1. ミュート・ウィットネス
《ネタバレ》 喋れないけど耳はちゃんと聞こえる女性が主人公ですが喋れないというのがとても効果的に活かされており喋れば一発で終わっちゃうのは当たり前だけど、手話はもちろん電話の応対やその場で起きている出来事を身振り手ぶりで伝えるその演技はなかなかの見ものでサスペンスとコメディではないけどもユーモアを織り交ぜて追われてる女性と能天気な姉とその恋人の対比も面白い。前半は撮影所の中での逃亡劇、中盤は家での攻防戦、後半は撮影所に戻っての対決と場面替わりもお見事で要所要所でのカメラの使い方も監督の拘りがよく見れ取れましたし、特殊効果の使い方もちゃんと見てる側にこんなんですよーと見せて印象付けておいてのやり方はそうきたかー!!とやれました。短時間でそんな小細工のやり取りをできる刑事すごすぎ~。中盤の覗きのおっさんに「こっち見てよー!!」な感じで裸を見せるシーンはなんか笑ってしまったが大俳優アレック・ギネスが組織のボス役で出てるのは謎でした。なんでそんなキャスティングできたの?(笑) [DVD(字幕)] 7点(2023-01-29 01:54:49) |
2. バレット&チェイス
《ネタバレ》 これってアクション映画な扱いなんですかね?カーチェイスの撮り方がへたくそすぎてなんじゃこりゃ感満載。妙にCGを混ぜてるから車の中のシーンの時人と車が浮きまくって変だしスリルがあるんだかないんだか全くわかんないカーチェイスは正直見ててつらい。カット割りも細かいのでそんなにしないと作れないんかなーとちと考えてしまう。でもロシア映画なんでロシアらしいのもくるかなーと思ったけどマフィアぐらいしか出てこないのでその辺も物足りない。まぁ主人公が未成年のガキなんでそんなおりゃおりゃしてないっていうのはわかるけど消化不良の一歩手前のモヤモヤ感半端ない。色んな意味で都合が良すぎてちょっと残念でした。 [DVD(字幕)] 4点(2015-09-16 11:08:14) |
3. カンダハル 怒りの大脱出
《ネタバレ》 1995年に起きた事件の映画化。ロシア映画なのでアメリカとは違って美男子やイケメンは皆無で俺達野郎だぜ!!揃いな役者たちの何とも言えない心地よさ。なんか80年代90年代のチャック・ノリスの映画を見てるような感覚でこれは好きだわぁ。それでもまぁ実話ってことなのでロシア映画でも派手な重火器を使ってド派手なシーンっていうのは殆どないけど人間模様が上手く描かれてタリバン側の心情っていうのも見ててよく伝わってきました。邦題に入ってる怒りの大脱出は全く怒ってないけど完全に教育されていない兵士の盲点をついて行っちゃうところはさすがだな~と思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-24 12:38:27) |
4. タイムソルジャー
《ネタバレ》 なんとまぁ、続編ってな(泣)もー、ちゃんとDVDのパケに書いてよーと言いたくなっちゃうんですが前作ありきの続編でフラッシュバックとかたまに入って話がイマイチわかりづらいのはまぁ自分が悪いんでしゃーないんですけど戦争シーンがやたらリアル、そして過激。普通の戦争映画並みのハデさでビビっちゃうぐらいにホントにすごいのにストーリーもこれまたイマイチ。掴みづらい前提ではあるけどこれはこれでイマイチっていうのがな~んか気になる。タイムスリップもやたら強引だし結構都合が良すぎる展開なんですべてがうまいこと行っちゃってませんー?な感じになりました。でも戦争好きならヨダレが出そうなシーンはいっぱいあったのでそれはそれで満足っすねー。 [DVD(字幕)] 5点(2013-05-24 22:32:53) |
5. ストームゲート<TVM>
テレビ映画的な扱いですが、迫力はテレビ映画を超えまくってます。軍事大国ロシアならではの戦車が登場しぃのバズーカ砲やらなんやらかんやら名前は知らんけど出まくってきてハリウッドでは表現しきれないであろう戦争の迫力を、CGと実写を上手く組み合わせて思う存分発揮してました。runtimeも長いので登場人物のバックグラウンドもしっかりしてましたし、かなり残酷で人が殺されまくってますがテレビとかのニュースでたまにみるチェチェンとの対立の現場ではこんなことが起きれるのかと思うと寒気がするっす。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-28 11:35:18) |
6. 父、帰る
今まで写真でしか見たことないパパがいきなり家に帰ってきて、「よし、3人で旅行に行くぞ!!」と言われても子供なら動揺して当たり前だとは思いますがそれを上手く2人の子役が表現できてるんですよね。無駄を一切省いて台詞よりも演技や雰囲気を重視して進む展開は素晴らしいものがありますが父親が死んでしまったことによるいくつかの謎がどうも、気になってしゃあない。モヤモヤ感がかなり残る映画だけども親子の絆を一つの出来事を通じて浮き彫りにして息子二人が成長していくと感じさせてくれるラスト手前のショットは個人的にはよかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-09-03 01:57:39) |
7. アルティメット・インパクト
《ネタバレ》 1990年代なら泣いて喜ぶ豪華B級俳優陣なんだけども2010年になったとはいえ集めたのはいいがストーリーが90年代のようなシンプルすぎるのは見ててしんどい。DVDのパケの戦闘機は一切出てこないし盛り上がるようで全く盛り上がらないただ銃を撃ってるだけの銃撃戦はつまらなさすぎ。オープニングの5分ほどは詰め込み過ぎて誰が何やってんだかわかんないしあの状況でどうやって拉致られたのかが全く分からん。マーク・ダカスコスの頑張りだけで引っ張ったようなもんで脚本も書いた監督の演出のショボさが目立ってしゃあなかったです。 [DVD(字幕)] 2点(2010-10-01 23:47:22) |
8. ニュースメーカーズ
ジョニー・トーの「ブレイキング・ニュース」のリメイク。最近見たアングルも展開もモロリメイク、いやモロパクリした「コマンドーR」のようではなく細かい所はやや違うけどほぼ忠実にリメイクされてますがやはりオープニングにジョニー・トーらしさがないので重火器が派手な普通のアクション・サスペンス映画になってるのはしゃあないけどケリー・チャンの役柄の人が・・・いただけなさすぎなのが残念。サスペンス要素が薄くなりアクション・銃撃戦要素がぐいーんと高くなったんで香港らしさというよりロシアらしさが強くなってるような感じがしました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-28 01:32:43) |
9. コマンドーR
《ネタバレ》 これがまた、シュワルツェネッガーのあの「コマンドー」をリメイクしちゃうんだもんなぁ、どんなんかなぁって思ってみたらほんとにそのまんま「コマンドー」、えげつないぐらいに舞台をロシアに変えただけの完全コピーの「コマンドーR」でした(笑)筋肉もりもりのおデブ(?)ちゃんな主人公の最強っぷりはいいんですがBGMはなんでコミカルなんですかねぇ、アクション+アホアホコメディっぽくなってるのがちと残念。おまけに実際のruntimeは100分ほどなのにDVDに収録されてるのは80分程度とかなりカットされてるのでシーンとシーンの間が結構飛んでて「え、その間の描写は無いの?」な感じがするのもちと残念。予告編はかなり面白いんですが、敵のスキンヘッドの野郎がプロレスラーの武藤敬司に見えてしゃあなかった・・。 [DVD(字幕)] 4点(2010-03-24 20:36:35) |
10. キャプティビティ
《ネタバレ》 人間ドラマに定評があるローランド・ジョフィがなんでホラー映画なんかなんか作ったんでしょうね。しかもよりによってラリー・コーエンの脚本だし。見る前からなんか癖がある映画だとはわかってても緊張感が全くないストーリーもなんか彼らしい。でも最初の方で犯人の口が出ちゃうもんで、登場人物が恐ろしいほど少ないのでこいつが誰かすぐわかっちゃうのはツライもんだし、どうして監禁されてるのに男と・・・やっちゃうんでしょうねぇ。まぁ「SAW」を意識したグロいシーンぐらいが見ものでしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2009-01-05 09:26:36) |
11. ミラーウォーズ
《ネタバレ》 ん~、、音声の違和感。後からアフレコしたような感じはめっちゃ変な感じですが・・何が面白いんだかよく分からん。すっかり老けたマルコム・マクダウェルの悪役はよく合ってるんだがルトガー・ハウアーが出た意味が全く分からんし列車の中での二人のシーンがなんか合成に感じるのは気のせいか。サーベルタイガーも別にどーってことないし全世界の組織から狙われてるって言ってもスケールちっちゃ過ぎだしアクションなんだかサスペンスなんだかラブストーリーなんだか。結局は何も解決していないラストは続編でも作る気ですか? [DVD(字幕)] 2点(2008-09-13 12:08:02) |
12. エスケープ 逃亡者
《ネタバレ》 邦題から見て分かるようにあの「逃亡者」のロシア版です。なのでストーリーやら設定やら犯人やら結構一緒だったり。ですが監督が「編集はこうしろっ!!」と言ったせいかやたらテンポが速かったりスローモーションを多用したりしてるので見ててすっごい疲れます、っていうか微妙に見にくいのでだんだんと苛立ってきました。正直パクりなんだからそんなに個性的にしなくてもいいんだよ、ってな気分です。キンブルもどきとジェラードもどきがどう見てもおかしい出会い方をして追いかけっこしたりどう考えても変すぎな止まってる電車襲撃シーンがあったり主人公が逃げたあとどこに向かっているのかサッパリわからなかったりやたらくじけそうになるシーンが多いしやたら幻覚で殺された妻が出てきて励ましたり。空腹でぜぇぜぇいってたのに飯くってすぐ元気になるもんかぃな。怪我してるはずなのにすぐ治ってる所も適当すぎだね。残念ながら全然感情移入できねぇや。すまん、「沈黙の傭兵」の方が全然面白かった。 [DVD(字幕)] 2点(2007-06-11 23:27:11) |
13. レッドデビル KGB VS CIA
《ネタバレ》 実際にロシアで撮影してるところはなかなかですが、ストーリーがあほらしくて。。ハッサンとスティーブが初めて車内電話で接触したシーンですが、わざわざ邪魔して車を止めた意味がぜ~んぜ~んわからん。おまけに副題の「KGB VS CIA」っていうのはほっっっっとんど関係してないし。メイキングで大ヒットアクション映画といってますが実は嘘八百、オープニングとラスト20分ぐらいにしかそんなシーンは出てきません。なので延々しょうもないシーンが続いてるので暇で暇で。監督が真のプロフェッショナルって言ってた落ちぶれロイ・シャイダーは「ジョーズ」シリーズ、太ったマイケル・パレは「ストリート・オブ・ファイヤー」で未だに紹介されているのはどうかと思うでよ。 [DVD(字幕)] 3点(2007-03-08 19:50:06) |