1. ザ・ファブル
アクションシーンはかっこよかったですね。なかなかお見事です。ただ終盤でファブルがわりと追い詰められているようなシーンがあったのは、原作で描かれているような最強っぷりを考えるとちょっと首をかしげるところ。もっと無双してよかったんじゃないかなあと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-10-27 22:54:09) |
2. THE LAST -NARUTO THE MOVIE-
《ネタバレ》 テーマは愛というだけあって、ナルトとヒナタのやりとりがメイン。前半のラブコメよろしくな展開はつい口元がゆるむ。全体的には決して悪くない。しかし細部においてはところどころ気になるポイントがあり、もっと良くなったんじゃないかと思うと素直に喜べない。例えばナルトの中でも人気の高いサスケやカカシは申し訳程度に登場させるだけで見せ場はほとんどない。アクションシーンは迫力にかける。感動シーンの演出が下手(何かあざといし、そこはそのBGMじゃないだろ)。ご都合主義な幻術トラップ。もっと作り込んでほしかったなあという何とも中途半端な気持ちになってしまったのは残念だ。けっこう面白いんだけどね。 [映画館(邦画)] 7点(2015-01-18 00:34:56) |
3. さや侍
《ネタバレ》 全作品に共通しているのは笑いというテーマ。それはやはり松本作品からは切り離せないものなのだろう。しかし今回はその笑いの部分が面白くない。世界を意識したからなのかどうかはわからないが、およそ笑いの王道ともいえる(悪くいえば使い古された)パターンの連発で、とても笑えなかった。松本人志のファンが果たしてこんな笑いを求めているだろうか?答えはNOだと思う。 今回はさらに感動という要素が入っているが、中盤でのストーリ的な展開はほとんどないし(ギャグの連発のため)登場する親子の関係についてもほとんど描かれていない。そのためラストシーンだけが一人歩きして、説得力に欠けている。愛する人が死んで悲しむ人を描けば感動するほど甘くはない。例え監督の頭の中に、そこへつながる何かしらの因果関係が成立していたとしても、観客にそれが伝わらなければ意味はない。 それでも松本作品の他者に迎合しない、我が道を行く姿勢は少なからず魅力的だ。こんな映画は松本作品でしか観られない。そこには松本監督にしか作り出せないストーリーがあり、演出があり、世界観が確かにある。 この映画は面白いか?と聞かれたら面白くはないしオススメもできない。駄作か?と言われたらそうかもしれない。しかし私は、『見る価値のある駄作』であるように思う。だから次回作が出れば間違いなく観るだろう。DVDで。まあ映画館にまで行くのはね・・ [DVD(字幕)] 5点(2011-11-20 06:23:15)(良:1票) |
4. サマーウォーズ
前作と同様に、設定の活かし方が抜群に上手いと思いました。計算されたストーリーは本当に秀逸で、観終わった後の爽快感が見事です。 アニメ映画界で宮崎作品に次ぐ、新しいブランドとして確立しつつあると思います。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-06 05:39:07) |
5. THE 有頂天ホテル
あれほど多くの人間ドラマを、ホテルという閉鎖的な世界でパラレルに描ききった三谷さんはたいしたもんだと思う。ベテランの風格を感じた。 全体的に良くできてると思うけど、ラストがいまいちすっきりしなかった。もっと何か「なるほど!うまい!」と思わせるものがあったらな~って感じです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-09 02:08:41) |
6. 座頭市(2003)
絵的にいいものを作り上げてる感じ。金髪やタップもそのためのものじゃないかなと。さらにリズム感を足すことで凄くいいものに仕上がってる。 8点(2004-10-23 19:20:55) |