241. 時をかける少女(1983)
《ネタバレ》 アニメ版を先に見ていたので「実写ってこんな感じだったの!?」という印象でした。 まあ作風としては他の大林監督作品などから「そういう感じ」とは途中から木津yいたのですが、合うか合わないかで言えば自分は合わなかったです。 ただ、合成の妙だったり最後の「めまいショット」で距離感を演出するところなど「おお!」と思う場面も多々。 後は(世代ではありませんが)原田知世という圧倒的な存在感の成せる技だと思いました。 それにしても、面と向かって(気絶している人間は体重が重く感じるとはいえ)重いというのは割と失礼な気も、、、 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-05 22:11:33) |
242. 富江VS富江
《ネタバレ》 富江の血を分け与えられた劣化版富江たちが、己の寿命に抗うために純粋な血を求めて戦う、、、といっても別に激しいバトルが繰り広げられるわけではありません。 終始地味です。 ただ、ラスト、炎に照らされながら主人公の同胞爆誕!する場面は、ちょと不気味でよかったです。ですが全体含めて富江の妖艶な魅力やら怪しげな雰囲気やらがほぼなく平坦な印象でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-11 18:15:23) |
243. “それ”がいる森
《ネタバレ》 それ、がいる森。何ともそそられるタイトル。そして予告編の感じからしてちょっと期待していました。 まあ過度な期待ではないですが。実際見ると、はじめの方でそれの正体を明示してしまうのと、後半に一気にデデーンと出てきてしまうのや、後半の展開になるにつれて一気に安っぽくなってしまうので残念ではあったのですが、前半の、何とか学校に溶け込もうとするくだりだったり、ヘッドライトに一瞬映るそれ、など、いいな、と思える要素もあったのも事実。 安っぽいCGだけどそれがぐわ~っと口を開けるのもなかなかきもくてよかったです。 ところどころ、ちょっとそれ無理ない?とか、結局大人と子供どっちが主役なん?とか思ってしまうのですが、個人的にそれほどひどい作品ではなかったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2022-10-16 19:45:47) |
244. ねらわれた学園(1981)
《ネタバレ》 タイトルだけは知っていて、地味に侵略されていくボディ・スナッチャーみたいな作品なのかと思っていましたが実際はずいぶんとふわっとした話でした(笑)」 いや、わかっていたんですよ。「ハウス/HOUSE」でどういう作風だかは。 だけど今回はこのエフェクトといい効果音といい、どうにも乗れませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-07-31 00:36:48) |
245. 大怪獣のあとしまつ
《ネタバレ》 「令和のデビルマン」などと結構な言われような本作。 だけど実際見てみれば別にそこまでひどい作品ではなく、たとえばダムのくだりとか個人的には結構よかったと思います。 そもそもデビルマンでさえ、確かにひどい作品ですが、別に「史上最低」っていうものではありませでしたし。 ただ、怪獣映画を楽しみにしている人から見れば、これは怒り心頭になるのもわかります。 「そういえば言われてみれば不思議だった大怪獣の死骸処理」という最高の材料がありながら、蓋を開けてみれば下らない政権批判と下品な会話劇、そして完全に怪獣映画をバカにしたポスト・クレジットで茶化されれば、そりゃ怒りますわ。 そもそも怪獣映画って、確かに怪獣という存在自体は荒唐無稽ですが、ちゃんとその「構築された世界」でしっかりとその世界の中の理のもと、真剣に向き合っている誠実さが魅力なのに下手なコメディにされたんじゃあねえ。という感じです。 まあ、この作品がそういうテーマで作られていないと言われればそれまでなのですが。 それなので非常に微妙。つまらないと言われればそれほど、ですが、やっぱりこのネタをもう一度、真剣に映画化してほしいと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2022-02-12 18:25:29)(良:1票) |
246. 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版
《ネタバレ》 多分シリーズ見ていればそれなりに楽しめるんでしょうけど、どうもこれから見始めたせいか、ディレクターのオラついてる感じが好きになれず。 他の白石作品に違わず、オカルトかと思えば外宇宙的な存在に言及される壮大さ、それは嫌いじゃないです。 いかにも作り物のCG幽霊は、まあ本作というか監督の持ち味なのでそこは許せます。 コワすぎ、という題名にしてはそんなに怖くないのはこの際ご愛嬌。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-16 19:12:07) |
247. シオリノインム
《ネタバレ》 民家の雰囲気だとか、ホラー演出はそれなりにされているのに7割がたがえっちな展開で「俺は何を見せられてるんだろう?という感じです。 えええっちなの目的で観ましたが(笑) あの悪霊?夢魔?のでっかい魔羅様はもうあきれるばかり。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-13 21:54:26) |
248. CUBE 一度入ったら、最後
《ネタバレ》 なんで今更?という感じですが、ここ最近の作品は20年前だろうが30年前だろうがリメイクが平然とできているので、まあそれはよしとします。 で、肝心の中身。「俺たちのCUBEを返せ!」とまでは言わないまでも「そうじゃねーんだよ」とは言いたいです。 本作の顔?ともいうべき冒頭の「元祖サイコロステーキ先輩」はブロックステーキ先輩みたいな感じでショックシーンが劣化していますし、トラップで死ぬのも多くない、そして「余計な人間ドラマ入れるんだったらもっと上映時間短くしてくれない?」と思ってしまいます。 まあ、見方によっては、ストーリーなんてほぼないに等しいオリジナルよりはちょっと重たいテーマを題材に選んでいるので、その分は見られるかな?という感じですが、それにしては主人公?の弟の自殺の件はやたらフォーカスされるのに他のメンツの背景はほぼ語られず、という感じでちょっとアンバランス。ぶっちゃけ観客は「いかにCUBEから脱出するか/グロテスクに死んでいくか」を楽しみに見にきている(はず)なのに人間ドラマ語られては興醒めもいいところ。 せっかく途中サイコパスな感じに変容したのに肝心おショックシーンも描かれておらずフラストレーションが溜まる一方でした。(終盤の)演技自体はなかなかよかったと思いますが。 まあ色々ありますが、すんげえ駄作、という感じではないけど、気の抜けたコーラ、またはぬるいビール、みたいな印象を受けてしまいました。 最後に、主題歌ですが、個人的にはこれはこれでアリだと思いました。 [映画館(邦画)] 5点(2021-10-22 22:08:14)(良:1票) |
249. 監幽 KAN-YU <OV>
《ネタバレ》 えっちなの目当てで観ました(笑) その実、えっちな要素はそれほど高くありませんでした。ただ、それを売りにしてるので観る前はもっとヘロヘロなものを想像してrたのに、意外とまともにつくられていたのでびっくり。 廃屋の感じだったりがチープですが、変に小綺麗じゃない分自分は結構雰囲気出ていたと思いますし、素っ裸の幽霊が遠巻きにボーッと突っ立てるのも「イット・フォローズ」とかでありましたが、後半に行くにつれて不気味さが増して言ったのでよかったです。 まあ、それ以上に、ラストの「女の子と一方的におまぐわいになるために律儀に順番待ちしているゾンビ(幽霊?)」の画がシュールすぎて全部吹っ飛んでしまうんですけど。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-08 00:51:42) |
250. ナナとカオル 第2章
《ネタバレ》 まあ、不純な動機で観たわけですが(笑) ナナ役の子は前作よりも好みかな、といった感じです。 扱っている題材は結構(かなり)アブノーマルですが、単純に倒錯した世界、というわけではなく、ちゃんと2人の青春ものとしても観られるところがいいです。 ちょっとエッチですが、ギリギリ一般人にも耐えられるレベル?という感じでしょうか。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-06 04:44:25) |
251. SLAM DUNK スラムダンク
《ネタバレ》 なるほどそこからネタを持って来たのね(笑)という感じです。 ですが正直、本編のキャラクターがみんな個性的というかしっかりと「キャラクター」が確率しているのに対して映画版のためかどうしても取ってつけた感が感じられてしまいました。 それとそんな理由で女の子ぶつなよ、って自分も思いました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-01 20:26:33) |
252. TEKKEN 鉄拳(2010)
《ネタバレ》 とりあえず、平八のあの鬼瓦のような顔と、髪の毛のとんがり具合が再現されてない時点でこの作品の志の低さがうかがえる。全く「アナタ(監督)のヤッテルコトワカリマセーン!」 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-11 02:50:13) |
253. ルパン三世VS名探偵コナン<TVM>
《ネタバレ》 近年のテレビシリーズルパンと比べるとだいぶマシな出来。 また地雷をつかまされるかと思いきや意外や意外案外まとまっていて最後まで観られた。 まあ活躍ぶりとしてはコナンが圧倒的な比重を占めているのでルパンファンはチョイと肩透かしか。 敵に関しても、ルパンの敵として考えると、終盤の次元のセリフにもある通り「ルパンたちの敵にしてはしょぼすぎ」なのだが、日本の一探偵にしか過ぎないコナン君を文字通り世界をまたにかけて活動するルパンたちと同じレベルで描くのは酷な話なので、まあこれくらいが妥当かと。 スパイ大作戦やカリ城のオマージュなどもあるのは御愛嬌というところか。 ま、全然対決してねぇじゃねぇかという結論に達するのだけど、あのマモーをして神と言わしめたルパンにコナン君ごときが端から勝てるわけないので、その辺は目を瞑ろう。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-02 21:42:11) |
254. グロテスク(2008)
《ネタバレ》 ギニーピッグ2に取ってつけたようなテーマをつけた感じの作品です。 確かに近年に製作された切株映画の中では上位かもしれませんが、役者が全然痛そうじにしてないので嘘臭さが目立ってしまいます。 犯人も犯人で、いろいろと趣向を凝らした拷問をやってくれますが、絶対途中で出血多量かショック死してると思うんですけど。素人考えですかね。 描写も、肝心な部分をあまり見せない、という点は、想像力に訴えるのである意味より一層恐怖心を増量させてくれますが、場面がぶつ切りだったりして作品自体に“どんよりとした重さ”があまり感じられません。 確かに、切株映画に慣れていない方にはとてもきつい作品ではありますが、見慣れている人にとっては、宣伝文句に書かれているような、とてつもなく凄まじい作品、とは感じないと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2009-11-07 04:16:32) |
255. Dr.ギグルス
《ネタバレ》 ホラー・スプラッターが下火になった90年代前半に制作されたサイコホラー…というかメディカルホラー。 宣伝文句等では「ジェイソンやフレディに次ぐ新たなホラーキャラ登場!」みたいな事が書いてありますが、まあ誇大宣伝とまでは言わないまでもそこまでの迫力、カリスマ性があるわけではありません。 まあ、命を救うはずの医者が殺人鬼、という設定は良いとしても、そう云った設定は過去にもいくつか存在していますし、何より、宣伝文句にある「心臓採集」が全然描かれていないので、お話になりません。 かといって、他の殺人シーンはといえば、特に代わり映えのしない方法で殺していくだけ。ラストで「私の発明だ」といって怪しげな医療器具…というか殆ど殺人道具が登場しますが、そんなもんがあるならもっと早く使えって感じです。 しかも、警官には腹(胸)撃たれるわ、医者には脚刺されるわでどこか間抜け。まああの笑い方(ギグル)だけは不気味で良いですが。 ストーリーのほうも、孤児になったのに成人した後は何故か精神病院に入院していたり、ゲームしてる子ども見て「手遅れだ」とか言って見逃したり(まあ、そこはアメリカ的といえばアメリカ的ですけど)、ヒロインは心臓が弱くて激しい運動するなとか言われてるのに思いっきり走ってるし(走らないと映画が映えないんだけどね)、ヒロインの友達カップルが「苦労して盗んだんだぜ~」と彼女に母ちゃんの下着着させようとしたり…っておいおいおい(汗)そんなの着させるなよ。俺だったら絶対ヤダけどね。 と、まあこんな感じに、どこか間抜けでゆるい感じに進行していくので、暇つぶし程度にしかなりませんよ、と。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-20 03:22:02) |
256. 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
《ネタバレ》 国際線の機内にて鑑賞。 ガンダムをちゃんと見るのはこれが初めてです。って、なぜ今まで見ることのなかった物を見る気になったかと云えば、06年のストーンズ来日コンサート時のオープニング・アクターでリッチーコッツェンが哀戦士を歌ったんで興味を持った、ってのが理由です。 ですんで、僕の中ではいつ哀戦士が流れるかとワクワクしていた、という状況でした。 ま、その話は置いといて、哀戦士、というサブタイトルだけあり、死んでいく人々のエピソード、特に兄弟たちを養うためにスパイ活動をする姉ちゃんやランバ・ラルの最期など、考えさせられるあるいは切なくさせるエピソードが結構ありましたが、全体を見るとどうもテンポが悪く、消化不良な感じを受けました。 まあ、3部作の中間作品だけを見ればこんな感想になっても仕方ないのかもしれないのですが…。 [DVD(邦画)] 5点(2008-03-14 03:05:26) |
257. マリー・アントワネット(2006)
《ネタバレ》 タイトルロールとオープニングの音楽を聴いた時点で、この作品が知的好奇心を刺激してくれるような歴史劇でないことは一目瞭然。 時代背景は違えど、ティーン・エイジャーの女の子という点でパーティにスウィーツにお洒落に夢中という意味ではやっぱりいつの時代もそこら辺の年代の子とあんま変わんないんだな~と思いました。 マリー・アントワネットについての一通りのことはなぞってるんでしょうけど、時代がどんどん先に進んでいるのでいったいどのくらいの時間が流れたかが全く分からず、話がものすごい勢いですっ飛んで行きます。 そんな感じなので、最終的に「あれ、ずいぶんあっけない幕切れ」と感じてしまいますし、残るものもこれと云ってありませんでした。 ただ、前半及び後半のオペラ座での描写は、皆に受け入れられていた時代と、皆から嘲笑されていた時代というものをうまく表現していると思います。 ということで、全体的な感想は5点くらいがちょうどいいと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-23 03:44:36) |
258. LOFT ロフト(2005)
《ネタバレ》 予告編だと結構面白そうに思えたんですが、そこは予告編マジックということで、実物はさして面白くありませんでした。 まあ、プロット自体はそれなりなんですが、見せ方と云うのがどうも。↓の方も言ってますが、ミイラと寝起きを共にするってなかなかできないんじゃないでしょうか。あの抑揚のない編集者も見ていてやる気あんのかと思ってしまいました。 黒い服を着た女性の幽霊も、はっきり出てくるまではまるで遊んでいるかのようにそこらをうろうろしてますし、出たら出たで「あ、安達祐実だ」としか思えませんでした。ここはやっぱり死国ねーちゃんこと栗山千明を使うべきですよッ!! と判らんことをのたまっていました。 ラストもラストで、キスで終わりにするもよし、あの終わり方も良いけど、死体発見→ギャー→水に落ちる…ってコントじゃあるまいし…。 どこまでが本気でどこまでがふざけてるのか(多分全部本気でしょうが)判らなく内容でした。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-02 09:58:40) |
259. 輪廻(2005)
《ネタバレ》 う~…ん、決して素材自体はそれほど悪いとは思わないのですが、やはりお決まりのびっくり描写、心霊描写等が多くてどうもいまいち、という感じがしました。 大体、亡霊(ということにしておこう)が何人と集まっても、どうしてもコメディに見えてしまって怖さが感じられないんですよね。まあこれは個人の感性の問題なんですけど。もっとこう、ここぞ、という時にとびっきりのものを見せてほしいと思います。 まあ、敢えて良いシーンを選ぶとしたら、冒頭の、人形の顔が崩れるところ、そして後半、人形がしゃべるとこと、でしょうか。 そして、あのオチ。 まあ、なんていうか、またそっち系?ということしか思えないんですよね。まあすべて悪いとは言いませんが。 呪怨のヒットで注目された人ですけど、あのOV版のなんとも言えない感じはたぶん、もう味わえないでしょうね。 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-16 00:34:53) |
260. NANA
《ネタバレ》 なんか聞くところによると、NANAの影響でブラックトップのレスポールが売れてるとかで(軽音の人も使ってた。ちなみにカスタムの方じゃないよ)、もしそれが本当ならNANAってマンガはジミー・ペイジやスラッシュのように偉大な存在なのかな…と一瞬考えてしまいました。 で、まあ流行ってるので見たわけですが…正直ロックを求めてる僕には合いませんでした。 登場人物の言ってる事もわかりますが、なんつーんすかね、こう、恋愛パートのほうはやっぱり主人公が女の子のせいか野郎にはついていけませんでしたし、ヤスでしたっけ?僕の理解が間違ってるなら申し訳ないんですが、弁護士事務所に勤めてるのにあの強面…というかサングラス…?と思ってしまいました。 役者の演技もイマイチでしたしね。 というわけで、色々といいましたが、結局、僕みたいなのはおとなしくBECKを読んでろって事ですね。 あ、あと、僕も↓【たいがー】さんと同じ事考えてました。夜中にギターって…。 [DVD(邦画)] 5点(2007-02-13 04:01:41) |