21. 呪怨2 (2003)
劇場の大スクリーン&大音量で見たせいか、前作よりはマシにはなっていたが、どうにも効果音がでかすぎて、映像による恐怖を感じるよりも効果音でびっくりすることのほうが多かった(と、いうか後ろで見てた女の子たちの叫び声の方が怖かった…頼むから椅子を蹴らないでくれよ…)。そして、この作品の最大の鉄則である“呪いを受けたものは必ず死ぬ”のせいで、「ああ、またコイツも死ぬのかぁ~」とマンネリ化してくる。監督のコメントで、リングなどでは見えない恐怖が売りだったので、この作品はとことん見せる恐怖を目指したといっているが、本来恐怖とは見えないから怖いのであって、その対象をデ~ンと見せられても別段に怖いとは思えないのではないだろうか?しかも、怨霊の形相が“死霊のはらわた”のような顔面白塗りで、ガク…ガクガク…と見るからにガン飛ばしてるようにしか見えないから、恐怖感じるよりむしろあきれてしまった(実際、見てる時に「だから何?」と思わず突っ込みを入れてしまった…)“死国”や某ゲームの“パメラ”(わかる人はわかるでしょう)のような可愛い幽霊ならまだしも、こんな連中に絡まれてもねぇ…うれしくないし…観客の反応は結構怖いといった感じだけれど、ホラー映画に慣れてる人にとっては少し物足りないと思う。とはいえ、とりあえず劇場に足を運んでもそれほど肩透かしを食らうようなものでもなかったので、今回はこのくらいの点数で。 5点(2003-09-10 19:19:06) |
22. 死霊の罠
日本初の本格スプラッタホラーといっているだけあり、殺人シーンは結構残酷。日本独特のジメジメ感、ドロドロ感が作品全体に流れていて、ホラーとしてもそれなりにはいい出来なんだが、殺人鬼の動機、正体がやけに突拍子もないところにいっている。“死霊の罠”という題名に掛けた設定なんだろうが、やはり、劇中でも言っている通り、マザコンの精神異常者の仕業という事にしておけば、作品自体にももっと説得力がつくのでは?と思ったが、あくまでも正統派ホラーとしての設定と考えれば、少し強引だがそこそこ納得がいく。しかし、エンドロールの曲はあんな穏やかなものでいいのだろうか…? 5点(2003-06-02 02:08:36) |
23. 集団殺人クラブ 最後の殺戮
《ネタバレ》 何だかんだでこのシリーズも既に4作目なんですねぇ。その割にはヒットしてないみたいですが(笑)。んで、今回はと言うと、相も変わらずタケゾウが唐突に出てきて人を殺してくってだけですかねぇ。まあ、今回の主人公の女の子は「キャリー」みたいにテレキネシスが使えたり、ワイヤー・アクションに挑戦したりと何気に新しいことはやってるんですがね。まあ、一応話は完結してるんで、これで恐らくこのシリーズも完結する事でしょう。そして最後に、シリーズを通して言えることは、タケゾウはそんなに悪い奴じゃないってことですかね(笑)。特に今回なんかは、それが大いに感じられました(いや、むしろ良い奴なんじゃないか?笑)。 3点(2004-11-22 00:36:44) |
24. 集団殺人クラブ GROWING
さて、この映画を簡単に言い表すとすれば「女子高生版ドラえもん/残虐バージョン」。そして、この映画から学ぶ事はただ一つ。“身から出た錆”つまり、いつかはツケがまわってくると言う事。 3点(2004-11-22 00:26:18) |
25. 集団殺人クラブ
あ、これって「女子高生版死霊のはらわたⅡ/出来損ないバージョン」だったのね…。 3点(2004-08-04 20:09:25) |
26. 呪怨 (2003)
《ネタバレ》 ビデオ版“呪怨2”よりはましだけど、やはり1作目ほどのインパクトはない。それぞれのエピソードで、恐怖描写はしっかりと入ってはいるんだけど、やはり何度も見ているとマンネリ化してくるし、ラスト近くのエピソードの、ゾンビシスターズは、“2”の伽椰子軍団ほどではないにしろ、やはりギャグのように見える。ビデオ版を見ていればどうってことはないんだが、未見の人には十分怖いと思う。 3点(2003-07-25 01:37:28) |
27. 死者の学園祭
始まってものの5分で突っ込みを入れた映画なんて初めてだよ。懺悔室で携帯鳴らすバカたれがどこにいるんだぁぁぁーーーーー!!!!!その他、台詞がくさい、演技がへたれ、学校の地下室に黒装束ってサスペリアかよ!展開がくだらねぇ等々全部挙げたらきりがない。こうなったら演技なんかどうでもいい、セインさん、あんただけが救いだよ・・・ 3点(2003-06-04 16:05:57) |
28. シベリア超特急
《ネタバレ》 僕と同年代またはそれ以上の年齢の“映画少年”たちは、水野さんをはじめ淀さんや高島さんなどの“映画解説者”にかなりお世話になっているわけで、水野さんの名誉を守るためにあえてフォローをしたいと思いま………したけど、やっぱりこれ、フォローできません。水野さんの映画に対する情熱は伝わってくるのですが、なんつーか、こう、脚本だとか、演出だとかが下手すぎて全く映画として面白くないのです。そして、極めつけは水野さんの棒読みの台詞。ここまで物凄いのもなかなかお目にかかれないものです。今思えば、この棒読みの台詞が映画の内容をそのまま投影していたんだなぁということに気づきました。と、色々言いたい事はあるのですが、さすがに(一方的に感じている)恩義があるので、ここまでにしておきます。それにしても、こんなに凄い作品なのにレビュー数が100を超えてるとは、物凄いですね。どんなにつまらなくても、見たいという欲求を持たせてしまう…。そんなある種の“魔法”のようなものではないでしょうか?いやぁ映画って、本ッ当に良いモンですねぇ。それでは、また次回お会いしましょう~。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-03 00:18:10)(良:2票) |
29. 集団殺人クラブ Returns
《ネタバレ》 主人公の女の子たちが殺されても当然な事をやっているため感情移入できるわけもなく、結果的に“タケゾウ”を応援する立場を取るのである…。轢いてみろぉ~い!殺してみろぉ~い!死ぃ~ななぁ~いよ~!(笑) 2点(2004-08-04 20:12:38) |
30. 呪怨2<OV>(2000)
これは・・・・・・・・・どういうことだ??全く怖くないぞ??オープニングクレジットのシーンは、前作のあらすじを伝えるという意味では良かったものの、それからの20分弱の前作のエピソードを流すのは全くの無駄。その後も2~3のエピソードを経てエンディングを迎えるのだが、あの雨の中ユラユラ揺れながらボーっと突っ立っている伽椰子軍団は何だ??ギャグか?同じ学校でも、前作の方が何倍も怖かったぞ!(ていうかその時の主人公栗山千明だったし~、俺的にはそれだけで全然オッケ~♪)前作が好きな人は期待して見ると間違いなく損をする。ちなみに、このシリーズをより深く理解したい人は小説版をお勧めします(映画版は分からないけど、これだけだと何で伽椰子があんなに深い呪いを残したかとかが詳しく描かれていないので) 1点(2003-05-13 18:23:12) |