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1.  カンフーハッスル
チャウ・シンチーにまたしてもやられた!絶妙なキャラクターとベタなギャグ、分かり易すぎるストーリーは毎度のことながら、それでもしっかり笑わせてくれ、おまけに熱い人情味も加わって思わず泣いてしまうほどの感動モノでもある。そして、滅茶苦茶気合の入ったカンフーシーンは宣伝通り「ありえね~」の連続。演出や編集などの技術面においてもシンチーは格段にレベルアップしている!でも何が1番「ありえね~」って、ラストのシンの豹変ぶり!それまでのお間抜けキャラは何処へいったのかという変わりぶりに、ああ、シンチーはこれがやりたかったんだなぁ~と妙に納得し、嬉しくなってしまった。
8点(2005-01-03 18:25:30)
2.  2046 《ネタバレ》 
「欲望の翼」が大好きな私としてはとても楽しめた作品でした。一応ストーリーは「花様年華」の続きになっているようですが、チャウ(トニー・レオン)の性格は前作と全然違いました。まるで「欲望の翼」のヨディみたいになっちゃってます(笑)そのチャウに惹かれる女性が次々に出てくるわけでが、とくに印象的、というか出番が多かったのがチャン・ツィイーですね。彼女はこれまでにない役柄を演じていてとても新鮮でした。それから個人的に一番良かったなと思ったのはフェイ・ウォンです。恋人にふられて涙を流すシーンとか、終始切なそうな表情が印象的でした。それにアンドロイドの演技も上手かったですしね(笑) ただ、これだけの豪華スターを集めておきながら全員を使いこなせていないのがちょっと不満ですね(まあこの監督はいつものことですが)。例えば、コン・リーなんか最後の方にやっと出てきて、しかもギャンブラーだなんて、まんま「欲望の翼」のトニー・レオンと一緒じゃないですか!(笑) まあ、セリフがあっただけ良かったですが・・・。あと、チャン・チェンなんかもどこに出てたのかわかんないくらい短い出演でしたね。それから、ストーリーについて不満を言うならば、もう少し「未来」の話を見たかったですね。かなり中途半端だったので・・・
8点(2004-10-24 09:43:53)
3.  LOVERS
「HERO」に続き、色彩や衣装が凄く美しい作品でした。しかし、如何に格好良く見せるかにこだわりすぎていて、チャン・ツィイーの踊りのシーンや、戦闘シーンなどスローモーションを使いすぎだし、物体は科学的にあり得ない動きで飛ぶし、一瞬で季節が変わったりするし、少々やり過ぎだとも感じました。だって、「HERO」は回想シーンだったから何でもありで許せたけど、今回は全部現実シーンですよ?いきなり雪が降ってくるなんてやり過ぎでしょう(笑) それと、金城武の演技がイマイチでした。アンディ・ラウとチャン・ツィイーが上手すぎるのか、なんか一人だけ浮いてる感じがしました。
6点(2004-09-21 10:23:44)
4.  MUSA-武士-
戦闘シーンは確かに迫力あったけど、全体としてはなんかイマイチの出来だった。原因その1、テンポが悪い。 その2、役者の演技が下手(一部) その3、やたら早回しやカット割が多く、何が起こっているのか判り辛い。 その4、妙に軽快な音楽が全然画面に合っていない。むしろぶち壊しである。  以上の要因により、あまり面白いとは言えない作品でした。
4点(2004-09-21 09:59:01)
5.  キープ・クール
これはチャン・イーモウらしくない都会派の作品ですね。と思ったら、映画が始まるなりチャン・イーモウ自身が麦わら帽子被って田舎モン丸出しの格好で登場!しかも何やら大声で叫んでるし・・・・ダメジャン(笑) まあ、全体的に内容が薄い割にストーリーの展開がダラダラと遅いのが難点ですね。映像はウォン・カーウァイを意識したのかな?カメラはほとんど手持ちカメラで、スピーディに動き回るし、クローズアップは多様するし、照明も人工的だし。あと、ヒロインも「恋する惑星」のフェイ・ウォンにどことなく似ていました。
5点(2004-05-31 17:10:26)
6.  詩人の大冒険
人間を筆にして絵を書いちゃうオープニングから大爆笑。なんて無駄なワイヤーアクションでしょう(笑) 他にも、哀れさを競い合う貧乏合戦とか、とにかくバカバカしいギャグの応酬なので笑いすぎには注意した方がいいでしょう。もうストーリーなんて途中からどうでも良くなっちゃいますが、そんな中、一人真面目に演技してるコン・リーがまた面白くて良かった。
7点(2004-05-31 16:40:51)
7.  チベットの女 イシの生涯
チベットの首都ラサに暮らすひとりのチベット人老女を主人公に、過去数十年にわたるチベットの近現代史を縦断していく一代記。チベットの生活、歴史、宗教観などが、新たな驚きと共に目に焼きついた。映像も素晴らしく、壮大なロケーションの数々には圧倒された。ああ、なんて情熱的で感動的で献身的な愛の物語だろう。 
8点(2003-11-10 21:42:12)
8.  金玉満堂/決戦!炎の料理人
これぞ料理バトル映画の決定版!そんなジャンルがあればの話だけど(笑)話の内容は、元ヤクザの主人公が料理人を目指して料亭に入り、修行の末「料理大会」に出場し、ライバルと対決するという、料理マンガによくある定番の展開。それに香港映画特有のベタなギャグと強引さをミックスし突っ走る娯楽映画の王道的作品。老若男女誰もが楽しめ、観れば幸せな気持ちになれることうけあいのステキな作品です。監督は皆さん御存じのツイ・ハーク。もうこの人が監督というだけで安心して観れます。俗に香港のスピルバーグとも言われていますね。俳優陣ではなんといってもアニタ・ユンとレスリー・チャン。この2人の魅力が爆発しております。ファンならずとも必見です。私のお気に入りは、この2人が劇中披露する「伊豆の踊り子」のパロディシーン。バカらしいが最高に笑えます。ほんと面白いのでたくさんの人に観ていただきたい作品です。
7点(2003-11-09 21:46:03)
9.  山の郵便配達
まず、風景がとても綺麗だった。坦々と展開する物語も心地よくてとても癒された。山の郵便配達の大変さ、父と子の愛情がありありと伝わってきた。とても味わい深い作品。
8点(2003-10-24 00:47:10)
10.  こころの湯
冒頭に登場する「全自動体洗浄機」。まず、このインパクトに驚いた。あんなの街中にあったらそりゃあ便利だろうけど、絶対落ち着かないだろうなぁと思った。やっぱりのんびりとした銭湯の方がいいですよね~。この映画を観た後、なんだか久しぶりに銭湯に行きたくなった。
8点(2003-10-22 11:14:07)
11.  HERO(2002) 《ネタバレ》 
チャン・イーモウ監督がアクションを撮るとこうなるのか~!対決シーンの映像の懲り方は凄い!もう究極の映像美でした。この監督はやっぱり赤が好きなんだなぁ。羅生門的ストーリー展開も先が読めなくてなかなか良かった。ただ、ひとつ気になったのは、別にジェット・リーじゃなくても、あれだけ強い刺客なんだから10歩の距離で暗殺するのは容易いのでは? 大体、十歩必殺を他の刺客に披露する場面でどうやって剣を奪って相手を殺すのかまでは実演してないよね。それを実際に見せてくれてれば、もっと説得力が出たのではないだろうか。
7点(2003-08-22 23:27:27)
12.  至福のとき
まあ、わかりやすくて単純に面白いんだけど、チャン・イーモウ監督にしてはやや甘い作品でした。コメディーを狙ったにしては中途半端だし、人間ドラマとしては内容が薄っぺらく、いまいち感動できなかった。
6点(2003-08-16 22:50:57)
13.  紅夢
紅い提灯が画面に映えていてとても美しい。そして、コン・リーは艶っぽくてすっごく綺麗だった。コン・リーは、こういうちょっと意地悪でひねくれた性格の役が一番合ってるんじゃないかと思う。 あと、横に流れるスタッフロールなんて初めて見た。
7点(2003-08-12 22:14:20)
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