1. TEKKEN 鉄拳(2010)
《ネタバレ》 とりあえず、平八のあの鬼瓦のような顔と、髪の毛のとんがり具合が再現されてない時点でこの作品の志の低さがうかがえる。全く「アナタ(監督)のヤッテルコトワカリマセーン!」 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-11 02:50:13) |
2. 伝染歌
《ネタバレ》 とりあえずひどい作品。観終って先ず頭に浮かんだのがその言葉です。 そもそも主役の女子高生軍団にまったく感情移入出来なかったのが第一の原因です。 大体「教師が受験に出るところ選択して」云々言ってるけど、授業まともに聴いてないくせして何言ってきやがる?そう云うことは真面目に授業聴いてる奴の言う事だ。中盤、校長の話を途中で遮った奴もそうだけど、人の話をちゃんと聴けない奴は幼稚園からやり直して来い。 …とまあ、冒頭からこんな感じだったので、その後誰が死のうが生きようが一向にどーでもよくなってしまいました。 それに、台詞も意味のないものが多すぎ、AKB48のライブシーン等明らかに無駄なシーンが多すぎ、と挙げればきりがありません。まあ、AKBに関しては、プロデューサーがプロデューサなので仕方ないのかもしれませんが。 しかし、一番残念なところはホラーを謳っておきながらまったく怖くないところ。 しかも主要登場人物が生き残りすぎ。あんなに人数いるんだし、尋常でない事が起こってるんだから呪いないし異質な事のをより印象付けるために主要人物をもっとバンバン殺して、恐怖感を煽る事だって出来たはずです。まあ、オチは、「実は呪いではありませんでしたぁ~」なんですけど。 あと、この内容で2時間以上は辛すぎです。ホラー映画なんてのは客を怖がらせてなんぼなんですから、大したセンスも無いのに無駄に引っ張るなんて愚の骨頂。この内容なら100分程度には収められるでしょう。 そして、確かに女子高生軍団は可愛い子もいましたけど、別にファンでもないので、特になんとも感じませんでした。 ま、今回も“やっちゃった映画”ってことなんですけど、あまりにも無駄な場面やら“タイトルに偽りあり”が目に付いたんで、いつもより低めに採点します。 [DVD(邦画)] 2点(2009-11-01 02:38:21) |
3. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 漫画の映画化という、邦画ではイタイ映画に分類されて(しまって)いるにも拘わらず、現時点で平均点7.11点とかなり高め、自分も全編を見てなかなか面白いと感じたので、後編を(かなり時間はたったけど)淡い期待を寄せてようやく鑑賞。 いや~良かった。 まあ、確かに、リュークやレムのCGは相変わらず少し違和感がある(処理は奇麗ですよ)し、少々詰め込んだ感があって、もう少し深く掘り下げることもできたんじゃないか?とも思いますが、それでも充分に合格点。 特に最後の仕掛けは、よく考えられていて、そう来るか、と思いました。 しかしよく作りこまれてますよねぇ(トリックとか)。 確かに、平均点に恥じない内容でした。 [DVD(邦画)] 7点(2007-04-27 11:39:44) |
4. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 設定勝ちですね。 しかしこれだけの内容を良くここまで表現したなと思いました。 自分なりの正義を貫くあまり暴走し、次第に狂気に陥っていくライトや、彼を追い詰める警察&Lとの駆け引きなど、見ていて非常に引き込まれるものがありました。 期待していなかった分、楽しませてもらいましたが、死神リュークの造形があまりにもアレなので7点のところを6点で。 [地上波(邦画)] 6点(2006-10-28 01:18:27) |
5. 帝都物語
まず2作目よりもスケールがでかい事に驚かされる。そして話が唐突に展開していくのにも驚かされる。いきなり「加藤が来るぞ~!」といわれても唐突過ぎてよう判らん。ギーガーまでがちゃっかり参加してたりと、SFXのほうは、凄いわけではないけど、なかなか味があってよろし。ただやっぱ話が唐突というかなんと言うか、殆ど島田久作が強引に引っ張って行ってる感じ。もう、この人ってばはまり過ぎ。西洋の悪の権化がダミアンなら日本における悪の権化?というか悪のヒーロー(ヒールか)は加藤で決まり。というか普通に恐いよ。間違いなくこの人の勝ちですな。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-30 01:52:27) |
6. 帝都大戦
《ネタバレ》 加藤がいつサイコクラッシャーを撃ってくれるかとずっと待っていました…というのは冗談ですけど(勿論撃ちませんけど)、「帝都大戦」という大それた題名の割には実に小ぢんまりした戦い、A級になり損ねたB級と言った感じです。しかしこのいかにもな感じが逆にいい雰囲気となってます。ストーリーは、(原作&前作未見のため)「一体何がどーなってるんだ??」状態でしたが、スクリーミング・マッド・ジョージの特殊メイクはCGには出せないおどろおどろしいものになっていましたし、加藤保憲を演じた加藤久作…いやいや嶋田久作が役にはまり過ぎではまり過ぎで恐いくらいでした。超能力合戦は今から見れば「…」という感じは否めないですが、しかしそれもまた味のあるものになってますし、こういう類の映画が好きなら(恐らくは)楽しめると思います。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-22 19:48:50) |
7. 電車男
《ネタバレ》 普通に見れば今までにもあったようなラブストーリーですが、実際にあった事、と言う点と、これが色々な意味で有名な2ちゃんねるが元ネタ、というところが新しいといえば新しいですね。ストーリーについては、展開がやけにあっさりしていてもう少し電車男とねらー群の掛け合い、エルメスとのやり取りをもう少し深く描いて欲しかったですけど、それ以外の小ネタ、というか画面効果というか、そう云う所はなかなか面白かったです。特にオタク3人組の一人が戦死するところは思わず「プラトーン」を思い出してしまいました。あとラストについては、それほど感動するものでもありませんでしたが、その前のねらー群が駅のホームで電車男を励ますシーンはなかなか心に訴えてくるものがありました。作品としては、ドラマの進化版、という感じがしないでもなかったですが、見て損はないと思います。ちなみに、友達と見に行ったのですが、そのうちの一人が映画が終わってもずっとハイのままでした(笑)。どうやら彼には今年一番のヒットだったようです(いろんな意味で)。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-14 20:44:16) |
8. Deep Love アユの物語 劇場版
《ネタバレ》 演技やカメラワーク、その他諸々色々と荒を捜せばきりがないけれども、一番の問題はストーリー。エイズについての描写が物凄くいい加減であったり、言ってる事とやってる事が一致していないという時点でアウト。アユが死ぬ理由も結局は自業自得だし、これで感動しろというのは土台無理な話。それでも、これを見て(原作を読んで)援交をやめようと思った女の子達がいたのだから、この作品の存在は無駄ではないということでしょう。まあ、アタクシからしてみれば取るに足らない作品ですが…。 [DVD(字幕)] 4点(2005-06-22 23:55:03) |
9. デビルマン
《ネタバレ》 ある意味幸運な映画であり、ある意味不幸な映画。 普通こういうものは劇場公開すらされず、黙殺されるのがオチだが、この映画は原作があまりにも有名なため全国で公開された。それが幸運な点であり、それと同時に、そのあまりにも出来が悪いせいもあって、本当ならここなどで(俺含む)有志の人々に貶されるだけで済んだものを、普段は好んでこういう類の作品を見ない人々にも貶される羽目になった…それが不幸な点である。 で、実際、どのくらい出来が悪かったのかといえば、個人的な意見だが、そこまで“すんげぇ駄作”というわけではなかった。勿論、原作の持つ壮大なテーマは見事に消えうせ、ストーリー展開は「え?こんなんだったっけ?」という感じであったし、役者の演技は超が付くほどの下手さ。 悪魔特捜隊の連中が「サンゲリア2」のあの連中にしか見えなかったり、原作を2時間少々で纏め上げたせいもあって、何故サタンが人類を滅ぼそうとしたのか等というテーマ性を孕んだ部分がすっぱりカットされているなど、あげていったらきりがないが、原作と映画は違うものと思っているので(といっておきながら、恐らくジョジョが実写で映画化された日には、ものすごいこと書くんだろうなぁ…)そこら辺はあえて目を瞑り、ストーリーだけを見てみた。 とりあえず、話は進んでるなと思う。 そう、世の中には、本ッ当に全然話がわからん支離滅裂な作品てぇモンが存在するんですよ。それに比べりゃ、本作はまだマシな方。という事で、この点数。だけどね、やっぱり、演技は………。 [DVD(邦画)] 4点(2005-05-06 03:23:20)(笑:1票) (良:1票) |
10. 天国と地獄
《ネタバレ》 今から約40年前にこれほど完成したミステリー大作が出来てるとは、そりゃ今のミステリーがかすんで見えるのもうなずけます。勿論、今でも良い作品はありますが。冒頭からいきなり会社の重役たちの重苦しい会議が始り、決してドアップで映されているわけではないのに、まるでアップになってるかの如く登場人物全員が圧倒的な存在感を放ってます。そして中盤列車での身代金受け渡しは勿論、後半の犯人を徐々に追い詰めていく時のこの緊張感。全く無駄がありません。今では犯行に動機として色々な怨恨等が取り上げられますが、この犯人はただの羨望、妬みによって犯行に及んだ。それはどんな動機よりも恐ろしいです。そして、これほどまでに題名に深い意味が込められていて、作品の根幹に位置するものと密接なる関係を持っている作品も今では本当に珍しい。点数は文句無く9点。 9点(2004-09-20 18:47:27)(良:1票) |
11. 天空の城ラピュタ
ナウシカと並んで名作として語り続けられている作品だけど、俺はナウシカの方が好きだな。いや、この作品が嫌いなわけじゃない。この作品にはナウシカとは違う壮大さがある。個人的にドーラはいい味出してると思う。てか、ドーラ最高っす、マジで(爆) 7点(2003-05-25 21:14:36) |