1. シルミド/SILMIDO
《ネタバレ》 実話に加えられた脚色の中で訓練兵は死刑囚だったというのは彼らの名誉を傷つけるもので納得出来ない。救いのなさに気が滅入りっぱなしで隊長の自決が憐れでならない。 [DVD(字幕)] 4点(2017-05-02 14:34:46) |
2. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 「続編を映画館で」Part1を観た直後から待ち遠しかった水曜日。満を持しての鑑賞となりました。将の智略の妙を堪能し、尚香と一兵卒と同様な心情を持ち合わせた何十万の兵士の壮大な肉弾戦では、業火に彼等の思いが表れているようで鳥肌が立ちました。ですので史実であったとしても結末が残念でなりません。曹操の首を取れなかったのならともかく、取らなかった。これでは死者が浮かばれない。取った上での「戦争に勝者なし」なのではないか。と思います。 [映画館(字幕)] 7点(2009-08-05 23:23:33)(良:1票) |
3. レッドクリフ Part I
子供の頃NHKの人形劇で見た内容は忘れてしまっています。予備知識なく観た事が幸いしたのか迫力ある歴史絵巻を楽しめて、終わった途端にこの「決着」を映画館で観たいと思いました。また、この面々がその時代、何に価値を置き、何を考え、どう行動したのか、詳細を原作で知りたくなりました。思わぬ余禄が付いていた本作。この嬉しさも映画鑑賞の醍醐味の一つです。 [DVD(吹替)] 7点(2009-08-02 02:20:02) |
4. シュリ
《ネタバレ》 冒頭の「そこまでするか」という特訓の模様に「あり得ない」と「もしかしたら・・・」という思いが入り混じります。この場面のみならず全編に亘り数え切れない程の人が殺されます。子や孫の代の穏やかな暮らしを願って、今、血を流しているのでしょうか。こんなやり方では将来、子や孫達も同じように血と涙を流す事になるように思います。ハリウッド産でない韓国産だからこそ本作にロマンスの要素は要らなかったと思います。愛や恋とは無縁の過酷な世界を生き抜いたミョンヒョンがジュンウォンの子を身篭っていたというのは、悲しみが薄っぺらなものになってしまい残念です。 [DVD(字幕)] 4点(2006-07-18 22:45:53) |
5. 反則王
銀行員と極悪レスラーの二足の草鞋を履く男。自分はなれませんので、憧れます。期待が大き過ぎました。全編にわたるうらぶれた侘しい華の無い空気が堪りません。脚本がやっつけ仕事のように感じ、主人公がレスラーとなってから行員として何処か変わった所があったのか分かりません。お笑い部分らしき所も寒くなるばかりでした。試合シーンも何処が反則王なのだか、シンやフレアーやレイスのファンの自分には全く物足りず一番がっかりした部分です。反則道具にフォークが出てきたシーンに当時の「あっ、フォークだ」と絶叫する倉持アナの実況を思い起こし懐かしさにちょっぴり浸れた部分にこの点数です。 3点(2004-12-21 00:33:45)(笑:1票) |