してあどけない子どもには戻れなくなった彼女の決定的な喪失感に胸をかきむしられるような気がした。 アップの表情が印象的なラストシーンでは、新しい人生を歩み始めたジニの幸福を祈らずにはいられない。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-11-05 20:14:40)
2.  パラレルライフ
並行理論ってのはいい着眼点だし、なかなか真相にたどり着かない展開も凝ってるっちゃあ凝ってるんだけど、後半からラストにかけてはもう漫画かっ!って言いたくなる突っ込みどころ満載。 いくらなんでもそんな薬あるかっていう(笑)
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-12 23:38:59)
3.  息もできない
うんざりするほど繰り返される暴力シーンと汚い言葉から、ボロボロに傷ついた魂の叫びが聞こえてくる。 それは、慟哭であり、渇望である。 そんな主人公と出会う少女は「幸福な家庭」と嘘をつきながらも、実は彼と同じ痛みを抱えている。 魂が呼応し合うように惹かれあう彼らは、決してそれぞれの境遇を語り合ったりなどしない。 ただ、意味もなく共に過ごすことで同じ痛みを分かち合う。 漢江の畔で彼は少女の膝枕で涙を流し、彼女は声を殺して優しく泣くシーンでは、そんな二人のむき出しの哀しみに胸を打たれた。 全編に張り詰める緊張感と漲るパッションはとにかく圧倒的で凄みのある映画だった。 そして、これ以上ないくらい純真で優しい物語だった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-03 00:22:42)
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