1. ラスト、コーション
《ネタバレ》 うーんビミョウ・・・。映画ではあっても、レイプはいや。レイプから始まった関係でも成熟(爛熟)していくことがあるというのは、男の勝手な幻想だと思う。それを考えると、もっと低い点でもいいんだけど、映画としてのつくりこみやサプライズは確かに面白かった。でも、この監督は「ウエディングバンケット」や「いつか晴れた日に」あたりまでがよかった。最近は、感心しない。本作は主演女優が昔のアイドル、林寛子に似てるって点でも、何かいまいち入り込めなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2008-04-17 00:52:59) |
2. さらば、わが愛/覇王別姫
愛の激しさが心に痛い名作。 レスリー・チャンはこれを演じるために生まれてきたのかもしれませんね。 少年時代の部分も秀逸だったから、全編を見通したらヘトヘトに疲れたのを覚えています。 中国人と日本人では、体力が違うのかもしれないなあ・・。 8点(2004-07-04 21:37:55) |
3. 變臉~この櫂に手をそえて~
朱旭さんの名演とクーワー役の子の眼力は、どちらもすごくて、一級品。 しかもハリウッド作品さながらにテンポよく進み、飽きさせません。 でもちょっとシナリオがクサイかなあ。 朱旭さんの出演作では「心の香り」のほうが好きです。 7点(2004-07-04 21:18:07) |
4. 心の香り
祖父役に、TV「大地の子」や映画「變臉~この櫂に手をそえて~」で日本でも人気の高い朱旭さんが扮しています。 私は本作で彼を初めて知り、とても感銘を受けました。 朱旭さんのファンの方には特に見て頂きたい一作です。 ストーリーは、両親が仲たがいして祖父の住む田舎に預けられた少年が、周囲の人々との交流によって、人間的にも京劇の演じ手としても大きく成長していく・・というもので、ややステロタイプ? と思うものの、コンセプトにゆるぎないものを感じました。 ヨーロッパ映画などの影響を受けているのでは?と思われる孫周(スン・チョウ)監督の映像感覚は、とても美しくて見ごたえがあります。 私にとっては、最初にTV放映で涙して見たあと、劇場で2回も見てしまったほどのお気に入りです。 何度見ても、「やっぱりええなあ」という気持ちは変わらなかったので、オススメさせていただきます。 9点(2003-12-08 10:08:46) |
5. グリーン・デスティニー
飛ぶシーンは「チャイニーズゴーストストーリ」のほうがよかった。あ、あっちはユーレイだったか・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2003-11-05 23:45:50) |
6. きれいなおかあさん
同監督の作品「心の香り」がお気に入りだったので、加えてコン・リー主演ならさぞ素晴らしいだろうと思ってしまったのが敗因だったかもしれません。胸を打つものはあるのですが、「心・・」のような抑制が乏しく、肩に力が入りすぎてしまった感じ。 [映画館(字幕)] 5点(2003-10-22 10:15:32) |