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コメント数 1222
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年齢 59歳
自己紹介 短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。

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1.  ソウルの春 《ネタバレ》 
①参謀総長拉致の場面で友軍に向けて銃器を使ったこと、②騙し討ちを賭けたにも関わらず、大統領から決裁が得られなかったことで、チャン将軍側には大義もなく、負けるに決まってるじゃんと思って見てたものです。それなのにこんな長尺な映画、第2空挺旅団が行ったり来たりしているところでは、早くこんな映画終われ、と思って見ていたものです。面白くないドタバタコメディみたいだとも。しかし。これこそ大どんでん返しではないですか。なんだこれと思って見ていた事柄が、全部恐ろしくなる。最後のカラオケパーティみたいなシーンで気持ち悪くなりました。光州事件の前日譚だったのですね。韓国の皆さんは重要な史実として了解した上で見てたのだと思いますが、日本のワタシは唖然とする終幕でした。再度、「タクシー運転手 約束は海を超えて」「1987、ある戦いの真実」が見たくなりました。
[DVD(字幕)] 8点(2025-01-26 15:40:54)
2.  アイアム・ア・コメディアン 《ネタバレ》 
前提として、ワタシ、村本さんの漫才(漫談も)は好きですし、そのありようも好きです。であっても、本作の感想は、ようするに「現役芸人のドキュメンタリーはヤボである」ということです。同じ系統の映画である「テレビで会えない芸人」の一口コメントでも同様のことを書きましたが、本作は、村本さんにとってプラスなのか? 本作が村本さんが引退されたのちに公開されるならいいんですよ。しかしいま、こんな舞台裏をみせられても。本作での村本さんは自己陶酔が強すぎて好きではありません。今度、ネタを観るときに、本作で得た情報はじゃまになりそうなんですよ。村本さんが好きなら、村本さんのネタだけ観ればいいんだと思った次第です。■あるいはそれでも、芸人さんが主体のドキュメンタリー映画を取るならば、オチがあってしかるべきではとも思います。本作であれば、実はお父さんは、亡くなってはいなかったとか(エンドロールで談笑してたり)。芸人なら、最後にツッコマれてなんぼでは。いやいや、一体全体どこまでがホントなのかわからん、みたいな。
[映画館(邦画)] 4点(2024-08-04 13:46:12)
3.  コンクリート・ユートピア 《ネタバレ》 
これは、胸くそ悪い。ヒューマニティあふれるミョンファにイライラし、ジワジワ独裁者になっていくヨンタクに同情する。いやいや、物語はじめのころには不器用な、まるでラブコメの主人公?のようなヨンタクが、どんどんおかしくなっていくこの展開。ファシズム的な社会って、こんな少しかけたところのある、しかし引きつける力のある人物に、有能な事務官が結びついてできるのかも知れない。こんな映画、なにもかも救いもなく終わってしまえとも思ったが、ラストのシークエンスもいいよ。どうかと思うけど、これはおすすめ。
[DVD(字幕)] 9点(2024-05-26 05:51:18)(良:1票)
4.  高速道路家族 《ネタバレ》 
公式サイトでは「パラサイティック・スリラー」とありますが、恐怖映画的な要素はありません。これがスリラーだったら、この間観た「八甲田山」の方がよっぽどだ。それはさておき。■ワタシは、本作は「万引き家族」や「パラサイト 半地下の家族」のアンチとして作られたものだと思っています。これらの作品同様、本作でも社会の隙間に入り込んだ風変わりな家族が、重篤な事件を起こします。しかし、「万引き〜」、「パラサイト〜」では、大変な家族だとは思いつつも、そのしたたかな力強さや、歪だからこそ生まれる情愛に感心(?)したりもしていましたが、本作の家族は、本当にただ単に大変。だから、父親のどうしょうもなさはリアルガチ。こんな父親でも慕う子供の姿は、健気と言うより浅はか。で、切ない。わかるよ。オラもどうしようもなくって、浅はかだから。ある種、振り切ったものを観たような気がしています。だから、「万引き〜」らと同じの8点にします。
[DVD(字幕)] 8点(2023-10-28 20:36:43)
5.  オフィス 檻の中の群狼 《ネタバレ》 
うーん。ノルマに追われて、評価に縛られ、人間性をなくしたオフィスの中で、不器用なタイプがそうではないタイプの人から、まるで踏み台か弾除けにされるというステロタイプ。今の世の中ってこんなもんだろってしたり顔。手帳に「会社は狼たちが互いに牙を向き合う世界だ」って書くかなあ?会社、馘首になった日にさらに、同類だと思っていたインターンの子に拒絶されたとしても、たとえそれが引き金に過ぎなくもっといろいろな蓄積があったとしても、りんご剥いて食べてる家族を、かなづちで殺せないでしょう。なんか、不愉快な映画でした。そういうための映画(どういう?)だったとしたら、すみません。
[DVD(字幕)] 2点(2023-10-01 16:12:47)
6.  息もできない 《ネタバレ》 
なぜだか惹かれていく、チンピラと女子高生。おそらくお互いの不幸の匂いで惹かれたのだと思うが、実はお互いの不幸のことをあんまりわかってはいないという心許ない風情。また、主役のヤン・イクチュンの、とんぼの頃の長渕剛みたいな息苦しさ。それらが魅力の本作なのだとは思うが、しかし。暴力がヒリヒリしすぎで見てられなかったなあ。どうしようもない嫌悪感。切実なものを見ているような気持ちにもなっていましたが、おそらく切実なのは「貧困」だったのだろう。オラは好きじゃない。
[DVD(字幕)] 3点(2023-07-29 14:04:48)
7.  非常宣言 《ネタバレ》 
予告編を見たときには、「日本列島七曲がり」(筒井康隆)を思い出しましたが、そんなドタバタコメディではなく、力ずくでゴリゴリと面白い。あんまりこういうアングルで見たことなかったようなシーンが多い(カーチェイス中に事故って横転する車内の様子、きりもみ状態で墜落する飛行機の中の様子とか)。緩急がないとも言えるが、直球派。劇画調のおもしろさなんですよ。ラストであのシーンを見せるのも好き。オラはよかったなあ。
[DVD(字幕)] 8点(2023-06-19 17:10:40)(良:1票)
8.  奈落のマイホーム 《ネタバレ》 
「奈落のマイホーム」って言ってみたかっただけだろうと思える本作の邦題。視聴後、とりあえず原題であるシンクホールについて調べてみたら、そういえばあったと福岡の陥没事故(2016)。世界には(ベネズエラ)350mの深さのものもあるという。しかし、福岡のものは深さ15mだし、またベネズエラのは標高1350mの山の中にあるのだとか。うーん。調べてみたワケは、平場で500mの深さの陥没があるっていうのが飲み込みづらかったからです。やはり無理筋ではあったのですね。ただ、本作が面白くなかった訳ではなく、兄貴と501号の関係を前半結構な時間を使って丁寧に作り込んでいたのよかったと思いますし、最後の脱出劇もよかったと思う。だから、これからみる人は自然災害の映画ではなく、不条理SFとしてみてみるといいんじゃないでしょうか(困難な提案)。そうだとすると、邦題も結構悪くなかったような気もしてきます。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-29 21:46:25)(良:1票)
9.  ベイビー・ブローカー(2022) 《ネタバレ》 
ワタシは見ていて、「八日目の蝉」を思い出していました。どうしても我が子を手放さなければならないソヨンの強烈な母性。単に愛情などというのもではなく。そうであるならば、最後に譲り渡すことにしたご夫婦こそ、愛情深いと思われ。これはいいです。
[DVD(字幕)] 8点(2023-02-04 14:06:28)
10.  テロ,ライブ 《ネタバレ》 
アナウンサーを追い詰める手口がやりすぎじゃないですか。犯人が、と言うより、監督が。放送ブースで殺人が行われたパートではいくらなんでもと思いましたが、そんなもんじゃ終わらせなかった。しかし。こんなにも、センチメンタルで救いのない終幕になるとは思いませんでした。邦画だったら、前の奥さんは助かるんだろうし、政府側にも少しは事情を説明させるでしょう。韓国映画はすごい(今更ですけど)。出てくる俳優さんのことを、映画でしか知ることがない(CMやバラエティ番組で見なくても良い)ことも、日本の観客であるワタシに有利なのかもしれません。日本に似ているけどやっぱり違う韓国の映画を、こうもあり得た我々の作り上げた物語のようにワタシは観ているような気がする。ものすごく面白かったです。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-26 18:41:17)
11.  1987、ある闘いの真実
熱量の高い本作。血の濃い韓国の人たち。圧倒されて、また彼我の違いなど考えながら混乱してしまい、観賞後しばらく経ちましたが、ここにコメントをどう書いたらいいのかわかりませんでした。ただ、以下だけを残します。奇跡のようなこんなことが、今後、世界で起きるのだろうか? また起きると信じたい。奇跡は、きっと理不尽が嫌いに違いないから。「タクシー運転手 約束は海を超えて」がよかった人には、おすすめ。あの後の、韓国です。
[DVD(字幕)] 9点(2021-11-18 21:11:54)
12.  権力に告ぐ 《ネタバレ》 
渥美清みたいな主人公が、植木等のようなバイタリティで難局を乗り切る話なんだけど、コメディではない(シリアス)。…、なんかしっくりこない。とにかく、主人公のヤン検事がいいんですよ。昔、同級生にこんな正義漢がいたようなあというような。また、最後までセクハラ疑惑を気にしていたのねというところも。まあ、面白かったです。しかし、係争中の裁判に関わる事案なのに、やっぱ韓国の人は血が濃いよなあと思いました。作中アメリカ人に「韓国人は理不尽な主張が得意だからね」と言わせるとかなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-17 23:37:06)
13.  PMCザ・バンカー 《ネタバレ》 
なんとも乱暴な映画だったと思いますね。アメリカの大統領選挙の行方を変えるために、北朝鮮の最高指導者を生きたまま奪取する。しかも、その影には中国がいる、ってなあ。マジンガーZ対鋼鉄ジークのような豪華さだ。その話の核になるチーム(キング奪取)をコントロールする隊長が、くわえタバコで仕事に取りかかったときには、この隊長には期待すまいと思ったものです。仲間を見捨てないことが話の主軸になるのかと思いましたが、チーム全滅ではないですか(この辺、予告編が罪深い)。ハリウッド映画みたいなんだけど、韓国映画にはそういうの求めてないんだけどなあ。コマ割りが面白い映画だったと思いますが、なんかゲームみたいとも思ったり。北朝鮮の最高指導者・キングはまるで本作中、活躍あるいは悪役の場がないのですね。デリケートな存在なのだとあらためて思いました。5点。
[DVD(字幕)] 5点(2020-09-22 07:45:43)
14.  EXIT 《ネタバレ》 
これは、面白い。山田孝之と東海林さだおを足して2で(略)ような主人公。自己評価の低い彼。ダサかっこいい。本編に散りばめられているコメディ要素が、なんか垢抜けないのは監督の計算通りなんでしょう。映画としても、ダサかっこいい。アジアのダイ・ハードって、ちょっと大袈裟だけど言っちゃうよ。エンドロールもちゃんと見てね。あそこんとこどうだったの?なんか見落とした?ってのも見せてくれるので。【追記】自己評価の低い彼に対して、終幕間際に父親がかける言葉が、「どうも、ありがとう」ってのは、ワタシ的には、すごく納得のワードチョイス。父親に認められたかったのだと思いますので。
[DVD(字幕)] 9点(2020-08-01 23:20:40)(良:1票)
15.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 
何度か、主人公であるキム運転手は状況から逃げようとするワケです。検問している軍人から強く言われて帰ろうとする。記者の乗り込んだトラックを追尾することをやめる。私服軍人から追いかけられた際には、記者と一緒だと捕まるから別ルートを選んで逃げる。そして、光州に記者を置いたまま、ソウルに帰ろうとする。すべて無理からぬことだし、責められるようなことではありません。ワタシ、最後にウソの連絡先を書いたのも、記者から足がついて、当局に捕まることを避けようとしたんだと思っています。関わり合いを、ここで絶つ。これも、彼の行動として一理あり。本作は、危機的状況における、徹底的に憶病で、どうしようもなく善人の「普通のひと」のふるまいを描いた秀作だと思います。人間臭いのが、たまらなくいいんだ。【追記】タクシー軍団対軍隊のシーンは、おまけについていたショートフィルムだと思うことにします。そうだと思えば、ゴージャスな特典映像です。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-06-02 06:14:13)(良:1票)
16.  国家が破産する日 《ネタバレ》 
コトの重大さからすると、登場人物が少なすぎるような気がしますが、やはりこれは骨太と言わざるを得ない。本作で扱われた事実を過去のものとせず、今の状況の突破を目指すエンディング。社会派エンタメとしては昨年日本では「新聞記者」が話題になりましたが、見終わったあとの気持ちは本作の方がいい(なぜ、較べる?)。コロナウイルスに対する韓国と日本の差が何なのか、一因がわかったような気がします。制度疲労が重症なのは、彼我の差はない。どのエピソードも身に染みる。どうせこの映画見るなら、大きなパラダイムシフトの起こっている今です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-04-20 21:06:03)(良:1票)
17.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
たぶんスラップスティックコメディなんだと思いますが、笑えない。くすぐりどころはわかるんだけど、笑っていいのかわからない感じ。庭での誕生日のシーンも、あそこにとんでもないものをぶつけたくなる気持ちは分かるが、予定調和でもある。ただ、終幕近く。通常届くとは思えないメッセージを息子に託す父と、息子の決意。こんなとんでもない家族はきっと仲間割れするか、実は擬似家族なんだろうと思いながら見てましたが、最後まで揺るぎなく崩れない家族の信頼関係。そこが物語の核だとは思いませんが、ああ、いいなと思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2020-01-20 16:20:45)(良:1票)
18.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
サイコサスペンスみたいなもんだろうという思い込みが良くなかったのかもしれません。その予断の上を、コントの刑事さんみたいなやりとりが続く。これ、実話ベースという断りがなきゃ、んなことねーだろって話ですよね。なんでアメリカからの調査結果を見ないで、現場に届けるんだよ。「母なる証明」でもそうでしたが、この監督の作品の見方がワタシはわからないのかもしれません。
[DVD(字幕)] 3点(2020-01-19 22:08:24)
19.  母なる証明 《ネタバレ》 
本作のやりきれなさは、本当の真犯人はジョンバルではないかもしれない、トジュンを信じ切ることができないということではないでしょうか。親は因果な商売です。【追記】詐話師の鉄くず屋の親父さんを、不必要に殺してしまった話かと思っていました。他の方のレビューをみて、愕然。そういう筋だったのですね。さらに、やりきれない。+2点。恥ずかしいけど、このままにします、
[インターネット(字幕)] 8点(2019-12-30 21:38:23)
20.  オールド・ボーイ(2003)
うわあ。ネタバレしてたら、観なかったよ。鑑賞後の今、誰ともこの映画について話したいと思わない。なので、ここに書き込むのすらイヤになってますが、しかし。こんな物語は初めてだよ。うんと悪い点数をつけたい気持ちですが、どうしても8点です(ファニーゲームと同じ)。まいりました。【追記】こんなにみなさん、「ネタバレ無」しで書き込みしている映画をワタシは知らない。とにかく、話の中身について話したくないんだ。その気持ち、わかるよ。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-21 21:41:41)
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