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プロフィール
コメント数 242
性別 女性
年齢 40歳
自己紹介 ■□好きなもの□■
[映画]━ノンフィクション。ミニシアター系。青春もの。ヒューマンドラマ。ずっしり重い映画全般。

[監督]━ジュゼッペ・トルナトーレ 。ガス・ヴァン・サント。ロベルト・ベニーニ。ソフィア・コッポラ。岩井俊二。

[俳優]━エドワード・ノートン。デンゼル・ワシントン。クロエ・ゼヴィニー。大森南朋。加瀬亮。浅野忠信。伊藤歩。蒼井優。

[音楽]━TAHITI 80。PE'Z。

[趣味]━映画鑑賞。英会話。料理。


映画好きが高じて、日本の大学を中退し、アメリカの大学の映画学部に編入してしまいました。
ただの映画好きだったのが今は人生を映画に賭けたい願望に駆られています。
日本映画界を盛り上げるのが夢です。

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1.  酔っぱらった馬の時間 《ネタバレ》 
この監督はもはや天才なのではないでしょうか。なにこのリアルさ、そして圧迫感。健気でイノセントな子供たちの見せる笑顔はポカポカしています。だからこそ時々彼らが見せる涙は逆に強烈なまでに痛々しい。兄弟だけの家族。お互いがお互いを信用し、過酷な状況の中でしっかり協力して生きています。2人の男の子と3人の女の子。病弱なマディへの愛情は本当に偽りがなく透んでいます。子供たちが懸命な中、無責任な大人たちが目立ちます。次男で大黒柱となったアユブは大人に交じって懸命に働きますが、いつになっても給料がもらえません。結婚したらマディの手術代を払うと約束した長女の義理の母は約束を守らずマディを追い返します。絶望の淵に立ったアユブはマディを連れて馬を売りにイラクとの国境へ行きますが・・・。ラストは痛々し過ぎて見るのが辛かったです。大吹雪の中しっかり一歩一歩進んで、歩くのだけでも辛いのにアユブはマディに向かって『大好きだよ』と優しく声をかけるのです。現代イラン映画における子供の役割というのは大変素晴らしいものです。現代の発展途上国に生きる私たちへ何かものすごくパワフルなメッセージを発信していると思います。『亀も空をとぶ』に合わせてゼッタイ必見です。
[DVD(字幕)] 9点(2008-04-24 13:12:25)
2.  りんご 《ネタバレ》 
恐るべし、18歳の少女による監督作品。さすが巨匠マフマルバフの娘だけあります。このニュースを知ってすぐに調査し、わずか11日で撮影してしまったらしいです。キアロスタミの映画の多くもそうですが、イランの映画はドキュメンタリーベースの作品が多いですね。本人たちが自分自身を演じて、実際に起こった話を作り上げる。だから余計にリアルに映ります。この『りんご』はイラン映画の中でも特別好きです。というのも小道具の使い方がうますぎる。この映画の中でりんごは自由の象徴です。近所の男の子がベランダからりんごを釣り下げて、歩いている人たちをからかいます。父親によって11年も家の中に閉じ込められていた姉妹は初めて目にするその赤いキラキラ光る丸い物体に虜になります。やっとのことでりんごを手にし、彼女たちは初めて人からものをもらい、公園で出会った2人の姉妹と友達になり、一緒にかじります。喜びを分かち合うという、とても単純なのに人々が忘れがちなことを、外の世界に出て間もない彼女たちはいとも簡単に成し遂げるのです。シンプルだけどパワフルな映画。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-24 12:56:03)
3.  亀も空を飛ぶ
率直な感想。  ・・・・素晴らしかった。  おもしろいとか、そういうエンターテイメント的なことじゃなくて。  かなり良かったです。  戦場に生きる子供たちが主演なんですけど、演技にまったく嘘がなく、素直なままの姿で余計に辛いんです。  恐怖と虚しさと悲しさ。  もうめっちゃリアル。   ストーリーはフィクションでも背景はすべてが事実で。  泣きすぎて頭痛いです。  気持ちも痛い。  心臓ちぎられた感じ。  どこもかしこもイタイ。    期待以上の作品でしたよ。  今までいろんな国のいろんなジャンルの映画を見てきましたが、これはマイベスト5に入りますね。   『これほんっといいわ~』っていう作品に出会った時にだけ起こる現象があるんですけど。  説明がちょっと難しいのですが、そういう時はとにかく体が震えるんです、鳥肌と共に。  その現象が今回かなり久々に起こりました。   やっぱり重い映画っていい。  考えさせられるbenefitialな作品に出会えて感謝。
[映画館(字幕)] 10点(2005-10-23 00:03:46)(良:1票)
4.  運動靴と赤い金魚
よかったですねー。心が洗われるというか・・・なんだか童心に返るような映画です。アジアの映画は滅多に見ませんが、これは友達に薦められて見ました。イランの人達はこうゆう暮らしをしているのかと少し文化に触れたりして。ラストで喜ぶ子供たちの表情も見たかったです。そこがちょっと惜しいところ。
7点(2003-07-28 18:31:42)
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