1. 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版
《ネタバレ》 多分シリーズ見ていればそれなりに楽しめるんでしょうけど、どうもこれから見始めたせいか、ディレクターのオラついてる感じが好きになれず。 他の白石作品に違わず、オカルトかと思えば外宇宙的な存在に言及される壮大さ、それは嫌いじゃないです。 いかにも作り物のCG幽霊は、まあ本作というか監督の持ち味なのでそこは許せます。 コワすぎ、という題名にしてはそんなに怖くないのはこの際ご愛嬌。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-16 19:12:07) |
2. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 これは邦画になるんだろうか?(笑) デヴィッド・ボウイの二枚目ぶりが際立っていました。というのが第一印象と、有名なテーマ曲を聴くことができて満足。 戦争映画であるけれど、戦闘シーンは皆無。旧日本軍の捕虜に対する待遇やイギリスでの階級主義、障害者の蔑視などが容赦なく描かれていてその点は強烈でした。 そして、国が違うことによる死生観、倫理観の違い、しかし少しだけ「クリスマス」という特別な日にわかりあうことができた。ラストで、メリークリスマス、というのは中盤と一緒。しかそ名前に敬称をつけるところ。誰が良くて悪いのか、ではなく、互いの信念のもとに一部の者が争い、それに巻き込まれた哀れな登場人物たちの哀れさ、そしていくばくかの救いを感じられるセリフだった。 [映画館(字幕)] 7点(2021-08-01 20:52:00)(良:1票) |
3. 聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
《ネタバレ》 世界最速~小宇宙(コスモ)上映会と称した試写会にて鑑賞。 聖闘士星矢なんてその昔親が持ってたファミコンソフトでちょろっと触れた程度で何の知識もないままに鑑賞。 漫画の一エピソードでなく○○編と称した部分を約1時間半で語りつくすわけですから、もちろん駆け足、「もちろんこの設定とか知ってるよな!」と言わんばかりに専門用語が登場し、展開も少年漫画の常套的展開です。 原作から設定とかいろいろかなりアレンジが加えられているようで、主人公側と敵側の力量差が今一つ伝わってこない、など、原作ファンの人には相当な内容なんだと思います。 ですが、監督も言っているように、全く新しい聖闘士星矢という点で行けば、まあ目をつむれるのではないかと。 なにより、山ちゃんはじめ大ベテランの声優陣の仕事はやっぱりすげぇなと思いますし、若手側もそれに負けないくらい頑張っていると思いますし、戦闘シーンでも、やっぱりドラゴンボールやそういったものが好きな自分としては久しぶりに“男の子の血”が騒ぎました。 アテナ役の子は、もともと声優ではないし話題作りのための起用なのかも知れませんが、それでも本業の人たちに負けじとついて行こうという感じが取れます。経験不足のためか、セリフの抑揚や感情の出し方がもう一息だったり、声変わりなのか、少々ハスキーというか、かすれ具合が目(耳)につくところがありますが、それはそれ、これ以降も頑張って精進してほしいと思います。 全然期待していませんでしたが、バトルシーンの迫力や、主題歌がYOSHIKIであること、普段漫画を読まない僕でも原作を読んでみようかなと思わせるきっかけをくれたので、ここは7点で。 ―――ここまでは一映画ファンとしての感想――― もうね、あーりんはどう頑張ってもあーりんなんですよ(笑)ただそれは他の声優と違い僕らがあーりんの顔と声が完全に一致しているからであって、仕方ないんですけどね。 ただ、キャラデザも心なしか似せてくれているのか劇中の城戸沙織が徐々に佐々木彩夏に見えてくるからあら不思議(笑)だから徐々に違和感がなくなってくるので、ピンク推しの人は安心して鑑賞しながらあーりんわっしょいしてください。 そして、ラストのあれを今日(6月11日)にやるとは、監督も鯔なことをしてくれますね~。 [試写会(邦画)] 7点(2014-06-12 00:57:19)(笑:1票) |
4. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 流行の作品を…ということで見たものです。大好きな人(彼女)が死ぬっていう設定はもはやお決まりですが、高校時代の思い出とかはなかなか良い出来をしていてなかなか良い出来だったと思います…。と、とりあえずここまでが評価点ですが、やっぱり思っていた通り荒が結構ありませねぇ。優しくしてくれていたお姉さんが死んだ事を今の今まで知らなかったって、それはいくらなんでもあんまりではないのかい?それに、頼まれたテープを渡せなかったのはいいとしてそれをずっと忘れて過ごしていたって、ちょっと長すぎるような気も…。まあ、それには色々と事情が重なったという事で強引に納得はしましたが。まあ、出来としては、特に泣けた訳でもなく予想範囲内、って感じですかね。いや、厳密に言えば、空港のシーンで“泣けそう”とは思ったんですけど、その後のあの「助けてくださ~い!!」で思わず吹き出してしまったもんで…。 5点(2005-02-23 22:15:03) |
5. 千年の恋 ひかる源氏物語
え…これは光君(ひかるきみ)の話じゃないの?何だよ、もう!【千年の恋 光源氏物語】…ていうからてっきり源氏物語話をそのまま映画にしてるのかと思ったよ。なのに、これは紫式部の話じゃないか…大雑把な内容を把握するならまだ良いにしろ、飛び飛びに語らんでくれよ…CG使わんでくれよ…妙にエロ描写加えんでくれよ…そして、頼むから劇中で歌わんでくれよ… 4点(2003-12-29 02:01:34) |
6. 千と千尋の神隠し
この作品が出だ当初は、やっぱり「もののけ姫で最後」という言葉が念頭に根強く残ってたんで、やっぱり少し意地悪な視点で見てました。友達と劇場に見に行った時も「なんかなぁ」という感じで、アカデミー賞を受賞した時も「そんなにすごいか?」という考えを持ってたんですが、この度再見して、色々と気付かせてくれるものがありました。まあ、今でも「これがアカデミー賞を取るのか?」という疑問は残ってますが、前よりは意地悪でない視点で見ることが出来ました。キャラはよく動くし、映像も綺麗。油屋(風呂屋)の雰囲気やあの街並みとかはよく出来ていて個人的には好みだし、、ストーリーもそれなりには面白いと思います。カオナシの存在は、あまり伏線として意味をなしてないように思えますが。ただ、やはりそれまでで、飛びぬけているものが無い。つまり結論からいえば「予想範囲内」といった感じです。しかし、ナウシカやラピュタなどの名作を作り出していて尚、ある程度の質を持った作品を作り出すという点では、やはり宮崎駿監督の実力は超一流という事ですね。点数は、本来なら6点としたいんですが、やはり「最後」宣言をして尚監督を続けている宮崎氏に「続けてくれんのは嬉しいけど、ちったぁ自分の言った言葉に責任持てよなぁ」という思いが当初からあるので1点マイナス。 5点(2003-05-25 04:08:38) |