1. 12人の怒れる男(2007)
《ネタバレ》 ロシアというお国柄なのか、テンポの悪さと脚本のクドさが気になってしょうがなった。ナイフにまつわるどうでもいいエピソードや、個々の「イイ話だがクドい長さ」も聞いていてしんどい。 しかし、取っ付き難そうなロシアの現状や人間像を見せる演出、ロシア(チェチェン)情勢と「12人の怒れる男」を融合させたセンスは賜物で、原作に突っかかるような後半の展開、落下地点も面白かった。カメラワークも格好いい。 なんで学校の体育館で?と感じながら観ていたが、否、結構悪くない設定なのかも。 ベタながら、迷い込んだ小鳥に話しかけるラストシーンも美しい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-27 17:22:10) |