1. 鬼が来た!
正直、「140分」の「モノクロ」ものでしかも「カンヌで高評価」された作品という事で抵抗があったけど、いざ観てみるとほどよいエンタメ系作品で楽しかった。中国人の人間らしいリアクションが笑えたし、後半の皮肉なストーリー展開に舌を巻いた(日本軍人・花屋の心変わりの意図がよくわからなかったけど)ラストのカラーシーンが生々しくて印象的で、日本人にはある意味「戒め」となる作品。新しい発見が多くて見応えがあった。 8点(2002-11-06 23:41:46) |
2. 山の郵便配達
中国の雄大な自然と素朴で暖かい人柄に癒され、父子の最初は拙いながらも徐々に築き上げられていく絆に忘れてた(?)なにかを思い起こさずにはいられない優しい作品。こういう人間がなくしちゃいけないものを気付かせてくれるものの存在ってすごく大事だとつくづく思い知らされた。それにしても…“次男坊”ってパーフェクトだ(笑) 8点(2002-06-10 01:11:40) |
3. 初恋のきた道
ストーリー的にはほんと素朴で、ふるきよきラブロマンス。両親(特に母親)のいたいけな愛のかたちに、最近ではすっかり忘れていた感情を呼び起こされた気がする。回顧シーンのチャン・ツィイーの仕草の全てがキュートで、プロモーションとしてもなかなかのものかと(爆)けど、どうして過去がカラーで現在がモノクロなのか、そしてどうして昔の父親は母親の村で教鞭をとることが許されてなかったのか。それだけが謎 7点(2002-01-20 00:21:24) |
4. グリーン・デスティニー
これを観てアカデミーの基準が余計わからなくなった…。ストーリーがおもしろくなさすぎ!どう見ても一人のワガママに振り回されてる。ワイヤーアクションは悪くないけど、なんか「ドラ○ンボール」みたい(爆)期待はずれからの失望感が大きく減点 4点(2001-05-18 02:58:10) |
5. ラストエンペラー
溥儀の人生を追った壮大な人間ドラマ。絢爛豪華で盛者必衰のはかなさを切なく感じた。けど坂本龍一は音楽だけでよかったのでは?どうもあのヒゲが笑わせにかかってるとしか…(笑) 8点(2000-12-26 04:19:58) |
6. 始皇帝暗殺
時間は長いしどこか安っぽい感じがするし…。しかもクライマックスには失笑したくらい話がお粗末。 2点(2000-04-22 05:04:17) |