1. 初恋のきた道
私がこの系統の映画を観ることはありえないと思っていた。まず観ようと思わないからだ。しかし、この間BSであってたのを会社の先輩にビデオに録画してもらっていて今日観ようという気になった。今精神状態があまり良くないのでそういう時しか観たいと思わないからだ。さて観終えてからの感想、『号泣』・・・どういうことだろうか?正直中盤の少女のシーンもじんわりきていたのだけどラスト近くの母と息子が語るシーンでなぜだか涙が止まらなかった・・・。こんな「単純バカ」に生んでくれた親にありがとうと言いたくなった。ここ何年も家を離れて両親とまともに会話したことがなかった。たまに帰省しても話すこと自体を面倒臭がっていた。自分はもう親から離れた”大人”だから子供扱いすんなという感じだっただろう。でも親から見ればいくつになっても目を離すことが出来ない”子供”なんだろうな。今年の正月も仕事で帰れないけど正月過ぎたら早く実家に帰り将来のこととか語り合いたいものです。 10点(2004-11-28 00:17:53) |
2. 活きる
最初は福貴が竹中直人さんに似てるなぁと観ていたけど、話がどんどん進むにつれて「いや待てよ。ほらっあの人誰だっけ?あ~思い出せない。ん~・・・そう!」 「蓮池透」さんに見えてきました。「グォ・ユウ」はたまた「蓮池さん」のどちらに失礼になるかは分からないけど結構似てます。ただ顔が似てるという単純な理由も確かにありましたけど福貴の「これから良くなるさ」という希望とも諦めともとれるセリフを私が今もし蓮池さんお会いできてもこういう言葉しかかけてあげることしかできないだろうなというやりきれない心情的なものもありました。その辺を含めてどうにもならなくても必死に生きる福貴と生きているか分からない家族を待つ蓮池さんが妙にダブって”頑張れ”的観方をしたのでありました。 8点(2004-10-25 01:33:39) |
3. 始皇帝暗殺
「風蕭蕭として易水寒し 壮士ひとたび去ってまた還らず」そして”漢”荊軻は旅だった・・・。映画としての評価はどうでもよく史記を映像でみせていただいたことに感謝します。個人的にはラスト近くの書記官みたいなのが「秦王政!」と大声出して”恨みを忘れる事勿れ”みたいなのを言っている演出が結構気に入ってます。 6点(2004-06-07 04:34:32) |
4. ラストエンペラー
映画を観て初めてサントラというものを買った作品です。それほど坂本龍一のつくりあげた音楽が良すぎました。この作品以降のテレビ番組は中国といったらこの曲を流すので完全に”中国”のテーマ曲としての固定概念をを作り上げてしまった。言うならばボクシングといったら”ロッキーのテーマ”が流れるようなもの。 8点(2004-06-05 13:40:34) |