1. ちはやふる 結び
《ネタバレ》 黙ってれば可愛い広瀬すずこと綾瀬千早第三弾ということでいよいよシリーズ完結。これを書いている2023年時点で原作も完結しているようで、そちらの決着もなかなかの波乱があったようですが、映画の方はといえば、昨今の青春モノの中ではやはり素晴らしい出来だと思いました。 壊滅的な寝顔の不細工さや息をするように告白をぶった斬るといった演出はあれど、歌に込められた意味の解釈だったり、それぞれの戦法など1作目からしっかりとその辺りを描きつつ、下手に恋愛方向に逃げるのではなくかるたひいては物事に向き合う姿勢などもちゃんと描かれていて良かったです。 上の句ではただの嫌なやつだった須藤さんが完全にベジータポジションになっていたのも良かったです。 原作エピソード的には中途半端なんでしょうけど、映画としては恋愛に特化していないと思うのであの締めは良かったと思いますし、3部作どれも面白かったので今回は全ての合計という意味で8点ということで。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-01-04 03:00:14) |
2. ちはやふる 下の句
《ネタバレ》 黙ってれば可愛い広瀬すずこと綾瀬千早第二弾。 前作の最後でかるたやらない宣言した新との再会から始まる今回ですが前回の爽やか系?からやはりちょっと暗い感じ?を受けてしまいました。 クイーンに固執するあまり部にくるな宣言されたり、自分のかるたがわからなくなったり。ですがこの迷いもまた競技あるいは武道など一つのことを突き詰める道においては常について回る道だと思いました。 前作ほど良かったかと言われれば微妙なのですが、それでも相変わらずキャスト陣の愛着というかそういうのもあり、今回も楽しく観ることができました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-04 02:49:55) |
3. ちはやふる 上の句
《ネタバレ》 競技かるたと言ってもルールは知らない、でも取る際はとんでもないスピードというくらいの予備知識、しかも原作未読という感じでしたが、そんなの気にならないくらいに面白かったです。 もう少し前の作品になってしまっていますが、アニメ原作の青春ものだったりが乱立していて正直キラキラ系を前面に押し出している感じが食傷気味だったのですが、本作では漫画原作ということを考えても、かるたが壁などにブッ刺さると言った一部荒唐無稽な演出や特徴的なキャラ設定はあれど、しっかりと根幹に「青春もの」「スポ魂もの」としての筋がきっちり通っていると感じました。 展開は定石通り、と言ってしまえばそれまでですが、「必要とされてる」と思いながら捨て駒にされてると感じてしまい、勝てないが故に不貞腐れてしまうという初心者の壁、それでもチームが一丸となることの大切さなどしっかりと演出されていたとい思いますし、競技中も緊張感のある展開で目が離せませんでした。 連作のため、最後そこで終わり!?という感じはあれど、それでも十分面白い作品でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-04 02:43:20) |
4. 沈黙のパレード
《ネタバレ》 セガールの新作みたいなタイトル。今回はあまり物理学というかそういう類が前面に押し出されているようには感じませんでしたが、それでも最後まで飽きることなく楽しむことができました。 [映画館(邦画)] 7点(2022-10-16 19:50:51) |
5. 地球防衛軍
《ネタバレ》 今から50年以上も前の作品なので今の視点でどうこう言うのは結構酷な話です。 それを承知であえて言えば、ミステリアンの占拠範囲が実に小ぢんまりしていたり、造詣が出来損ないの何とかレンジャーみたいだったり、秘密兵器の数々が結構腰砕けな形だったり、実際にはあんまり役に立っていないジャン、と、どんどん出てきてしまいます。 しかし、そうした点はあるにしろ、結構作り手は真面目に作っており、見所は結構多い作品でした。 ミニチュアセットによる村の崩落や大洪水シーンなどは、確かに作りもの感はありますがなかなかの臨場感がありますし、自衛隊の砲撃シーンや敵円盤兵器と戦闘機との闘いも結構迫力あります。 また、ミステリアンがしゃべる際、日本語と同時に意味不明な低音を被せて翻訳しているように演出しているのも結構芸が細かい。 そして、他の方も仰っていますが、敵要塞内のセットは確かに、禁断の惑星に迫る造形美を誇っているのではないかと思います。 時代が進んでしまったためにバカ映画のような体裁に思えてしまいますが、結構気合入れて作ってある、見所の多い作品だと思います。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-11 04:20:19)(良:1票) |
6. 痴漢男
《ネタバレ》 ビアンキさんと同じく、題名を見た瞬間は「電車男の二番煎じ?」と思ってしまいました。 男にとって都合の良いような話の運びで、ちょっとその辺どーなの?みたいな印象を受けなくはないですし、「電車男」に比べ知名度も予算も劣っているので、正直期待はしていませんでした。 しかし、意外や意外、ドラマとして見た場合、それぞれの女の子との関係が複雑に絡み合ったり、拗れたりと色々見所があり、「電車男」よりも数段面白い作りをしていました。 また、2ちゃんの面々が実際の役者ではなくAAで表現されているってのも結果として良い効果をもたらしていたと思います。 もう少し大々的に宣伝していれば、もっとヒットしたのではないか、と思いました。 [DVD(邦画)] 7点(2006-10-28 01:11:26) |
7. 着信アリ
《ネタバレ》 携帯電話がキーワード、という時点で韓国産ホラーの「ボイス」が、その前の死の連鎖、という時点で日本産ホラーの「リング」が浮かんできます。作品的には最近たっくさ~ん出来てるジャパニーズ・ホラーと似たりよったりな感じ、という印象です。最後の病院の描写はなかなか恐怖感を煽ってくれて良いんですが、時たま幽霊が出てきて柴崎コウを驚かせるたび、「オマエ、何遊んでんのさ?殺るなら殺るでさっさと殺れよ」と、思わず助言したくなってしまった、そんな“終わってる”俺でした…。 5点(2005-03-20 23:53:17) |
8. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
“好きな歌”というサブタイトルだからでしょうか、この作品は随所に歌の世界が登場しますが、まる子がお父さんとお風呂に入ってるシーン、はなわくんの好きな歌を聞かせてもらうシーン、ロールスロイスに乗せてもらうシーン、ふとしたきっかけで出会った絵描きのお姉さんの絵を見せてもらうシーンなど、とても綺麗な映像や音楽が見ものです。 7点(2003-12-16 19:25:31) |
9. チンプイ エリさま活動大写真
懐かしいなぁ。これ見たのいつだったかなぁ?そう、たしかテレビシリーズも見てた。ワンダユウ爺さんのキャラ好きだったなぁ。エリちゃんの代役の子、なんていったっけ?あの子とエリちゃんが交代で晩ご飯を食べる時のお父さんが唖然とした顔で言う台詞「ママ、お手伝いもいいけど、させ過ぎない方がいいな」面白かったなぁ。 6点(2003-11-26 19:00:43) |